MS-Japanの評判・口コミと、実際に使った感想【公認会計士監修】

公認会計士・税理士の藤沼です。

管理部門での転職を考えている方にとって、「転職エージェント選び」は悩みどころです。

そこで今回は、管理部門に特化した転職エージェント MS-Japan の評判・口コミを紹介します。

筆者自身も、会計士として利用したことがありますので、当該感想も交えて紹介します。

MS-Japanの評判・口コミにジャンプ

この記事を書いた人

1986年生まれ(37歳)
公認会計士税理士

2014年 EY新日本監査法人 入社
2018年 中堅コンサル事務所 入社
2019年 藤沼会計事務所 開業
2020年 アカウントエージェント株式会社 代表

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目次

MS-Japanとは?

MS-Japanとは?

MS-Japanは、管理部門に特化した転職エージェントです。

MS-Japanの会社概要は、次のとおりです。

運営会社株式会社MS-Japan
設立年月日1990年4月26日
資本金586百万円
本社〒102-0071
東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F
代表取締役社長有本 隆浩
従業員数141名(2022年3月31日現在)
会社区分東京証券取引所プライム市場上場
分類転職エージェント(人材紹介業)
求人数非常に多い
強み管理部門(特に会計・税務系に強い)
 関連サービス・AIキャリア診断
・年収診断 など多数
利用料金無料

MS-JAPANは、「管理部門」への転職に特化した転職エージェントです。

専門特化型エージェントとしては規模が非常に大きく、実績として、2021年には「管理部門・士業におすすめしたい転職エージェント」1位を獲得しています。(日本トレンドリサーチによるインターネット調査)

転職エージェント全体で見ると中堅規模という位置づけですが、管理部門業界では大手に入る規模です。

また、士業(公認会計士・税理士・USCPA・弁護士など)の登録者数は年間3,000人を超えており、士業からの評判も高いようです。

実際、私も会計士として転職活動をした際に、利用した転職エージェントの1つでした。

強み・専門分野

MS-Japanの専門分野は「管理部門」です。

具体的には、次の職種に特化されています。

MS-Japanが特化している職種

  • 経理部・財務部
  • 人事部
  • 総務部
  • 法務部
  • 経営企画部
  • 内部監査部
  • 広報・IR・マーケティング・購買部
  • 秘書
  • 役員
  • 会計事務所・監査法人
  • 法律事務所・特許事務所
  • 社会保険労務士事務所
  • コンサルティング
  • 金融系

上記のとおり、事業会社の管理部門をほぼ網羅しています。

中でも、MS-Japanが特に力を入れているのは「会計・税務」の業界です。

実際に求人検索をしてみると分かりますが、求人は経理・会計事務所が中心でした。(詳しくは後述)

また、MS-Japanは士業資格者の求人にも力を入れています。

MS-Japanが得意としている士業資格者は、次のとおりです。

MS-Japanが得意とする士業資格

  • 公認会計士(論文合格者を含む)
  • 税理士(科目合格者を含む)
  • 弁護士(司法試験合格者を含む)
  • 社会保険労務士
  • 弁理士
  • USCPA

先述のとおり、MS-Japanは経理・会計事務所などの「会計・税務系」求人に特化しているため、得意とする対象士業資格も「公認会計士」「税理士」が中心でした。

ただし、実際には無資格者や未経験者向けの求人も多く、利用対象が上記有資格者に限定されているわけではありません。

求人数

MS-Japanの求人数

実際に、MS-Japanが保有する求人数を調べてみました。

MS-Japanの保有する求人数

  • 東京  :4,706件
  • 東京以外:2,446件
  • 合計  :7,152件

(2023年12月1日現在のデータ)

専門特化型転職エージェントとしては、非常に多い求人数です。(なお参考:他の転職エージェントとの比較

特に、「経理・財務」に絞った際の求人数は、業界トップクラスでした。

この時点で、経理・会計事務所への転職を考えている方には、オススメの転職エージェントと言えるでしょう。

なお、MS-Japanが保有する求人数について、もう少し詳細なデータは後述しています。

サービス概要

MS-Japanから受けられるサービスの概要は、次のとおりです。

1. 求人検索あり
2. キャリアカウンセリングあり
3. スカウトサービスあり
4. 履歴書・職務経歴書の添削あり
5. 面接対策あり
6. 条件交渉の代行あり
7. 利用料無料

