税理士の藤沼です。
税理士向けの求人を扱う転職エージェントは全20社以上あり、転職時に迷う方も多いのではないでしょうか。
実際、私自身が転職した時もどれを使って良いか分からず、20社近くのエージェントを使った結果、転職までに半年もかかりました。(しかも転職先選びに失敗)
そこで今回は、私の経験も踏まえた「税理士」「税理士科目合格者」の方にオススメの転職エージェントを紹介します。
なお、本記事では主観を排除するため、実際にリサーチした「求人数」「アンケート結果」「評判口コミ」を基にランク付けしています。
転職の際、ご参考いただければ幸いです。
また、会計士の方は 公認会計士におすすめの転職エージェント をご参照ください。
1986年生まれ(37歳)
税理士・公認会計士
2014年 EY新日本監査法人 入社
2018年 中堅会計事務所 入社
2019年 藤沼会計事務所 開業
2020年 アカウントエージェント㈱ 代表取締役
税理士に強い転職エージェント best3
税理士に強い転職エージェント best5
MS-Japan | Hupro | ジャスネット キャリア | |
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求人数 (税理士向け) | 約 2,000 件 | 約 1,500 件 | 約 800 件 |
対象年代 | 20代~50代 | 20代~40代 | 20代~30代 |
設立 | 1990年 | 2015年 | 1996年 |
資本金 | 5億8600万円 | 2億2740万円 | 3800万円 |
対象者 | 税理士 公認会計士 | 会計事務所 | 士業全般 |
特徴 | 求人数No.1 | 会計事務所に特化 | ややマイナー |
総合評価 | |||
評判口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
MS-Japan | Hupro | ジャスネット キャリア | 人材ドラフト | マイナビ税理士 | |
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求人数 (税理士向け) | 約 2,000 件 | 約 1,500 件 | 約 800 件 | 約 700 件 | 約 600 件 |
対象年代 | 20代~50代 | 20代~40代 | 20代~30代 | 20代~50代 | 20代~30代 |
設立 | 1990年 | 2015年 | 1996年 | 2000年 | 1973年 |
資本金 | 5億8600万円 | 2億2740万円 | 3800万円 | 3400万円 | 21億210万円 |
対象者 | 税理士 公認会計士 | 会計事務所 | 士業全般 | 会計系全般 | 税理士 |
特徴 | 求人数No.1 | 会計事務所に特化 | 士業向け | ややマイナー | 求人数少なめ |
総合評価 | |||||
評判・口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
税理士にオススメの転職エージェントランキング


税理士におすすめの転職エージェントは、次のとおりです。
1位 MS-Japan | 会計系・士業に特化した大手転職エージェント。 税理士向けの求人数はNo.1であり、必ず利用すべき転職エージェント。 |
2位 Hupro | 会計事務所に特化した転職エージェント。 会計事務所の求人数が非常に多く、併用がおすすめ。 |
3位 ジャスネット | 公認会計士・税理士に強い転職エージェント。 会計事務所の求人は少なめだが、求人を網羅性を高めるならおすすめ。 |
4位 人材ドラフト | 会計税務に強い転職エージェント。 規模は小さいが、会計事務所の求人を多く扱っている。 |
5位 マイナビ税理士 | 転職大手マイナビが運営する転職エージェント。 税理士専門だが、求人数は少なめ。 |
なお、当記事での「総合評価」及び「ランキング順位」は、当サイトのランキング付けの評価基準 に準拠しています。
それでは、各転職エージェントの特徴を解説します。
1位 MS-Japan


公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
- 求人数 : (10/10)
- 情報の精度 : (10/10)
- サポート : (10/10)
- 対応スピード : ( 9/10)
- 評判・口コミ : ( 9/10)
- 総合評価 : (10/10)
関連記事 MS-Japanの評判・口コミ
MS-Japanの税理士向け求人数は、全エージェント中No.1の求人数でした。
MS-Japanは、会計・税務系の士業に特化した転職エージェントです。
非常に規模の大きな転職エージェントであるため、知名度が非常に高く、広告等で見かけた方も多いでしょう。
税理士向けの求人数が最多であるだけでなく、利用した税理士からの評判が高い点も大きな特徴です。
私自身も転職の際に活用しましたが、アドバイザーの質が非常に高く、我々の業界にかなり精通している印象を持ちました。
私たちの業界は専門性が高く求められるため、税理士のキャリアに深く精通したアドバイザーの存在は、とても希少です。
転職で失敗をしたくないのであれば、絶対にMS-Japanを利用すべきです。
そのくらいオススメできます。
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/ 税理士向けの求人数No.1 \
2位 Hupro


