フリーランスにおすすめのファクタリング業者【12選】

公認会計士・税理士の藤沼です。

私自身、フリーランスとして一人で事務所を経営しており、その過程でファクタリングを利用しました。

本記事では、そんな私の経験も交えて、フリーランスにおすすめのファクタリング業者を紹介します。

【比較表】フリーランスにおすすめのファクタリング業者

	QuQuMo (ククモ)	日本中小企業金融サポート機構	ビートレーディング	アクセルファクター	ベストファクター	ラボル	ペイトナーファクタリング	みんなのファクタリング	うりかけ堂	事業資金エージェント	GMOフリーランスファクタリング	フリーナンス
利用対象者	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人	個人・法人
審査通過率	98%	非公開	非公開	93%以上	92.25%	90%以上	非公開	非公開	92%以上	90%以上	非公開	非公開
必要書類	2つ	2つ	2つ以上	3つ以上	3つ	3つ以上	2つ	3つ以上	2つ以上	2つ以上	3つ	4つ
利用枠	1円～	1円～	1円～	30万円～	30万円～	1万円～	1～100万円	1～300万円	30万～1億円	10万～2億円	1万円～	1万円～
初回利用制限	なし	8万円～	なし	なし	なし	10～40万	1～25万円	～50万円	なし	なし	なし	なし
入金速度	最短2時間	最短2時間	最短2時間	最短2時間	最短即日	最短3時間	最短3時間	最短3時間	最短3時間	最短3時間	最短3時間	最短3時間
手数料	1%～	1.5%～	2～12%	1～10%	2～20%	一律10%	一律10%	非公開	2%～	1.5～20%	9.5%	3～10%
契約方法	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結	オンライン完結
評判を見る	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	評判・口コミ	–	–
公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP	公式HP

フリーランスがファクタリング業者を選ぶ際のポイントは、「審査通過率」と「必要書類数」です。

フリーランスの方は（法人に比較すると）審査に落ちやすい為、できる限り審査の甘い業者を利用すべきであり、また書類集めの手間を省くためにも必要書類の少ない業者を利用すべきです。

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フリーランスにおすすめのファクタリング業者【12選】

フリーランスにおすすめのファクタリング業者は、以下のとおりです。

以下、それぞれ解説します。

QuQuMo（ククモ）｜フリーランスに1番おすすめ！審査が激甘！

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	98%（業界最高水準）
必要書類	2点のみ 請求書 通帳コピー（入出金明細）
買取可能額の制限	無制限（1円～少額利用OK！）
契約方法	オンライン
入金速度	最短2時間
手数料	1%～
契約の種類	2社間ファクタリング

 QuQuMo（ククモ）の評判・口コミ詳細

QuQuMo（ククモ）は、フリーランスに1番おすすめのファクタリング業者です。

なぜなら、取引条件が他社と比べても圧倒的に優位だからです。

比較表を見ても明らかなように、他社よりも条件が圧倒的に良いため、多くのフリーランスから利用されています。

このため、フリーランスがファクタリングを行うならQuQuMo（ククモ）だけは絶対に外せません。

ただし、1点だけQuQuMo（ククモ）には弱点があり、それは「売掛先が個人」の請求書はファクタリングができないことです。

もし、フリーランス同士で発生した債権を売却したい方は、次に紹介する日本中小企業金融サポート機構を利用されると良いでしょう。

＼ フリーランスに1番おすすめ！ ／

／ 審査通過率が98%！ ＼

日本中小企業金融サポート機構｜身分証明書が不要！信頼性が高い

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	非公開
必要書類	2点のみ（身分証明書不要） 請求書 通帳コピー（または入出金明細）
買取可能額の制限	無制限（1円から少額利用可能） ※ 初回のみ8万円～
契約方法	オンライン
入金速度	最短2時間
手数料	1.5%～
契約の種類	2社間ファクタリング・3社間ファクタリング