上記のとおり、MS-Japanでは一般的な転職エージェントに求められるサービスを全て受けることができます。

また、求職者の方は無料で利用することができます。

MS-Japanの評判・口コミを集めてみた。

MS-Japanの評判・口コミを集めてみた。

MS-Japanの評判・口コミを集めたので、まとめて掲載します。

① キャリアカウンセリングが優秀だった。

日商簿記1級取得者Aさん(34歳)の口コミ
日商簿記1級取得者Aさん(34歳)の口コミ
Aさん
(匿名)

プロフィール

  1. 年齢  :34歳(転職時)
  2. 保有資格:日商簿記1級
  3. 転職先 :上場子会社経理 → 経営企画
  4. 評価  :( 5.0 )

評判・口コミ

大学卒業以来、システム系の上場子会社にて経理をしていました。予算編成などに携わっていましたが、より「経営」に近いポジションで仕事がしたく、MS-JAPANに登録しました。転職に成功したポイントとしては、MS-JAPANの「キャリアカウンセリング」が非常に良かった点です。経理経験だけの私が「経営」に近いポジションに就くのはやや不安でしたが、そのようなキャリアプランは一般的である事を教えてくれ、また自分の理想に合った企業をご紹介いただけました。

② 特に、経理の求人に強い。

経理マンBさん(34歳)の口コミ
公認会計士Cさん(38歳)の口コミ
Bさん
(匿名)

プロフィール

  1. 年齢  :34歳(転職時)
  2. 保有資格:日商簿記1級
  3. 転職先 :経理 → 上場経理
  4. 評価  :( 5.0 )

評判・口コミ

今回が初めての転職で、手探りから始まったため転職エージェントも4~5社利用した。
いずれも会計系に強いと言われる転職エージェントであり、その中の1つとしてMS-Japanを利用。
私が利用した転職エージェントの中でも、MS-Japanは最も「経理」に強いと感じた。
理由は2つあり、1つ目は求人の多さ。そして2つ目は業界での働き方の理解度の高さである。
単純に提案された求人票の数が群を抜いており、経理への転職を考えていた私にとっては、非常に有益であった。

③ キャリアアドバイザーの質が高いと感じた。

公認会計士Cさん(38歳)の口コミ
公認会計士Cさん(38歳)の口コミ
Cさん
(匿名)

プロフィール

  1. 年齢  :38歳(転職時)
  2. 保有資格:公認会計士
  3. 転職先 :税務アドバイザリー → FAS
  4. 評価  :( 5.0 )

評判・口コミ

以前所属していたファームでは、組織再編によって税務担当になってしまいましたが、M&Aなど幅広い会計コンサルに携わりたく、転職を考えました。年収を大きく上げ、転職に成功したポイントとしては、MS-JAPANのキャリアアドバイザーの質の高さだと思います。会計・税務業界を熟知しており、経歴などの表面上で判断することなく、私の内的な欲求や性格から、自分に適した求人をご紹介いただけました。面接対策も、非常に細やか・丁寧で素晴らしかったです。

④ 担当者の対応が少し遅いと感じた。

経理マンDさん(33歳)の口コミ
経理マンDさん(33歳)の口コミ
Dさん
(匿名)

プロフィール

  1. 年齢  :33歳(転職時)
  2. 保有資格:日商簿記検定1級
  3. 転職先 :上場経理 → 外資系上場経理
  4. 評価  :( 3.0 )

評判・口コミ

複数のエージェントを使っており、MS-Japanもその1つだった。
自分だけかもしれないが、MS-Japanはエージェント担当者のメールの返信スピードが遅いと感じた。
限られた時間・期限の中で転職活動を進めるのだから、もう少しスピード感があると良いと感じた。
色々なHPでの口コミは良いものが多い印象だったが、少なくとも私の担当者はイマイチだった。
求人数や各求人に対する理解度、その他サービス面では特に不満を感じることはなかった。

⑤ コンサルタントが超優秀。

経理マンEさん(35歳)の口コミ
公認会計士Cさん(38歳)の口コミ
Eさん
(匿名)