公式サイト:https://hupro-job.com/
- 求人数 : ( 9/10)
- 情報の精度 : (10/10)
- サポート : ( 9/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 9/10)
- 総合評価 : ( 9/10)
関連記事 Hupro(ヒュープロ)の評判・口コミ
Huproの税理士向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で2番目に多い求人数でした。
Huproは、会計事務所に特化した転職エージェントです。
会計事務所全体の求人数では業界最多であり、税理士向けの求人数も多く取り扱っています。
そのため、求人数を広く網羅した上で絞り込みたいという方は、Huproを併用することを推奨します。
ただし、Huproは利用者が40代までに限定されており、50代以上の方は利用できないのでご注意ください。
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/ 会計事務所の求人数No.1 \
3位 ジャスネットキャリア


公式サイト:https://career.jusnet.co.jp/
- 求人数 : ( 8/10)
- 情報の精度 : ( 8/10)
- サポート : ( 9/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 9/10)
- 総合評価 : ( 8/10)
関連記事 ジャスネットキャリアの評判・口コミ
ジャスネットキャリアの税理士向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で3番目に多い求人数でした。
ジャスネットキャリアは、「公認会計士・税理士」に強い転職エージェントです。
MS-Japan・Huproに比べると税理士向け求人がやや少ないですが、他のエージェントに比べると求人数は多い部類です。
傾向としては、「経理」の求人がやや多い傾向にありました。
こちらも登録必須とは言えませんが、3社目を活用されたい方にはオススメです。
4位 人材ドラフト


公式サイト:https://www.jinzai-draft.com/
- 求人数 : ( 8/10)
- 情報の精度 : ( 7/10)
- サポート : ( 8/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 7/10)
- 総合評価 : ( 7/10)
関連記事 人材ドラフトの評判・口コミ
人材ドラフトの税理士向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で4番目に多い求人数でした。
人材ドラフトは、主に「会計事務所・税理士法人」の求人を多く扱っている転職エージェントです。
具体的には、保有している税理士向け求人の約7割が、会計事務所または税理士法人の求人でした。
ただし、サポート面でやや悪い口コミが検出され、あくまで「求人の網羅」を目的とした利用がオススメです。
5位 マイナビ税理士


公式サイト:https://zeirishi.mynavi-agent.jp/
- 求人数 : ( 7/10)
- 情報の精度 : ( 8/10)
- サポート : ( 9/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 8/10)
- 総合評価 : ( 7/10)
関連記事 マイナビ税理士の評判・口コミ
マイナビ税理士の税理士向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で5番目に多い求人数でした。
マイナビ税理士は、転職大手「株式会社マイナビ」が運営する税理士向けの転職エージェントです。
マイナビ自体は超大型(総合型)の転職エージェントですが、「マイナビ税理士」に関しては、やや規模が小さめのようです。
また、口コミでは「大手であることの安心感があった」という良い口コミが見られた反面、「内定後、承諾を急かされた」という悪い口コミも見つかりました。
求人数は比較的多いため、補完的に利用する価値はあると思います。
「税理士科目合格者」にオススメの転職エージェントランキング


次に、税理士科目合格者におすすめの転職エージェントを紹介します。
なお、「税理士科目合格者」向けの求人数は全体的に少ないため、複数の転職エージェントを利用することで求人数をカバーすることをオススメします。
それでは、1位から見てみましょう。
1位 MS-Japan


公式サイト:https://www.jmsc.co.jp/
- 求人数 : (10/10)
- 情報の精度 : (10/10)
- サポート : (10/10)
- 対応スピード : ( 9/10)
- 評判・口コミ : ( 9/10)
- 総合評価 : (10/10)
関連記事 MS-Japanの評判・口コミ
MS-Japanの税理士科目合格者向け求人数は、全エージェント中No.1の求人数でした。
税理士などの会計・税務系の士業に強いMS-Japanですが、「税理士一部科目合格者」向けの求人数も非常に多い結果となりました。
税理士受験生からの評判も良いものが多く、特に「キャリアカウンセリング」には定評がありました。
私自身も転職時に利用していますが、確かにカウンセリングのレベルは高く、自分の将来の方向性を明確にすることができました。
税理士受験に身を置いて年数の少ない方の中には、自分の将来の方向性を決めかねている方も多いでしょう。
そんな方は、MS-Japanでのキャリアカウンセリングを一度受けてみると良いですよ。
驚くほど有益であり、濃密な時間を過ごすことができたので、私はイチオシです。
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/ 税理士受験生向けの求人数No.1 \
2位 Hupro


