公認会計士・税理士の藤沼です。
管理部門にめっぽう強い転職エージェントとして MS-Japanは有名ですが、評判や口コミを知りたい方が多いようです。
そこで今回は、管理部門に特化した転職エージェント「MS-Japan」の評判を紹介します。
私自身も、転職活動の際にMS-Japanを利用していますので、その感想レビューも含めて紹介します。
MS-Japanの良い評判・口コミ
MS-Japanの悪い評判・口コミ
MS-Japanの利用をおすすめする人
MS-Japanの利用をおすすめしない人
2014年 EY新日本監査法人 入社
2018年 中堅コンサル事務所 入社
2019年 藤沼会計事務所 開業
2020年 アカウントエージェント株式会社 代表
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MS-Japanの総合評価
総合評価 :(10/10 )
- 求人数 :(10/10 )
- 情報の詳細さ :(10/10 )
- サポート力 :(10/10 )
- 対応のスピード:(10/10 )
- 評判・口コミ :( 9/10 )
(参考:当サイトのランキング評価基準)
MS-Japanは「経理」「会計事務所」の求人に非常に強いという特徴があり、キャリアアドバイザーの品質の高さには高い評価が多く検出されました。
特に「経理」への転職を考えている方には、登録必須の転職エージェントです。
一方、「会計・税務」「人事」以外の職種を希望する方には、利用はオススメできません。
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MS-Japanの良い評判・口コミ
MS-Japanの良い評判・口コミは、次のとおりです。
全体的に、「アドバイザーの質が高い」という口コミが多く検出されました。
以下、紹介します。
① 経理の求人にかなり強いと感じた
プロフィール
- 年齢 :34歳(転職時)
- 性別 :男性
- 保有資格:日商簿記1級
- 転職先 :経理 → 上場経理
- 評価 :( 5.0 )
評判・口コミ
今回が初めての転職で、手探りから始まったため転職エージェントも4~5社利用した。
いわゆる会計系の転職エージェントを主に登録し、その中の1つとしてMS-Japanを利用。
その上でMS-Japanは最も「経理」に強いと感じた。
理由は2つあり、1つ目は求人の多さ。そして2つ目は業界での働き方への理解度の高さである。
単純に提案された求人票の数が群を抜いており、経理への転職を考えていた私にとっては非常に有益だった。
② キャリアカウンセリングが優秀
プロフィール
- 年齢 :34歳(転職時)
- 性別 :男性
- 保有資格:日商簿記1級
- 転職先 :上場子会社経理 → 経営企画
- 評価 :( 5.0 )
評判・口コミ
大学卒業以来、システム系の上場子会社にて経理をしていました。予算編成などに携わっていましたが、より経営層に近いポジションで仕事がしたく、MS-Japanに登録しました。転職に成功したポイントは、MS-Japanのキャリアカウンセリングが非常に良かった点です。経理経験だけの私が経営に近いポジションに就くのはやや不安でしたが、自分の理想に合った企業をご紹介いただき、容易に内定を獲得できました。
③ キャリアアドバイザーの質が高い
プロフィール
- 年齢 :38歳(転職時)
- 性別 :男性
- 保有資格:公認会計士
- 転職先 :税務アドバイザリー → FAS
- 評価 :( 5.0 )
評判・口コミ
以前所属していたファームでは組織再編により税務担当になってしまいましたが、M&Aなど幅広い会計コンサルに携わりたく、転職を考えました。年収を大きく上げることができた要因は、MS-Japanのキャリアアドバイザーの質の高さだと思います。会計・税務業界を熟知しており、経歴などの表面上で判断することなく、私の内的な欲求や性格から適した求人をご紹介いただけました。面接対策も非常に細やか・丁寧で素晴らしかったです。
④ コンサルタントが優秀
プロフィール
- 年齢 :35歳(転職時)
- 性別 :女性
- 保有資格:簿記1級・USCPA
- 転職先 :外資経理 → 上場経理