プロフィール

  1. 年齢  :35歳(転職時)
  2. 保有資格:簿記1級・USCPA
  3. 転職先 :外資経理 → 上場経理
  4. 評価  :( 5.0 )

評判・口コミ

2度転職活動をしており、いずれもMS-Japanを利用した。
正確には、1度目の転職でMS-Japanを含めた会計系転職エージェントを3社利用し、2度目の転職ではMS-Japanのみを利用していた。
MS-Japanはとにかく提案がクリティカルであり、芯を付いている。これは、初回の面談で私の趣向を非常によく理解していることの裏付けであると思う。
転職エージェントによっては、こちらの要望とは異なる求人を紹介するケースがあり辟易することがあるが、MS-Japanでは不満を感じることが一度もなかった。
間違いなく優秀な転職エージェントである。

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MS-Japanを利用した私の感想

MS-Japanを利用した私の感想

私自身も、(公認会計士として)転職活動の際にMS-Japanを利用しました。

その際に感じたMS-Japanの特徴は、大きく2つありました。

MS-Japanを利用した際の感じた特徴
  • 専門職業界への理解度が高い
  • 紹介される求人は、ほぼ希望通りの求人だった

それぞれ解説します。

専門職業界への理解度が高い。

私はMS-Japanを過去に複数回利用したことがあり、複数の担当者(キャリアアドバイザー)と面談しキャリアカウンセリングを受けたことがあります。

いずれの方も、(他の転職エージェントに比べて)会計・税務業界への理解度が高いと感じました。

上記口コミにおいても、専門職業界への理解度の高さを評価するコメントがあり、キャリアアドバイザーの品質の平均値が高いのでしょう。

実際、MS-Japan自体の離職率は低いため、専門職業界へのナレッジが多く蓄積されているのでしょう。

私は会計士として「会計事務所」「経理」「会計コンサル」など幅広いキャリアを模索していましたが、全ての選択肢について非常に深い知見を有していると感じました。

紹介される求人は、ほぼ希望通りの求人だった。

MS-Japanに登録すると、(キャリアカウンセリング後)定期的に求人が送られてきます。

この送付されてくる求人が、ほぼ当初の希望通りの求人でした。

転職経験者の方なら分かると思いますが、転職エージェントに登録した後、自分の希望しない求人ばかり送付してくるエージェントは意外と多いです。

この点、MS-Japanは専門職への理解度が高いためか、アンマッチな求人を送ってくることがほぼありませんでした。

これにより、求人を選ぶ手間が少なくなり、転職活動が少し楽になりました。

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MS-Japanの取扱い求人をリサーチしてみた。

MS-Japanの取扱い求人をリサーチしてみた。

MS-Japanで取り扱っている求人について、詳細を確認します。

MS-Japanで取り扱っている求人概要

対応職種コンサルティング会社
– FAS / その他会計アドバイザリー / 内部統制 / フォレンジック / IPOコンサル

事業会社
– 経理部・財務部(CFO含む) / 内部監査部 / 経営企画部 / 人事・総務 / 広報 / IR / 法務部 / 知財部 / 購買・物流部

会計事務所・税理士法人
– 税務顧問・記帳代行 / 国際税務・海外進出支援

監査法人
– 大手監査法人 / 中小監査法人

金融系法人
– 銀行・投資銀行 / 証券会社 / ファンド

その他
– 秘書・オフィスワーク / 社会保険労務士事務所 / 法律事務所 / 特許事務所
対応資格公認会計士 / 公認会計士論文式試験合格者 / 税理士 / 税理士科目合格者 / USCPA / 簿記1級 / 簿記2級 / 簿記3級 / 弁護士 / 司法試験合格 / 社会保険労務士 / 弁理士 / その他
対応エリア全国
対応雇用形態正社員 / 契約社員 / アルバイト・パート

MS-Japanの取り扱い求人は、日本全国の管理部門がメインです。

以下、MS-Japanの取扱い求人の細かな内訳データを紹介します。

ここでは結論のみを掲載しますが、さらに詳細な情報はMS-Japanの求人データを徹底的にリサーチしてみた。で紹介しています。

求人の「職種」内訳データ

MS-Japanが掲載している求人票を全て抽出し、「職種別」に集計してみました。

結果は次のとおりです。

MS-Japanの取扱い求人の「職種」内訳データ

MS-Japanの取扱い求人の「職種」内訳データ
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2023年12月1日現在のデータ)