公式サイト:https://hupro-job.com/
- 求人数 : ( 9/10)
- 情報の精度 : (10/10)
- サポート : ( 9/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 9/10)
- 総合評価 : ( 9/10)
関連記事 Hupro(ヒュープロ)の評判・口コミ
Huproの税理士科目合格者向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で2番目に多い求人数でした。
Hupro(ヒュープロ)は、会計事務所・税理士法人に専門特化した大手エージェントです。
税理士向け求人も多く扱っていますが、受験生向け求人も非常に多く検出されました。
「税理士科目合格者」向けの求人数は、「税理士」向けの求人よりも数が少ないため、より求人を網羅するためにもHuproを併用するのが上手い使い方です。
なお、Huproは利用者の年齢層が40代までに限定されているため、50代以上の方はご注意ください。
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/ 会計事務所の求人数No.1 \
3位 人材ドラフト


公式サイト:https://www.jinzai-draft.com/
- 求人数 : ( 9/10)
- 情報の精度 : ( 7/10)
- サポート : ( 8/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 7/10)
- 総合評価 : ( 7/10)
関連記事 人材ドラフトの評判・口コミ
人材ドラフトの税理士科目合格者向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で3番目に多い求人数でした。
人材ドラフトは、会計業界に特化した転職エージェントです。
中でも「会計事務所」の求人が多く、地方求人(東京以外の求人)の割合が多いという特徴があります。
そのため、「地方の会計事務所を探している」という方にはオススメです。
なお、東京都内の求人もありますが、他の転職エージェントに比べるとやや少なめでした。
4位 TACキャリアエージェント


公式サイト:https://tacnavi.com/
- 求人数 : ( 8/10)
- 情報の精度 : ( 6/10)
- サポート : ( 7/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 6/10)
- 総合評価 : ( 7/10)
関連記事 TACキャリアエージェントの評判・口コミ
TACキャリアエージェントの税理士科目合格者向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で4番目に多い求人数でした。
通常「税理士科目合格者向けの求人数」は、「税理士向けの求人数」よりも少ない傾向にありますが、唯一TACキャリアエージェントだけは逆転していました。
口コミにもありますが、受験生に寄り添ったサービスであることから、受験生向けの求人が多く用意されているのでしょう。
TACキャリアエージェントの他、(運営媒体である)TACプロフェッションバンクでは各種就活対策を行っているため、こちらも意外と役立ちます。
5位 マイナビ税理士


公式サイト:https://zeirishi.mynavi-agent.jp/
- 求人数 : ( 7/10)
- 情報の精度 : ( 8/10)
- サポート : ( 9/10)
- 対応スピード : (10/10)
- 評判・口コミ : ( 8/10)
- 総合評価 : ( 7/10)
関連記事 マイナビ税理士の評判・口コミ
マイナビ税理士の税理士科目合格者向け求人数は、調査時点では全転職エージェントの中で5番目に多い求人数でした。
マイナビ税理士は、意外と求人数が多くありません。
業種としては「会計事務所・税理士法人」「コンサル」をメインに取り扱っているため、求人数を網羅したい方は利用されても良いでしょう。
転職大手としての経験値が高く、「キャリアカウンセリングが良かった」などの口コミも見られました。
敢えて利用すべきとは言い切れませんが、転職エージェント・転職サイトを多く使いたいという方にはオススメです。
【ランキング外】その他の転職エージェント


そのほか、会計・税務系の転職エージェントは沢山あります。
その他の転職エージェント
- 会計求人プラス
- 経理転職.com
- 大原キャリアナビ
- SACT
- 経理転職ナビ
- 人材スカウト
- アカナビ
- SYNCA
- エルキャリ
- 経理・会計.com
- アビタス
- 経理エージェント
- VRPパートナーズ
- ビズリーチ
それぞれ、かんたんに解説します。
会計求人プラス