 日本中小企業金融サポート機構の評判・口コミ詳細

日本中小企業金融サポート機構は、ファクタリング業界では珍しく「一般社団法人」が運営するファクタリングサービスです。

一般社団法人は利益を追求しない非営利型組織であることから、日本中小企業金融サポート機構も同様に手数料が安いファクタリング業者として有名です。

また、利用時に「身分証明書」を求められないため、個人情報管理はほぼ完璧と言えます。

上記のように、日本中小企業金融サポート機構は非常に好条件で利用でき、何といっても「売掛先が個人」の請求書でもファクタリング可能という点が特徴的です。

フリーランス同士で取引を行うことも多いため、日本中小企業金融サポート機構は個人間取引の多いフリーランスから多く利用されています。

以上のことから、日本中小企業金融サポート機構は個人事業主におすすめのファクタリングです。

＼ 個人間取引でもファクタリング可能 ／

ビートレーディング｜業界最大手！老舗のファクタリングサービス

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	非公開
必要書類	2点～ 請求書 通帳コピー（入出金明細） ※ 必要に応じて追加資料が必要
買取可能額の制限	無制限
契約方法	オンライン
入金速度	最短2時間
手数料	2%～
契約の種類	2社間ファクタリング・3社間ファクタリング

 ビートレーディングの評判・口コミ詳細

ビートレーディングは、個人向けファクタリングの中でも最大手の老舗ファクタリング業者です。

ファクタリングが流行り始める前から10年以上の歴史があり、利用者数は6万社にものぼり、累計の債権買取額は1,300億を越えました。

上記のとおり、先述のQuQuMo（ククモ）・日本中小企業金融サポート機構に比べると、やや条件面では劣りますが、それでも他社に比べれば好条件で利用ができます。

特に売掛先が個人でもファクタリングの利用が可能ですから、フリーランス間で生じた売掛金を売却したい方は、ビートレーディングも併用されることをオススメします。

アクセルファクター｜手数料は最大で10%！ただし確定申告書が必要

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	93%以上
必要書類	3点～ 請求書 通帳コピー（入出金明細） 直近の確定申告書 ※ 必要に応じて「納税証明書」「印鑑証明書」「取引先との契約書」が求められる
買取可能額の制限	30万円～
契約方法	オンライン
入金速度	最短2時間
手数料	1～10%
契約の種類	2社間ファクタリング・3社間ファクタリング

 アクセルファクターの評判・口コミ詳細

アクセルファクターは、手数料率が最大でも10%と安さが売りのファクタリング業者です。

アクセルファクターなら、手数料を確実に10%以内に収めることができます。

しかし、その一方で30万円以上でのみファクタリング申請が可能で、必要になる書類も3点以上と多めです。

書類集めの手間をかけてでも手数料を引き下げたい方には、アクセルファクターがおすすめです。

ベストファクター｜対面での契約が必要になるため手間はかかる

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	92.25%
必要書類	3点 請求書 通帳コピー（入出金明細） 見積書
買取可能額の制限	30万円～1億円
契約方法	対面
入金速度	最短24時間
手数料	2～20%
契約の種類	2社間ファクタリング・3社間ファクタリング

 ベストファクターの評判・口コミ詳細

ベストファクターは、最短24時間で入金可能なファクタリングサービスです。

ベストファクターの主たる特徴は、以下のとおりです。

ベストファクターの大きな特徴は、契約が「対面」で行われる点です。

オンライン完結型のファクタリングの場合すべての手続きが電子上で行われますが、ベストファクターでは対面での契約のため、比較的融通が利きます。

ただし、審査まではWeb上で進むため、審査通過後の融通が効きやすいというだけです。

申請から入金までの時間も（他社に比べると）時間がかかるため、ベストファクターを利用する際は、他社にも同時に申請しておくことをオススメします。

ラボル｜土日も申請を受付！審査通過率は低めで書類数が多い

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	90%以上
必要書類	3点 請求書 通帳コピー（入出金明細） 取引のわかるエビデンス
買取可能額の制限	1万円～（初回利用時は10～40万円まで）
契約方法	オンライン
入金速度	最短3時間
手数料	一律10%
契約の種類	2社間ファクタリング