- 評価 :( 5.0 )
評判・口コミ
2度転職活動をしており、いずれもMS-Japanを利用した。
正確には、1度目の転職でMS-Japanを含めた会計系転職エージェントを3社利用し、2度目の転職ではMS-Japanのみを利用していた。
MS-Japanはとにかく提案がクリティカルであり、芯を付いている。これは初回の面談で私の趣向を非常によく理解していることの裏付けだと思う。
転職エージェントによっては、こちらの要望とは異なる求人を紹介するケースがあり辟易することがあるが、MS-Japanでは不満を感じることが一度もなかった。
間違いなく優秀な転職エージェントである。
⑤ 心のサポートまでしてもらえた
書類作成・面接練習に加えて、心のサポートまでしてもらえたという良い口コミです。
MS-Japanは管理部門に強い転職エージェントであり、管理部門への転職者にはサービスが非常に手厚いです。
私が利用した際にも、応募先の面接対策をしてもらい、無事内定を得ることができました。
⑥ 他のエージェントより親身
「他のエージェントより親身」という良い口コミです。
MS-Japanは初回面談で1時間近く時間を取り、趣味嗜好に至るまで、かなり念入りに求職者のニーズを聞き出します。
きめ細やかなカウンセリングがあるため、ミスマッチが少ないようです。
私が利用した際は初回面談時に20社ほどの求人を紹介されましたが、確かに、全て自分の希望通りの求人でした。
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MS-Japanの悪い評判・口コミ
MS-Japanの悪い評判・口コミは、次のとおりです。
以下、紹介します。
① 担当者の対応が少し遅いと感じた
プロフィール
- 年齢 :33歳(転職時)
- 性別 :男性
- 保有資格:日商簿記検定1級
- 転職先 :上場経理 → 外資系上場経理
- 評価 :( 3.0 )
評判・口コミ
複数のエージェントを使っており、MS-Japanもその1つだった。
自分だけかもしれないが、MS-Japanはエージェント担当者のメールの返信スピードが遅いと感じた。
限られた時間・期限の中で転職活動を進めるのだから、もう少しスピード感があると良いと感じた。
色々なHPでの口コミは良いものが多い印象だったが、少なくとも私の担当者はイマイチだった。
求人数や各求人に対する理解度、その他サービス面では特に不満を感じることはなかった。
② 担当者がいきなり変わった
「担当者がいきなり変わった」という悪い口コミが検出されました。
担当者が変わるという事は、今まで伝えていた情報の引き継ぎが必要になりますから、その過程で求職者に対して挨拶があるはずです。
なぜ担当者が変わったのかは定かではありませんが、変更後も挨拶がないのは、内部コミュニケーションに問題があったものと考えられます。
ただし、担当者が変わること自体はかなりレアケースです。
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MS-Japanを転職活動で使った私の感想レビュー
私自身も、転職活動の際にMS-Japanを活用しました。
その際に感じたMS-Japanの特徴は、大きく2つありました。
それぞれ解説します。
専門職業界への理解度が高い。
私はMS-Japanを過去に複数回利用したことがあり、複数の担当者(キャリアアドバイザー)と面談しキャリアカウンセリングを受けたことがあります。
いずれの方も、(他の転職エージェントに比べて)会計・税務業界への理解度が高いと感じました。
上記口コミにおいても、専門職業界への理解度の高さを評価するコメントがあり、キャリアアドバイザーの品質が平均して高いのでしょう。
実際、MS-Japan自体の離職率は低いため、専門職業界へのナレッジが多く蓄積されているものと考えられます。
私は「会計事務所」「経理」「会計コンサル」など幅広いキャリアを模索していましたが、全ての選択肢について非常に深い知見を有していると感じました。
紹介される求人は、ほぼ希望通りの求人だった。
MS-Japanに登録すると、(キャリアカウンセリング後)定期的に求人が送られてきます。