求人の約半数が「会計・税務系」の求人であり、MS-Japanは特に会計・税務系に力を入れていることが分かりました。

中でも特に「経理」の求人が多いことが分かりました。

また、その他では人事系の求人も多いことが分かります。

求人の「募集資格」内訳データ

MS-Japanが掲載している求人票を全て抽出し、「募集資格別」に集計してみました。

結果は次のとおりです。

MS-Japanの取扱い求人の「募集資格」内訳データ

MS-Japanの取扱い求人の「募集資格」内訳データ
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2023年12月1日現在のデータ)

※ 「簿記」などの検定資格は「資格不問」に含めています。

先述のとおり、MS-Japanは会計・税務系の求人に力を入れているため、自然と「公認会計士・税理士」向けの求人が多い結果となりました。

また、職種としても取り扱いの多かった「人事系」の求人ですが、対象となる士業資格である「社労士」向けの求人はさほど多くありませんでした。

一方で、最も多かったのは「資格不問」の求人でした。

MS-Japanでは士業資格者への強さもアピールしていますが、実は、無資格者方向けの求人の方が多いようです。

求人の「雇用形態」内訳データ

MS-Japanが掲載している求人票を全て抽出し、「雇用形態別」に集計してみました。

結果は次のとおりです。

MS-Japanの取扱い求人の「雇用形態」内訳データ

MS-Japanの取扱い求人の「雇用形態」内訳データ
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2023年12月1日現在のデータ)

MS-Japanは「転職エージェント」であることから、取り扱い求人の大半が「正社員」の求人でした。

その他、契約社員・アルバイト・パートに加えて、「シニア雇用」の求人も検出されています。

一方、MS-Japanは派遣会社ではないため、「派遣求人」はほぼ検出されませんでした。

経理や会計事務所の派遣求人を探す際は、ヒュープロなどの会計系派遣に強いサイトを利用されることをオススメします。

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MS-Japanを利用するメリット

MS-Japanを利用するメリット

MS-Japanを利用するメリットは、次のとおりです。

MS-Japanを利用するメリット
  1. 管理部門の求人数が非常に多く、選択肢が豊富
  2. 「経理・財務」に極めて強く、求人数はNo.1
  3. 2万人以上の内定実績があり、安全性が高い

それぞれ解説します。

管理部門の求人数が非常に多く、選択肢が豊富

管理部門の求人数が非常に多く、選択肢が豊富

MS-Japanは、管理部門(経理・財務・人事・総務・法務など)に強い「専門特化型転職エージェント」です。

管理部門の求人だけでも、求人数は7,000件を超えており、この水準は全転職エージェントの中でも最大規模です。

そのため、企業の管理部門に絞って転職活動をされる方には、MS-Japanはおすすめです。

「経理・財務」に極めて強く、求人数はNo.1

「経理・財務」に極めて強く、求人数はNo.1

MS-Japanは、管理部門の中でも特に「経理・財務」に力を入れており、求人数は全転職エージェントの中でもNo.1です。

私自身も転職活動の際にMS-Japanを利用しましたが、確かに、紹介される求人数が非常に多かったことを覚えています。

私たち求職者にとって、エージェントの「求人数」は「選べる未来の選択肢」を意味します。

経理・財務への転職を希望し、かつ将来の選択肢を狭めたくない方には、MS-Japanの利用を強く推奨します。

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2万人以上の内定実績があり、安全性が高い

2万人以上の内定実績がある

MS-Japanは1990年に創立され、30年以上の歴史ある転職エージェントです。

内定実績は2万件を超えており、専門特化型エージェントの中では非常に大きな実績です。

小さな転職エージェントの場合、自社の利益(求職者を紹介することによる成功報酬)を優先し「希望に沿わない求人」や「怪しげな求人」を紹介するケースが多々あり、キャリアの選択を誤るリスクがあります。

転職が初めての方の場合「転職エージェントに騙されるのではないか?」と不安視される方も多いでしょう。

この点、MS-Japanは知名度も高い大手転職エージェントであることから、安全に利用できるというメリットがあります。

そのため、MS-Japanは特に「転職が初めて」という方にはオススメできます。

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MS-Japanを利用する際の注意点

MS-Japanを利用する際の注意点

MS-Japanを利用する際には、次の点に注意する必要があります。

MS-Japanを利用する際の注意点
  1. 管理部門以外の職種には弱い
  2. 担当者がややドライ?