公式サイト:https://kaikeiplus.jp/
会計求人プラスは、会計業界専門の転職サイト(求人サイト)です。
会計求人プラスの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では約100件~程度ありました。
全体的に求人数が少ないため、併用サイトとして利用するのが良いかもしれません。
また会計求人プラスは「転職サイト」ですので、エージェントサービスが受けられない点にもご注意ください。
経理転職.com


公式サイト:http://www.finance-jac.com/
経理転職.com は、転職大手「JACリクルートメント」の運営する転職エージェントです。
経理転職.com の「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では約100件~程度ありました。
「経理専門」かと思いきやそうではなく、求人の約6割が「会計事務所」、約3割が「コンサル」という比率でした。
経理転職.com は総合型の転職エージェントが運営していることもあり、「専門性が低い」「業界をあまり知らない」などの口コミがありました。
大原キャリアナビ


公式サイト:https://www.o-hara-cs.jp/
大原キャリアナビは、皆さんご存知「資格の大原」が運営する転職エージェントです。
大原キャリアナビの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では 約100件~程度ありました。
大原は、TACに比べて求人数が少なめのようです。
求人数が少なめですから、こちらも他の転職エージェントと併用されるのが良いと感じます。
SACT


公式サイト:https://sactjp.com/zeirishi-navi/
SACTは、税理士や公認会計士など、士業を専門とする転職エージェントです。
しかし、実際は「USCPA」に最も力を注いでいるようで、税理士向けの求人数はさほど多くありませんでした。
SACTの「税理・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では 約100件~程度ありました。
求人を網羅したい方は登録しても良いかもしれません。
経理転職ナビ


公式サイト:https://keiri-navi.workport.co.jp/
経理転職ナビは、経理・財務の求人をメインに取り扱っている「転職サイト」です。
経理転職ナビの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は 約50件~程度ありました。
※ 経理転職ナビは経理以外にも求人を取り扱っており、全てが経理財務の求人というわけではありません。
また、経理転職ナビは「転職サイト」(求人サイト)にカテゴライズされ、各種エージェントサービスを受けることができない点にもご留意ください。
人材スカウト


公式サイト:https://www.viscas-jinzai.com/
人材スカウトは、「会計事務所・税理士事務所」の求人をメインに扱う転職エージェントです。
人材スカウトの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では約50件~程度ありました。
人材スカウトは、かつて東京税理士会とも提携していた実績ある転職エージェントです。(現在は提携解除済み)
しかし、税理士向けの求人数は少なく、どちらかといえば無資格者向けのサービスになっています。
アカナビ


公式サイト:https://kaikeizeimu.jp/
アカナビは、主に派遣・パートの求人を取り扱う「求人サイト」です。
アカナビは主に主婦の方をターゲットとしており、税理士向けの求人数は少なめでした。
SYNCA


公式サイト:https://synca.net/
SYNCAは、管理部門に特化した転職サイトです。
SYNCAの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では約10件~程度ありました。
ここからは、さらに求人数が減ります。
エルキャリ


公式サイト:https://el-career.com/
エルキャリは、主に管理部門・士業の求人を扱う転職エージェントです。
エルキャリ の「税理士向・税理士科目合格者向け」の求人数は、約10件~程度ありました。
エルキャリは運営期間が短いため、保有求人数が少なめなのかもしれません。
ただし、非公開求人もそれなりに確保していると考えられるため、求人を網羅したい方は利用してみても良いかもしれません。
経理・会計.com


公式サイト:https://www.keiri-kaikei.com/
経理・会計.com は、会計系の求人を専門に扱う「転職サイト」です。
経理・会計.com の「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点では約5件~程度ありました。
主に事務員・パートの方向けの転職サイトであることから、税理士向けの求人は少なめのようです。
アビタス


公式サイト:https://uscpa転職.com/
アビタス転職は、USCPAの受験予備校としても有名な「アビタス」が運営する転職エージェントです。
取り扱われている求人は、「監査法人」「経理財務」「コンサル」がメインです。
アビタス転職の「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点ではともに 0件 でした。
アビタス転職では、会計系の求人が扱われていますが、その多くがUSCPA・公認会計士向けの求人のようです。
経理エージェント