この送付されてくる求人が、ほぼ当初の希望通りの求人でした。
転職経験者の方なら分かると思いますが、転職エージェントに登録した後、自分の希望しない求人ばかり送付してくるエージェントは意外と多いです。
この点、MS-Japanは専門職への理解度が高いためか、アンマッチな求人を送ってくることがほぼありませんでした。
これにより、求人を選ぶ手間が少なくなり、転職活動が少し楽になりました。
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MS-Japanの特徴
MS-Japanの特徴は、次のとおりです。
それぞれ解説します。
① 管理部門に特化している
MS-Japanの大きな特徴は、「管理部門」の求人に特化している点です。
管理部門の求人を専門に扱っている転職エージェントはいくつかありますが、その中でもMS-Japanは最大級の規模を誇っています。
なお、MS-Japanで取り扱っている「管理部門」とは、具体的には次の職種です。
(2024年9月1日現在のデータ)
- 経理部・財務部
- 会計事務所
- 監査法人
- 内部監査部
- 人事部
- 総務部
- 法務部
- 経営企画部
- 広報・IR・マーケティング・購買部
- 秘書
- 役員
- 法律事務所・特許事務所
- 社会保険労務士事務所
- コンサルティング
- 金融系
求人全体を見て分かる通り、ほぼ全ての求人が管理部門の求人です。
また、求人の約半数が「経理・財務」「会計事務所」「監査法人」など会計税務系求人という点も大きな特徴です。
次いで多かったのが「人事」「総務」の求人でした。
② 会計・税務の業界にかなり強い
MS-Japanは、管理部門の中でも特に「会計・税務」の業界に強いという特徴があります。
下記は、会計・税務系に強い転職エージェント大手5社の【求人数比較表】です。
会計・税務系エージェント大手5社
MS-Japan | ヒュープロ | レックスアドバイザーズ | ジャスネット キャリア | 人材ドラフト | |
---|---|---|---|---|---|
「経理」 求人数 | 約 2,000 件 | 約 1,900 件 | 約 1,100 件 | 約 1,500 件 | 約 500 件 |
「会計事務所」 求人数 | 約 1,500 件 | 約 5,500 件 | 約 1,900 件 | 約 700 件 | 約 1,300 件 |
強み | 管理部門 | 会計・税務 | 士業 | 士業 | 会計事務所 |
総合評価 | |||||
評判・口コミ | 評判・口コミ | 評判・口コミ | 評判・口コミ | 評判・口コミ | 評判・口コミ |
(2024年9月1日現在のデータ)
いずれも「会計・税務」に転職強いエージェントですが、中でもMS-Japanは「経理」の求人数がNo.1です。
また、「会計事務所」の求人数も2番目に多いです。
転職エージェントを選ぶ際は、「求人数」が正義です。
そのため、経理・会計事務所への転職なら、MS-Japanは登録必須のエージェントです。
③ 士業向けの求人が豊富
MS-Japanは、士業向け求人を多く保有しています。
資格名称 | 求人数 |
---|---|
公認会計士 | 約 700 件 |
税理士・税理士科目合格者 | 約 1,800 件 |
USCPA | 約 200 件 |
(2024年9月1日現在のデータ)
いずれも、業界ではかなり多い部類です。
こちらも、競合他社との比較表をご確認下さい。
士業系エージェント大手5社
MS-Japan | ヒュープロ | マイナビ会計士 | レックスアドバイザーズ | ジャスネット キャリア | |
---|---|---|---|---|---|
「公認会計士」 求人数 | |||||
「税理士」 求人数 | |||||
「USCPA」 求人数 | |||||
強み | 管理部門 | 会計・税務 | 公認会計士 | 士業 | 士業 |
評判・口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
各エージェントによって得意とする士業は異なりますが、MS-Japanは全般的に強いです。(特に税理士に強い)