それぞれ解説します。

管理部門以外の職種には弱い

管理部門以外の職種には弱い

MS-Japanは「管理部門」に特化しているため、その他の職種には弱いというデメリットがあります。

たとえば、「営業職」や「エンジニア」等の求人はほぼ掲載していません。

そのため、管理部門以外の職種への転職を考えている方には、MS-Japanはオススメできません。

担当者がややドライ?

担当者がややドライ?

MS-Japanはキャリアコンサルタントを多く抱えており、一部で「担当者がややドライ・淡泊だった」という評判・口コミが検出されました。

確かに、私が利用した際も(他のエージェントと比較すると)やや落ち着いたサービスである印象を受けました。

面談時に質問すると答えが即答で返ってくるため、もしかするとその部分を「ドライ」と感じる方がいたのかもしれません。

この点は、私たち求職者と担当アドバイザーの相性もあると思いますし、もし「苦手だな」と感じた場合にも、担当者変更を申し出ると良いでしょう。

なお、MS-Japanのキャリアアドバイザーは、 MS-Japanのキャリアアドバイザー一覧ページから閲覧することができます。

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MS-Japanのその他関連サービス

MS-Japanのその他関連サービス

MS-Japanの提供するその他のサービスの中で、「良いかも」と感じたサービスをご紹介します。

MS-Japanの関連サービス
  1. AIキャリア診断
  2. 年収診断ツール

それぞれ、解説します。

AIキャリア診断

AIキャリア診断

AIキャリア診断は、求職者が登録時に入力した情報に基づき、AIがキャリアプランを診断してくれるサービスです。

MS-Japan利用登録時の情報を用いるため、診断は1分で終わります。

私も利用しましたが、かなり精度が高く、実際に転職した企業とかなり似た結果が出ました。

診断精度が高い背景には、おそらく30年以上の実績(ナレッジの蓄積)があると考えられます。

登録後すぐに使えるようになるため、動き出す前に使うことで、キャリアの方向性が掴めるかもしれません。

年収診断ツール

年収診断ツール

こちらも、利用者から人気のサービスのようです。

このサービスは、登録者2万人のデータを用い、適正な市場価値(年収)を提示してくれるというサービスです。

初めて転職活動をされる方は、自らの適正な年収をイメージしづらく、過小評価される方も多いです。
このサービスを利用することにより、低い年収で契約してしまうようなリスクを回避できるでしょう。

登録後1分で自分の価値が分かるため、こちらも人気のツールです。

【比較】MS-Japanと他の転職エージェントを比べてみた。

MS-Japanの利用を検討している方向けに、競合他社(大手転職エージェント)との比較表を作成してみました。

ここでは、次の「職種」および「資格」ごとにMS-Japanと他社を比較をします。

他社比較メニュー
  • 経理
  • 会計事務所
  • 人事
  • 公認会計士
  • 税理士

それでは、それぞれ解説します。

経理

「経理」に強い転職エージェント3社を比較してみました。

結果は以下のとおりです。

MS-JapanHuproREX
求人数2019 件1905 件1293 件
うち未経験者OK155 件64 件61 件
対象年齢20代~60代20代~50代20代~50代
設立1990年2015年2002年
強み管理部門会計事務所士業
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

(2023年12月1日現在のデータ)

経理の求人を多く扱っているのは、MS-JapanおよびHuproの2社でした。

両者の違いとしては、MS-Japanは未経験者向けの求人が多く、Huproは東京都内の求人が多いという違いがありました。

経理への転職を考えている方には、この2社がオススメです。

なお、経理に強い転職エージェントについて、詳しくは下記の記事で紹介しています。

会計事務所

「会計事務所・税理士法人」に強い転職エージェント3社を比較してみました。

結果は以下のとおりです。

MS-JapanHuproREX
求人数1295 件5504 件2399 件
うち未経験者OK258 件1200 件317 件
対象年齢20代~60代20代~50代20代~50代
設立1990年2015年2002年
強み管理部門会計事務所士業
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