公式サイト:https://keiri-agent.com/
経理エージェントは、経理専門の転職エージェントサービスです。
経理エージェントの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点ではともに 0件 でした。
もともとの求人数自体が少ないため、利用の際は注意が必要かもしれません。
VRPパートナーズ


公式サイト:https://www.vrp-p.jp/
VRPパートナーズは、アクチュアリー・公認会計士・税理士専門の転職エージェントです。
VRPパートナーズの「税理士・税理士科目合格者向け」の求人数は、調査時点ではともに 0件 でした。
なお HPを確認してみると、更新がストップしているように見えます。
ビズリーチ


公式サイト:https://www.bizreach.jp/
最後に、大手総合型転職エージェント「ビズリーチ」です。
ビズリーチの「税理士向け」の求人数は、調査時点では 約200件~程度ありました。
しかし、ビズリーチに限らず「大手総合型の転職エージェント」はあまりオススメできません。
なぜなら、私たち税理士の専門性をあまり理解できておらず、相性の悪い企業・事務所を紹介されてしまう可能性があるからです。
業種別「税理士」にオススメの転職エージェント・転職サイト


ここでは、すでに特定の業界に絞って転職先を探している税理士の方向けに、「業種別」にオススメの転職エージェント・転職サイト(Top3)を紹介します。
なお、取り上げる業種は次の3つです。
- 会計事務所 / 税理士法人
- 経理 / 財務
- コンサル / アドバイザリー
それぞれ解説します。
「会計事務所/税理士法人」に強い転職エージェント
税理士向けの「会計事務所・税理士法人」の求人数については、MS-Japan1強でした。
転職エージェント | 評価 |
---|---|
1位 MS-Japan | ★★★★★ |
2位 Hupro | ★★★★☆ |
3位 ジャスネットキャリア | ★★★☆☆ |
会計事務所への転職なら、MS-Japan1択と言えます。
MS-Japanは「税理士向けの会計事務所求人」の数が群を抜いており、利用しない場合、他の求職者よりも不利(選択肢が少ない)になってしまいます。
会計事務所・税理士法人への転職なら、必ずMS-Japanを利用すべきです。
\ かんたん3分で登録完了 /
/ 税理士向けの求人数No.1 \
「経理/財務」に強い転職エージェント
転職エージェント | 評価 |
---|---|
1位 Hupro | ★★★★★ |
1位 MS-Japan | ★★★★★ |
3位 ジャスネットキャリア | ★★★☆☆ |
税理士向けの「経理・財務」の求人は全体的に少ないですが、Hupro・MS-Japanはほぼ同程度の求人数を有していました。
なお事業会社系の求人は、各転職エージェントのコネクション・営業力によって取り扱う求人が異なることから、転職エージェントによって求人の重複率(被る割合)が少ない傾向にありました。
そのため、経理への転職であればHupro・MS-Japanの2社を併用されることをオススメします。
「コンサル/アドバイザリー」に強い転職エージェント
税理士向けFAS系のコンサル求人についても、「MS-Japan」が最も多い求人数を保有していました。
ちなみに私自身もMS-Japanを利用し、コンサル系の事務所に転職しています。
総合評価もMS-Japan1強ですが、不安な方・求人を網羅したいという方は、マイナビ税理士・Huproも併用されると良いでしょう。
\ かんたん3分で登録完了 /
/ 税理士向けの求人数No.1 \
業種別「税理士科目合格者」にオススメの転職エージェント・転職サイト


続いて、すでに特定の業界に絞って転職先を探している「税理士科目合格者」の方向けに、業種別にオススメの転職エージェント・転職サイト(Top3)を紹介します。
こちらも、次の3つの業種ごとに紹介します。
- 会計事務所/税理士法人
- 経理/財務
- コンサル/アドバイザリー
それぞれ解説します。
「会計事務所/税理士法人」にオススメの転職エージェント
税理士科目合格者向けの「会計事務所・税理士法人」の求人数は、MS-Japanが最も多い求人数でした。
先述のとおり、MS-Japanは受験生からの評判も良かったことから、税理士科目合格者の方には最もオススメできる転職エージェントです。
ただし、MS-Japanのみでは求人を網羅できない可能性があるため、より多くの選択肢の中から選び抜きたい方は、Huproも併用されると良いでしょう。
「経理/財務」にオススメの転職エージェント
税理士科目合格者向けの「経理・財務」の求人数については、Hupro・MS-Japanがほぼ同数という結果でした。
なお、税理士科目合格者向けの経理の求人は(全体的に)かなり少ない傾向にあります。
職種・ポジション・残業時間など、多くの条件で選びたい方は、利用する転職エージェントを増やすことで求人数を増やすことをオススメします。
「コンサル/アドバイザリー」にオススメの転職エージェント
税理士科目合格者向けの「コンサル・アドバイザリー」の求人数については、MS-Japanが最も多い結果でした。
コンサル系の職種は求人数が非常に多いため、求人を網羅するためにはHuproまたはマイナビ税理士との併用もオススメです。
税理士・税理士科目合格者向け「未経験OK」の求人数が多い転職エージェント