ただし、「弁護士」「司法書士」「弁理士」「社労士」「行政書士」など、会計系・税務系以外の士業向け求人はかなり少ないです。
各士業にオススメの転職エージェントは、次の記事内でそれぞれ比較して紹介しています。
④ キャリアアドバイザーが優秀
先述のMS-japanの良い評判・口コミにもありましたが、MS-Japanはアドバイザーの評判がとても良いです。
そのため、求職者には次の恩恵が得られます。
- 「会計・税務」業界の幅広い知識が得られる
- 転職時のミスマッチを防止できる
- 内定後、有利な条件交渉ができる
特に、私たち専門職の業界での転職では、業界の幅広い知識が必須です。
知識の浅いアドバイザーが担当になってしまうと、情報の深度が浅くなり、応募企業とのミスマッチも起きやすくなります。
この点でも、会計・税務業界での転職ならMS-japanの利用はマストです。
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MS-Japanの取扱い求人詳細
MS-Japanには、約10,000件の公開求人が用意されています。
このうち、約60%が東京都内の求人でした。
以下、MS-Japanの取扱い求人について、内訳をもう少し詳しく解説します。
職種
MS-Japanで扱っている求人の全職種は、次のとおりです。
- 経理・財務
- 内部監査
- 経営企画
- 法務部
- 人事
- 総務
- 会計事務所
- 社労士事務所
- 特許事務所
- 法律事務所
- コンサルファーム(FAS・財務系)
- コンサルファーム(IPO)
- コンサルファーム(内部統制)
- コンサルファーム(経営・戦略系)
- コンサルファーム(組織・人事)
- コンサルファーム(IT・システム)
- 監査法人(アシュアランス)
- 監査法人(アドバイザリー)
- 金融
ただし、先述のとおりMS-Japanは「会計・税務」に強い転職エージェントです。
そのため、会計・税務系の求人(上記太字の職種)がメインです。
年収
MS-Japanで扱っている求人を全て抽出し、職種別に年収平均を集計しました。
※ 長くなってしまうため、会計・税務の職種のみに限定して掲載しています。
なお、資格別に年収平均を集計したところ、公認会計士は平均977万円、税理士は平均756万円でした。
MS-Japanで扱っている求人は、年収水準の高い求人が多いです。
なお上記年収は、あくまで全国平均・経験の有無を問わず全ての平均値です。
例えば、実務経験あり・東京都内で経理に転職した場合、年収平均は500~600万円まで上がります。
未経験OKの求人
MS-Japanが公開する約10,000件の求人のうち、約1,100件が未経験OKの求人でした。(全体の約11%)
未経験者向けの求人数は(他のエージェントと比較しても)少ない部類です。
そのため、MS-Japanは主に会計・税務・管理部門での経験者が転職に利用するエージェントと言えます。
なお、未経験で会計・税務への転職を希望する方は、ヒュープロの方がおすすめです。
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MS-Japanを利用するメリットは4つ
MS-Japanを利用するメリットは、次のとおりです。
それぞれ解説します。
管理部門の求人数が多く手に入る
MS-Japanは、管理部門(経理・財務・人事・総務・法務など)に強い専門特化型転職エージェントです。
求人数は10,000件を超えており、この水準は全転職エージェントの中でも最大規模です。
転職エージェント選びにおいて、「求人数」は超重要指標です。
MS-Japanなら、豊富な選択肢の中から自分に合ったカードを選ぶことができます。
「経理・財務」に非常に強い
MS-Japanは、管理部門の中でも特に「経理・財務」に力を入れており、求人数は全転職エージェントの中でもNo.1です。
私も転職活動でMS-Japanを利用しましたが、確かに、紹介される求人数が非常に多かったことを覚えています。
私たち求職者にとって、転職エージェントが保有する「求人の数」は選べる未来の選択肢を意味します。