 ラボルの評判・口コミ詳細

ラボルは、土日・祝日にも審査・入金を行っている土日対応のファクタリング業者です。

その他、ラボルの特徴は以下のとおりです。

「取引の分かるエビデンス」とは、たとえば売掛先が請求書を受領した旨の分かるメール画面や、当該取引に係る契約書などです。

土日対応のファクタリングは少ないため、必要書類が多い・手数料が高いなど、ややデメリットも多くなっています。

また、土日に振り込み処理がなされても、振込先の銀行によっては「営業時間外取引」として翌営業日後に入金が反映されるケースが多い点にも注意が必要です。

「土日対応」の落とし穴ですので、くれぐれもご留意を。

ペイトナーファクタリング｜手数料率は一律10%！初回利用は25万まで

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	非公開
必要書類	2点 請求書 通帳コピー（入出金明細）
買取可能額の制限	1～100万円（初回利用は1～25万円まで）
契約方法	オンライン
入金速度	最短3時間
手数料	一律10%
契約の種類	2社間ファクタリング

 ペイトナーファクタリングの評判・口コミ詳細

ペイトナーファクタリングは、小口で利用できるオンラインファクタリング業者です。

手数料が一律10%と高めに設定されている反面、インターフェイスが分かりやすいというメリットがあり、主にフリーランス向けのファクタリングサービスです。

なお、審査通過率は非公開となっており、利用しやすいイメージの反面、審査通過のハードルは意外と高い可能性があります。

そのため、ペイトナーファクタリングを利用する際は、他のファクタリング業者と併用して利用されることをおすすめします。

みんなのファクタリング｜300万まで申請可能！AI審査で365日対応

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	非公開
必要書類	3点～ 請求書 通帳コピー（入出金明細） 請求書の疎明資料 ※ 必要に応じて追加書類が求められる
買取可能額の制限	1～300万円（初回利用は50万円まで）
契約方法	オンライン
入金速度	最短3時間
手数料	非公開
契約の種類	2社間ファクタリング

 みんなのファクタリングの評判・口コミ詳細

みんなのファクタリングは、300万円まで申請が可能なファクタリングサービスです。

利用しやすいイメージのあるみんなのファクタリングですが、必要書類は3点以上が必要になるためややハードルが上がります。

みんなのファクタリングはAI審査ということで、誤って審査を通してしまわないよう、やや厳しめの基準で審査が行われている可能性もあります。

なお、口コミでは「手数料が高かった」「利用登録に時間がかかった」などネガティブなものも若干検出されております。

そのため、みんなのファクタリングを利用する際は、他のファクタリングと併用して利用した方が良いでしょう。

うりかけ堂｜30万円からファクタリング可能！審査通過率は92%以上

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	92%以上
必要書類	2点 請求書 通帳コピー（入出金明細）
買取可能額の制限	30万円～1億円
契約方法	オンライン
入金速度	最短3時間
手数料	2%～
契約の種類	2社間ファクタリング

 うりかけ堂の評判・口コミ詳細

うりかけ堂は、30万円から利用可能なファクタリングサービスです。

うりかけ堂は必要書類が2点のみで申請できるため、フリーランスの方にとって使いやすファクタリング業者でしょう。

ただし、手数料がやや高めに設定されやすいという点には注意が必要です。

筆者自身が利用した際も、20%と高めの料率設定でした。（もちろん、リスク見合いで手数料が高くなるのは仕方のないことですが）

そのため、うりかけ堂を利用する際は他のファクタリング業者と併用し、より条件の良かったファクタリング業者で契約すると良いでしょう。

事業資金エージェント｜手数料は最大20%と高めだが2億円まで利用可能

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	90%以上
必要書類	2点 請求書 通帳コピー（入出金明細）
買取可能額の制限	10万円～2億円
契約方法	オンライン
入金速度	最短2時間
手数料	1.5～20%
契約の種類	2社間ファクタリング・3社間ファクタリング