(2023年12月1日現在のデータ)

会計事務所への転職を考えるのであれば、正直Hupro1択だと思います。

理由は上記のとおり、求人数が全エージェント中No.1だからです。

ただし、会計事務所は日本国内に2万以上もあり、エージェント1社だけでは求人を網羅できないため、他社と併用するのはアリでしょう。

なお、会計事務所に強い転職エージェントについて、詳しくは下記の記事で紹介しています。

人事

「人事」に強い転職エージェント3社を比較してみました。

結果は以下のとおりです。

MS-JapanHuproジャスネット
求人数925 件671 件188 件
うち未経験者OK167 件52 件13 件
対象年齢20代~60代20代~50代20代~30代
設立1990年2015年1996年
強み管理部門会計事務所コンサル
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

(2023年12月1日現在のデータ)

人事への転職を考えている方は、MS-Japanを必ず利用すべきです。

理由は上記のとおりですが、求人数(未経験者向け含む)が全エージェント中No.1だからです。

人事業界も専門職であり、人事業界に精通したアドバイザーの多いMS-Japanはオススメです。

公認会計士

「公認会計士」に強い転職エージェント3社を比較してみました。

結果は以下のとおりです。

MS-Japanマイナビ会計士REX
求人数636 件約 5000 件約 1500 件
対象年齢20代~60代20代~30代20代~50代
設立1990年1973年2002年
強み管理部門会計士に特化会計士・税理士
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

(2023年12月1日現在のデータ)

私自身も公認会計士として転職を経験していますが、正直、会計士ならマイナビ会計士1強だと思います。

用意されている求人数が群を抜いており、サービス面も神だと感じました。

もちろん、1社だけでは不安という方が大多数だと思いますから、MS-Japanを併用するのは大いにアリです。(私自身も併用しました。)

なお、会計士向けの転職エージェントについて、詳しくは下記の記事で紹介しています。

税理士

「税理士」に強い転職エージェント3社を比較してみました。

結果は以下のとおりです。

MS-JapanHuproREX
求人数661 件約 1000 件約 1500 件
対象年齢20代~60代20代~50代20代~50代
設立1990年2015年2002年
強み管理部門会計事務所会計士・税理士
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

(2023年12月1日現在のデータ)

税理士向けの転職エージェントとしては、レックスアドバイザーズが頭一つ抜けていると感じます。

私自身も(会計士としてですが)転職時にレックスアドバイザーズを利用していますが、カウンセリングが上手く、特にキャリアの方向性が決まっていない方にはオススメであると感じました。

また、Huproも税理士向けの求人が多いため、こちらも併せて利用すべきです。

MS-Japanは税理士向けの求人がさほど多くなく、「不安な方は利用しても良いかな?」というレベル感でした。

税理士向けの転職エージェントについて、詳しくは下記の記事で紹介しています。

MS-Japanは、こんな方にオススメ

MS-Japanは、こんな方にオススメ

MS-Japanは、次のような方にオススメです。

MS-Japanは、こんな方にオススメ
  1. 管理部門への転職を希望する方(※ ただし…)
  2. 年収を上げたい方
  3. 都市部での転職を考えている方

それぞれ解説します。

管理部門への転職を希望する方(※ ただし…)