経理・財務への転職を希望し、かつ将来の選択肢を狭めたくない方には、MS-Japanの利用を強く推奨します。
優秀なキャリアアドバイザーによるサポート
先述の良い口コミにもあったとおり、MS-Japanのキャリアアドバイザーは優秀です。
MS-Japanは1990年に創立された歴史ある転職エージェントですから、30年以上のノウハウが組織内に蓄積されているのでしょう。
優秀なアドバイザーによるサポートがあると、具体的に次のメリットを享受できます。
- 専門職業界の豊富な知識が得られる
- 転職先とのミスマッチが減る
- 条件交渉が有利に進められる
特に、転職が初めての方は自分の趣向や目的が明確でなく、転職先の選択肢を誤りやすいためキャリアアドバイザーによるサポートは必須です。
MS-Japanのキャリアアドバイザー非常に評判が良いため、特に転職が初めての方の心強い味方になるはずです。
転職サイトとしても使える
MS-Japanは「転職エージェント」であり、いわゆる「転職サイト」「求人サイト」ではありません。
「転職サイト」「求人サイト」とは、webサイト上にある求人票を自ら探し、自ら応募するタイプの転職サービスです。
MS-Japanは転職エージェントですので、必ず間に「キャリアアドバイザー」が入り、求職者にマッチした企業求人を紹介します。
ただし、実はMS-Japanへの登録を完了させると「MS Career」という管理ページ(マイページ)にログインできるようになり、ここで自分で求人情報を探して直接応募することも可能です。
MS Careerには非公開求人だけでなく、MS-Japanが提携している他の転職エージェント求人も掲載されているため、求人数が膨大です。
豊富な求人全てに目を通すことができる点でも、大きなメリットがあります。
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MS-Japanを利用するデメリットは2つ
MS-Japanを利用する際には、次のデメリットがあります。
それぞれ解説します。
管理部門以外の職種には弱い
MS-Japanは「管理部門」に特化しているため、その他の職種には弱いというデメリットがあります。
たとえば、「営業職」や「エンジニア」等の求人はほぼ掲載していません。
そのため、管理部門以外の職種への転職を考えている方には、MS-Japanはオススメできません。
地方求人がやや少ない
MS-Japanには管理部門・会計税務の求人が非常に多く揃っていますが、その地域にやや偏りがあります。
地域 | 求人数 |
---|---|
北海道 | 約 100 件 |
東北 | 約 100 件 |
関東 | 約 6,400 件 |
上信越・北陸 | 約 100 件 |
東海 | 約 1,000 件 |
関西 | 約 1,900 件 |
中国 | 約 100 件 |
四国 | 約 100 件 |
九州・沖縄 | 約 200 件 |
(合計) | 約 10,000 件 |
(2024年9月1日現在のデータ)
求人全体の約95%が、関東・関西・東海地方の求人でした。
そのため、上記を除く地域で転職活動をされる方には、十分な数の求人が提供されないおそれがあります。
MS-Japanで扱っている求人は、比較的年収水準の高い大手企業が多いため、このような偏り出ているのでしょう。
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MS-Japanをオススメする人
MS-Japanは、次のような方にオススメです。
それぞれ解説します。
会計・税務業界での転職を希望する人
MS-Japanは「管理部門」に特化した転職エージェントですが、特に会計・税務の職種に強いため、会計税務業界で転職をする人におすすめです。
具体的には、次の職種です。
- 経理・財務
- 内部監査
- 経営企画
- 監査法人
- 会計系コンサルファーム
- 会計事務所
会計系の転職エージェントは20社以上ありますが、中でもMS-Japanは登録必須のエージェントです。
会計・税務系の有資格者
会計・税務に強いMS-Japanですが、士業にも強いという特徴があります。
実際に求人を見てみると、次の有資格者向け求人が多いことが分かります。