 事業資金エージェントの評判・口コミ詳細

事業資金エージェントは、手数料率が最大20%とやや高めに設定されたファクタリング業者です。

いわゆる一般的なファクタリングサービスですが、「土曜日も電話対応が可能」という点はやや特徴的です。

操作方法や必要書類集めで分からないことが出てきやすいフリーランスの利用者にとって、土曜日も電話で問い合わせができる点は1つのメリットになるでしょう。

ただし、あくまで営業しているのは平日であり、審査・振込は平日中に行われる点に注意が必要です。

利用するのであれば、他のファクタリングサービスと併用されることをオススメします。

GMOフリーランスファクタリング｜親会社は東証プライム上場会社

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	非公開
必要書類	3点 請求書 通帳コピー 自身の活動を証明するSNSやウェブサイト
買取可能額の制限	1万円～
契約方法	オンライン
入金速度	最短3時間
手数料	一律9.5%
契約の種類	2社間ファクタリング

 口コミ投稿はお問い合わせページから

GMOフリーランスファクタリングは、その名のとおり、フリーランスをターゲットとしたファクタリング業者です。

またサービス名称にもある通り、東証プライムに上場している「GMOインターネットグループ株式会社」が親会社となっており、組織規模は（連結ベースでは）非常に大きいです。

フリーランス向けのファクタリング業者というだけあって、「SNS」「Webサイト」の提示を求められるようです。

このため、あまり活動内容が公開されていないフリーランスの方は、審査落ちする可能性が高いと言えます。

なお、GMOフリーランスファクタリングを利用した方による口コミで「入金が激しく遅い」というものがありました。

ファクタリングの強みは、素早い資金調達ができることですが、入金が遅いのでは意味がありません。

このため、GMOフリーランスファクタリングの利用をされる方は、他社との併用によりリスクヘッジをされた方が良いでしょう。

FREENANCE（フリーナンス）｜必要書類は4点とやや多め

利用対象者	個人事業主・法人
審査通過率	非公開
必要書類	以下の4点 住所確認（公共料金の請求書・領収書） 通帳確認（事業者としての活動履歴） 請求書および送付済み確認資料 請求書の受領済み確認資料
買取可能額の制限	1万円～
契約方法	オンライン
入金速度	最短3時間
手数料	3～10%
契約の種類	2社間ファクタリング・3社間ファクタリング