こちらも、実際に求人検索システムを用いて「未経験者OK」の求人数を調べてみました。
全社リサーチには工数がかかりすぎるため、求人数上位5社のみ調査し、掲載させていただきます。
以下は、それぞれ「税理士」「税理士科目合格者」ごとに「未経験OK」の求人数を集計した結果です。
「未経験OK」の求人数Top5
税理士 | 税理士科目合格者 | |
---|---|---|
1. MS-Japan | ★★★★★ | ★★★★★ |
2. Hupro | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
3. マイナビ税理士 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
4. ジャスネットキャリア | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
5. 人材ドラフト | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
(2023年12月1日現在)
上位5社は、いずれも先述のランキング上位に入っている転職エージェントですので、利用者の評判は良く、私自身も利用してみて好印象を感じたエージェントでした。
なお、完全な「未経験」の分野に転職するリミットとなる年齢は 40歳 です。
挑戦したい分野がある場合には、30代までに経験されることをオススメします。
\ かんたん3分で登録完了 /
/ 税理士向けの求人数No.1 \
税理士・税理士科目合格者が転職エージェントを利用する際の「注意点」


特に、初めて転職エージェントを利用される方は、不安があるはずです。
そこで、ここでは特に注意すべき3つのポイントを紹介します。
- 内定承諾を急かされるケースがある
- 経験不足のコンサルタントも存在する
- 税理士科目合格者は、できればカジュアル面談をする
それぞれ、注意点と対処法を紹介します。
① 内定承諾を急かされるケースがある


本当によく聞きます。 注意して下さい。
税理士業界は、基本的に(税務から遠い転職先でない限り)応募すれば、高い確率で内定を得られます。
しかし、転職エージェントによっては(また 担当コンサルタントによっては)、内定の承諾を急かしてくるケースがあります。
私はたまに転職のご相談を受けるのですが、本当によく耳にします。
転職は文字どおり「人生」がかかっていますから、急かされると、どうしても急いで内定承諾してしまう方も多いでしょう。
また、転職エージェント(担当コンサルタント)も仕事なので、売上をあげるために転職を急かす人もいるでしょう。
しかし、人生がかかっているからこそ、他人に急かされて転職を決めてはいけません。
この対処法は2つあります。
- 複数の転職エージェントを使う(+それを明言する)
- 他の転職エージェント経由で、他の求人にも応募している旨を伝える(応募していなくても)
まず、転職の際は必ず2社以上の転職エージェントを利用すべきです。
求人の網羅性を高める意味もありますが、それ以上に、転職エージェントに対して牽制を働かせる効果があるからです。
他の転職エージェントも利用していることが分かれば、あまり強気に出ることはなくなり、慎重にコミュニケーションを進めてくれるでしょう。
複数の転職エージェントを利用することは一般的ですから、それを伝えたからと言って、扱いが悪くなることはまずありません。
また、もし内定承諾を急かすようなことがあった場合は、(仮に応募していなくても)他の転職エージェント経由で他の求人にも応募している旨を伝えましょう。
これにより、内定承諾期間の延長を打診してもらえたり、条件を有利に交渉してくれる可能性があります。
担当コンサルタントと対等な立場を取ることで、隙に付け込まれないための工夫が必要です。
※ 「税理士科目合格者」の方の場合、勉強のしやすさなど希望条件が増えるため、内定承諾を急かされるシチュエーションが増える傾向にあります。 ご注意ください。
② 経験不足のコンサルタントも存在する