- 公認会計士
- 税理士
- USCPA
- 簿記1級
- 簿記2級
- 簿記3級
もちろん、無資格者向けの求人も多くありますが、職種・業種はあくまで会計・税務系求人がメインです。
年収を上げたい人
MS-Japanは年収水準の高い求人がとても多いため、年収を上げたい・キャリアアップをしたいという方にもおすすめです。
MS-Japanの求人データを集計したところ、「年収700万円以上」の求人が5,000件以上ヒットしました。(2024年9月1日現在)
MS-Japanでは上場会社の求人を多く揃えていることから、選べる求人の年収水準は平均して高いです。
もちろん、内定後の年収交渉も代行してもらえますから、年収を下げたくない方は MS-Japanの活用をおすすめします。
転職が初めての人
MS-Japanは、転職が初めての人におすすめです。
なぜなら、MS-Japanには優秀なキャリアアドバイザーが多く、専門職業界の幅広い知見を教えてもらうことができるからです。
私も初めての転職でMS-Japanを活用しましたが、キャリアカウンセリングが素晴らしく、少しずつ自分のやりたい事・目標を明確化することができました。
私と同じように、転職が初めての方にはMS-Japanがかなりオススメです。
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MS-Japanをオススメしない人
MS-Japanは、次の方にはオススメしません。
それぞれ解説します。
管理部門・会計税務以外の業界で転職したい人
MS-Japanは、管理部門・会計税務以外の業界で転職したい人にはオススメできません。
なぜなら、MS-Japanは管理部門や会計税務に特化した転職エージェントだからです。
そのため、例えば営業職・SE職・医療専門職など、管理部門・会計税務以外の求人は保有していません。
地方・海外に就職したい人
地方・海外に就職したい人には、MS-Japanはオススメできません。
なぜなら、MS-Japanの求人の約95%が関東・関西・東海地方に集中しているからです。
地方の求人を探している方は、転職エージェント比較表をご参考いただき、ご自身に合った転職エージェントを選んでください。
MS-Japanに関してよくある疑問・回答
MS-Japanのサービスに関して、よくある質問・回答をまとめました。
MS-Japanの利用料金はいくらですか?
MS-Japanは、登録から内定まですべて無料で利用できます。
MSジャパンの強みは何ですか?
会計税務業界の求人に特化しており、特に「経理・財務」「人事」の求人数が多いことに強みがあります。
「会計税務」「人事」の求人に関しては、全エージェント中No.1の求人数です。
MS-Japanは、新卒者も利用することができますか?
利用可能です。
新卒者向けの求人も多くあり、管理部門に興味のある大学生にも好評のサービスです。
MS-Japanには、派遣の求人もありますか?
派遣の求人については、ほぼ取り扱っていません。
経理・会計事務所で派遣として働きたい方には、会計系派遣に強いヒュープロが最もオススメです。
MS-Japanでは、面接対策を受けることはできますか?
可能です。
MS-Japanは会計・税務業界専門の転職エージェントであり、企業への面接前に面接対策を受けることができます。
なお、面接対策を希望する際は、自ら希望の旨を担当エージェントに伝えてください。
MS-Japanのエージェントとの面談は必須ですか?
必須ではありません。また、電話での面談(経歴の伝達)も可能です。
ただし、転職エージェントは初回面談が非常に重要です。
キャリアの方向性を誤らないためにも、可能な限り、初回面談を受けることをオススメします。
なお、面談はZoom等のリモートも対応しています。
MS-Japanのログインページはどこですか?
MS-Japan公式ページ右上にある「ログイン」ボタンをクリックするか、下記URL(MS Career)からログイン画面にジャンプすることができます。
ログインページ:https://ms-japan.jp/
MS-Japanから利用を断られた場合、どうしたら良いですか?