 口コミ投稿はお問い合わせページから

フリーナンスは、文字通りフリーランス向けのファクタリングサービスです。

フリーランス向け…とはいうものの、やや必要書類が多く、審査通過率も公開されていないため敬遠されやすいサービスかもしれません。

公共料金の領収書などで住所を確認するほか、先方が請求書を受け取っていることの疎明資料も求められる点は、やや使いづらい印象を受ける方もいるでしょう。

なお、「フリーナンス口座」を利用しない場合、手数料は一律10%になります。

フリーナンスは、どちらかというと「ファクタリングに慣れた方向けのサービス」と言えます。

フリーランス向けファクタリング業者の選び方【5選】

フリーランスの方がファクタリング業者を選ぶ際は、以下の5つの選び方があります。

以下、それぞれ解説します。

【おすすめ】審査落ちを回避！審査が甘いファクタリング業者を選ぶ

フリーランスの方は、何より「審査が甘いファクタリング業者」を選ぶべきです。

なぜなら、フリーランスは（法人事業者に比べて）審査落ちしやすく、「審査通過率」を最優先にファクタリング業者を選ぶべきだからです。

フリーランスがファクタリング業者を選ぶ際のポイントはいくつかありますが、審査に通らなければ意味がありません。

まずは審査の甘いファクタリング業者に複数申請を行い、審査が通った上で条件の良い業者を選び、その業者でファクタリングを行うというのが賢い使い方です。

なお、下記の3社は審査通過率が非常に高く、フリーランス向けのファクタリング業者の中では特におすすめの3社です。

フリーランス向けの審査の甘いファクタリング業者【3社】

ファクタリング業者名	審査通過率
QuQuMo（ククモ）	98%（業界最高水準）
日本中小企業金融サポート機構	非公開
ビートレーディング	非公開

上記のように、「非公開」としているファクタリング業者もありますが、利用者の口コミを参照すると高い審査通過率であることが分かります。

その他、審査の甘いファクタリング業者については、次の記事内で全社紹介しています。

今すぐ資金調達がしたいなら即日入金のファクタリング業者を選ぶ

「とにかく今すぐ資金繰りを改善したい！」という方は、即日入金が可能なファクタリング業者を選びましょう。

即日入金に対応している大半の業者がオンライン完結型のファクタリングですので、どこでも・いつでも・今すぐ資金調達することが可能です。

特にファクタリング業者の「営業時間」には注意が必要です。

多くの場合17時～18時ごろまで営業しているため、即日入金を成功させるには遅くとも14時までに申請をしてください。

なお、即日入金に対応しているファクタリング業者のうち、特におすすめの業者は以下の3社です。

フリーランス向けの即日ファクタリング【3社】

ファクタリング業者名	入金までの時間
QuQuMo（ククモ）	最短2時間
日本中小企業金融サポート機構	最短2時間
ビートレーディング	最短2時間

上記のとおり、申請～入金までたったの2時間で手元資金が手に入ります。（必要書類数も2～3点のみ）

上記の他、おすすめの即日ファクタリングは次の記事内ですべて紹介しています。

書類集めの手間をカット！必要書類の少ないファクタリング業者を選ぶ

ファクタリングでは、審査にあたって以下のような書類提出を求められます。

求められる書類はファクタリング業者によって異なりますが、上記のうち審査で必須になるのは「請求書」と「通帳コピー」の2点です。

当然、書類数が少ないほど申請の手間が減りますので、極力上記の2点のみで審査をしているファクタリングを選ぶと良いでしょう。

なお、必要書類の少ないファクタリング業者の中でも、特におすすめは以下の3社です。

フリーランス向けの必要書類の少ないファクタリング【3社】

ファクタリング業者名	必要書類数
QuQuMo（ククモ）	2点のみ
日本中小企業金融サポート機構	2点のみ
ビートレーディング	2点以上

QuQuMo・日本中小企業金融サポート機構の2社は、書類が2点のみで申請できるので非常にオススメです。

その他、必要書類が少ないファクタリング業者については、次の記事内ですべて紹介しています。

小さな金額で利用したい場合は少額OKのファクタリング業者を選ぶ

フリーランスの方の場合、「資金がわずかに足りない」という状態に陥るケースが少なくないでしょう。

そんな場合は「少額でも利用できるファクタリング業者」を選びましょう。

なお、上記のとおり少額利用が可能なファクタリング業者であっても、初回利用時は最低利用額が大きい（最初は高額取引のみ受付）となっているケースがある点に注意しましょう。