先述の求人数データからも分かる通り、MS-JAPANには「管理部門」の求人数が非常に多いです。

そのため、「経理」「財務」「人事」「内部監査」などの管理部門への転職を考えている方には、MS-Japanを強くオススメします。

ただし、「総務」「秘書」といった事務系の求人は少なかったため、この点は注意して下さい。

あくまで MS-Japanは、経理・税務・人事などの「専門職系」に強い転職エージェントです。

年収を上げたい人

MS-Japanの求人データを集計したところ、「年収700万円以上」の求人が約5,000件もヒットしました。

MS-Japanでは上場会社の求人を多く揃えていることから、提供される求人データの年収帯も高いという特徴があるのです。

そのため、「年収を下げたくない」「転職によって年収を今よりも上げたい」という方には、MS-Japanをオススメできます。

ただし、MS-Japanの求人は都市部(東京・神奈川・大阪・愛知など)に集中しています。

そのため、地方での転職を考える方には、MS-Japanはあまりオススメできません。

会計税務系の有資格者

先述の求人数データからも分かる通り、MS-Japanには会計士・税理士向けの求人が多く揃っています。

アドバイザー一人ひとりの業界への理解度も高いため、会計士・税理士・簿記資格取得者など、会計・税務系への転職を考えている方にはMS-Japanをオススメできます。

ただし、(求人数は非常に多いものの)業界No.1の求人数ではないため、業界大手のエージェントと併用することを推奨します。

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MS-Japanに関してよくある疑問(Q&A)

MS-Japanのサービスに関して、よくある質問を全てまとめました。


MS-Japanの強みは何ですか?

会計税務業界の求人に特化しており、特に「経理・財務」「人事」の求人数が多いことに強みがあります。

「会計税務」「人事」の求人に関しては、全エージェント中No.1の求人数です。

MS-Japanの利用料金はいくらですか?

MS-Japanは、登録から内定まですべて無料で利用できます。

MS-Japanの使い方を教えてください。
  1. MS-Japan公式HPから新規登録を行います。(1分で終わります)
  2. 登録後、当日中に担当アドバイザーから電話またはメールで連絡が来ます。
  3. 連絡が来た際、面談の日程調整を行います。
  4. 面談後、多くの非公開求人データを入手することができます。
MS-Japanは、新卒者も利用することができますか?

利用可能です。

新卒者向けの求人も多くあり、管理部門に興味のある大学生にも好評のサービスです。

MS-Japanはシニアも利用できますか?

MS-Japanは、いわゆるシニア層(嘱託雇用)の方も利用できます。

実際、MS-Japan求人検索システムを閲覧したところ、シニア向けの嘱託雇用求人も目視で検出されました。

MS-Japanには、派遣の求人もありますか?

派遣の求人については、ほぼ取り扱っていません。

経理・会計事務所で派遣として働きたい方には、会計系派遣に強いヒュープロが最もオススメです。

MS-Japanでは、面接対策を受けることはできますか?

可能です。

MS-Japanは会計・税務業界専門の転職エージェントであり、企業への面接前に面接対策を受けることができます。

なお、面接対策を希望する際は、自ら希望の旨を担当エージェントに伝えてください。

MS-Japanのエージェントとの面談は必須ですか?

必須ではありません。また、電話での面談(経歴の伝達)は可能です。

ただし、転職エージェントは初回面談が非常に重要です。

キャリアの方向性を誤らないためにも、可能な限り、初回面談を受けることをオススメします。

なお、面談はZoom等のリモートも対応しています。

MS-Japanからの選考中、他の求人に応募することはできますか?

可能です。

選考を同時に進めることには規約上の制限がありません。

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MS-Japanから利用を断られた場合、どうしたら良いですか?

万が一MS-Japanから利用を断られた場合は、職種に応じた他の転職エージェントを利用すれば良いでしょう。

詳しい対処法は、MS-Japanの利用を断られた!拒否理由と解決策で解説しています。

MS-Japanの退会方法を教えてください。
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  1. MS Career マイページにログインする。
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  3. 「同意する」にチェックを入れ、同意をクリックすると退会できます。

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MS-Japanの総合評価

MS-Japanの総合評価

以上をまとめると、MS-Japanの総合評価は次のとおりです。

MS-Japanの評価
  1. 求人数    :( 9/10 )
  2. 情報の詳細さ :( 8/10 )
  3. サポート力  :( 9/10 )
  4. 対応のスピード:( 10/10 )
  5. 評判・口コミ :( 9/10 )

  総合評価    :( 9/10 )

(参考:当サイトのランキング評価基準

以上、MS-Japanの評判口コミを紹介しました。

所感としては、「経理部」「人事部」への転職なら強く推奨できるものの、それ以外の部門や、管理部門以外の職種への転職にはオススメできないと感じました。

私自身は(会計士として)会計税務業界への転職した際に利用しましたが、使用感としては非常に満足しています。

以上、MS-Japanの評判・口コミまとめでした。

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