万が一MS-Japanから利用を断られた場合は、職種に応じた他の転職エージェントを利用すれば良いでしょう。
詳しい対処法は、MS-Japanの利用を断られた!拒否理由と解決策で解説しています。
MS-Japanの退会方法を教えてください。
- MS Career マイページにログインする。
- 退会ページにジャンプする。
※ ログイン後でなければ退会画面が表示されません。 - 「同意する」にチェックを入れ、同意をクリックすると退会できます。
MS-Japan登録後、応募・面接・内定・入社までの流れ
MS-Japan登録後、応募・面接・内定・入社までの流れは次のとおりです。
各ステップを解説します。
MS-Japan公式ページにアクセスし、利用登録を行います。(利用は永久無料です)
登録作業では、次の基本情報をフォームに入力します。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- メールアドレス
- パスワード
- 電話番号
- 都道府県
- おおよその年収
- 経験職種
- 希望職種
登録作業は、3分~5分で完了します。
登録が完了すると、専任のキャリアアドバイザーが就きます。
ここでキャリア相談を行い、自分に合う業界・企業をすり合わせていきます。
以前は「対面」での面談のみでしたが、コロナ禍以降は、リモートでのZoom・電話面談も可能です。
面談は通常1時間程度で終わりますが、特に時間に制限はありません。
面談が終わると、キャリアアドバイザーから求人票が紹介されます。
紹介される求人は非常に多く、私は一度に30社ほどの求人を紹介してもらえました。
その中から、より自分の希望にマッチした求人を絞り込みましょう。
応募してみたい求人が見つかったら、書類選考に進みます。
なお、MS-Japanでは企業ごとの書類対策・面接対策を受けることができます。
転職が初めてで不安な方は、必ずキャリアアドバイザーの助けを借りましょう。
面接対策をしたか否かで、内定率が大きく変わります。
内定が出ると、転職活動は終了です。
その後、より有利な条件で入社すべく「条件交渉」を行いましょう。
- 入社時期の交渉
- 報酬交渉
なお、条件交渉などの手続きはすべてMS-Japanが代行してくれます。
希望条件を担当者に伝えるだけで大丈夫です。
MS-Japanの会社概要
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
---|---|
設立年月日 | 1990年4月26日 |
資本金 | 586百万円 |
本社 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F |
代表取締役社長 | 有本 隆浩 |
従業員数 | 166人 |
上場市場名 | 東京証券取引所プライム市場 |
事業内容 | 人材紹介事業(転職エージェント事業) |
認可 | 有料職業紹介事業 13-ユ-307066 |
利用料金 | 無料 |
【比較表】MS-Japanと他の転職エージェントを比較してみた。
会計・税務に強い転職エージェント6社を、1つの比較表にまとめました。
会計・税務系エージェント大手6社【比較表】
MS-Japan | ヒュープロ | レックスアドバイザーズ | ジャスネット キャリア | 人材ドラフト | マイナビ 会計士 | |
---|---|---|---|---|---|---|
総合評価 | ( 10/10 ) | ( 10/10 ) | ( 8/10 ) | ( 7/10 ) | ( 7/10 ) | ( 10/10 ) |
経理 求人数 | ||||||
会計事務所 求人数 | ||||||
人事 求人数 | ||||||
公認会計士 求人数 | ||||||
税理士 求人数 | ||||||
USCPA 求人数 | ||||||
強み | 管理部門 | 会計・税務 | 士業 | 士業 | 会計・税務 | 公認会計士 |
設立 | 1990年 | 2015年 | 2002年 | 1996年 | 2000年 | 1973年 |
対象年齢 | 20代~60代 | 20代~50代 | 20代~30代 | 20代~40代 | 20代~50代 | 20代~40代 |
評判・口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
MS-Japanは会計・税務の求人を幅広く網羅しており、競合他社と比較しても求人数はかなり多いです。
ただし、「会計事務所」の求人ではヒュープロが勝っており、「公認会計士」の求人ではマイナビ会計士が勝っています。
上記の比較表をご参考に、ぜひご自身に合った転職エージェントを選んでください。
人材紹介事業は、国に認可された許認可事業です。
転職エージェントを使う際は、必ず職業紹介事業の免許があるか確認しましょう。