これも、あるあるです。
税理士業界に限った話ではありませんが、転職エージェントの担当コンサルタントの中には、「明らかに経験不足」と感じるコンサルタントも存在します。
コンサルタントも人間なので仕方ありませんが、私たちにとって「転職」は人生がかかっています。
大切なのは、「経験不足のコンサルタントも居る」ということを知っておくことです。
特に転職が初めての方は、何から考えれば良いか分からない事が多く、初めて会ったコンサルタントのことを信用しやすい傾向にあります。
しかし先述のとおり、コンサルタントの中には経験不足の方もいるため、信用しきると誤ったキャリア・転職先を紹介されても気付かないというリスクが生まれます。
このリスクを排除するためには、「複数の転職エージェントを利用」することをオススメします。
複数の転職エージェントを利用しておくことで、より広い視点で転職市場を眺めることができるでしょう。
③ 税理士科目合格者は、できればカジュアル面談をする


税理士科目合格者にとって、重要な基準の1つが「勉強時間を確保できるかどうか」でしょう。
転職エージェントに聞けば、「残業時間の多さ」について聞くことができます。
しかし、入社前と入社後とでは、状況が一変する可能性があるため注意して下さい。
私もFAS系の会計事務所に転職しましたが、事前に知らされていた残業時間が「30時間」だったのに対し、実際に入社すると「100時間」ほどになった月もありました。
私のケースは極端だと思いますが、現実に起こり得るのです。
そこでオススメなのが、(面接を受ける前に)カジュアル面談を受けることです。
これによる効果は2つあります。
- 組織の雰囲気をラフに知ることができる
- 本当に勉強時間を確保できるのか、念押しできる。
ぶっつけ本番で面接を受けてしまうと、事務所の雰囲気を十分に観察することなく、内定を迫られてしまいます。
しかし、事前にカジュアル面談を受けることで、(相手も面接ではないので)より自然体に近い雰囲気を見ることができ、「勉強時間を確保してくれそうかどうか」を見定める機会を増やすことができます。
また、採用担当者と「複数回」顔を合わせることで、勉強時間を確保できることの念押しができます。
会計事務所業界は慢性的な人手不足であり、「残業時間を過少に申告してでも、人材を採用したい」と考える経営者がいます。(残念ですが、よく見かけます)
しかし、相手も人間ですから何度も「勉強時間を確保できるか」と確認することで、ある程度の配慮をしてもらえるようになるでしょう。
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税理士におすすめの転職エージェントまとめ
MS-Japan | Hupro | ジャスネット キャリア | |
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求人数 (税理士向け) | 約 2,000 件 | 約 1,500 件 | 約 800 件 |
対象年代 | 20代~50代 | 20代~40代 | 20代~30代 |
設立 | 1990年 | 2015年 | 1996年 |
資本金 | 5億8600万円 | 2億2740万円 | 3800万円 |
対象者 | 税理士 公認会計士 | 会計事務所 | 士業全般 |
特徴 | 求人数No.1 | 会計事務所に特化 | ややマイナー |
総合評価 | |||
評判口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
MS-Japan | Hupro | ジャスネット キャリア | 人材ドラフト | マイナビ税理士 | |
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求人数 (税理士向け) | 約 2,000 件 | 約 1,500 件 | 約 800 件 | 約 700 件 | 約 600 件 |
対象年代 | 20代~50代 | 20代~40代 | 20代~30代 | 20代~50代 | 20代~30代 |
設立 | 1990年 | 2015年 | 1996年 | 2000年 | 1973年 |
資本金 | 5億8600万円 | 2億2740万円 | 3800万円 | 3400万円 | 21億210万円 |
対象者 | 税理士 公認会計士 | 会計事務所 | 士業全般 | 会計系全般 | 税理士 |
特徴 | 求人数No.1 | 会計事務所に特化 | 士業向け | ややマイナー | 求人数少なめ |
総合評価 | |||||
評判・口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
利用料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
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最後に、税理士にオススメの転職エージェントをまとめます。
- MS-Japan(一番オススメ)
- Hupro
- ジャスネットキャリア
「MS-Japan」は登録必須です。
なぜなら、税理士向けの求人数がNo.1であり、かつ私たち税理士業界のキャリアに最も精通しているからです。
転職エージェント選びは、人生を左右します。
くれぐれも質の低いエージェントを選んで失敗しないよう、注意してください。
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