また、少額利用はファクタリング業者側の利益が少なくなるため、手数料が高く設定されやすいという特徴にも留意が必要です。

フリーランス向けのファクタリング業者のうち、特に少額OKでおすすめの業者は以下のとおりです。

フリーランス向けの少額OKのファクタリング【3社】

ファクタリング業者名	最低利用額
QuQuMo（ククモ）	1円～
日本中小企業金融サポート機構	1円～ （初回利用時は8万円～）
ビートレーディング	1円～

QuQuMo・ビートレーディングは初回利用の際でも1円から利用可能ですので、非常におすすめです。

その他、少額で利用できるおすすめのファクタリング業者は、次の記事内ですべて紹介しています。

コストを抑えたいなら手数料の安いファクタリング業者を選ぶ

ファクタリングでは手数料がかかるため、「少しでも安くしたい」という方も多いはずです。

そんな方は、手数料の安いファクタリング業者を選びましょう。

なお、ファクタリングの手数料相場は「2社間ファクタリング」・「3社間ファクタリング」で少し異なります。

2社間ファクタリングを選ぶ方が大半だと思いますが、この場合相場は最大20%とかなり高額な手数料になります。

しかし、以下のおすすめ3社はいずれも（原則）10%未満で利用でき、かつ最低手数料が非常に安いことで有名です。

フリーランス向けの手数料が安いファクタリング【3社】

ファクタリング業者名	手数料率
QuQuMo（ククモ）	1%～
日本中小企業金融サポート機構	1.5%～
ビートレーディング	2～12%

手数料が一番安いファクタリング業者を選びたい方は、QuQuMoが一番おすすめです。

その他、手数料の安いファクタリング業者については、次の記事内ですべて紹介しています。

フリーランスがファクタリングを利用する3つのメリット

フリーランスがファクタリングを利用するメリットは、大きく3つあります。

以下、それぞれ解説します。

借入・融資ではないため信用不安も関係なく審査が緩い！担保も不要

ファクタリングは借入・融資ではないため、審査が緩く担保・保証人なども不要というメリットがあります。

ファクタリングと借入・融資との違い

	ファクタリング	借入・融資
審査の厳しさ	緩い	厳しい
保証人	不要	必要
担保	不要	必要
必要書類	少なめ	多い
手数料・利息	高め	安い

必要書類が少ないこともあり、ファクタリングはサクッと資金調達ができる手軽さがウリです。

ただし、ファクタリングには「手数料が高い」というデメリットもあります。

この点を解消できるファクタリング業者については、以下の記事内で全て紹介しています。

即座に資金繰りを改善することで取引先からの信用失墜を回避できる

言うまでもありませんが、フリーランスにとって「取引先」は大切ですし、取引先からの「信用」を得ることで事業が成り立っています。

私自身も、独立して3年間フリーランスとして一人で事務所を運営していましたが、「信用力」こそが事業の生命線であると強く感じました。

しかし、関係者からの信用を失墜させる一つの原因として「支払い遅れ」があります。

一度代金の支払いが滞ると、取引先への納品・納入も遅れる原因となり、最悪の場合クライアントを失います。

この点、ファクタリングは基本的に即日中に資金調達が可能ですから、急な資金難でも即座に解決することが可能です。

取引先と良好な関係を続けることができる点で、特に「ファクタリング」はフリーランスの方からの利用率が高いのです。

売上の季節変動性を平準化できるため一時の資金ショートを回避できる

業種やビジネスモデルによっては、売上に季節変動性があり、どうしても月ごとの資金回収にムラが出てしまう方も多いでしょう。

このような事業の場合、以下のような潜在的リスクがあります。

しかし、ファクタリングを活用することでこれらのリスク・懸念を払拭し、ご自身の事業に専念することができます。

実際、私自身もお客様に資金繰り改善のご提案をするケースがありますが、プロの専門家であっても資金繰り表を作成するのは難しく、将来を予測することは困難を極めます。

ファクタリングを利用することで、このような季節変動性を簡単に解消することができるため、特に忙しいフリーランスの方はファクタリングを利用する価値があります。

フリーランスがファクタリング業者を選ぶ際の3つの注意点

フリーランスがファクタリング御者を選ぶ際は、以下の3つの点に注意する必要があります。

以下、それぞれ解説します。

資金繰りに困ったフリーランスを狙う「悪徳業者」に要注意！

ファクタリング取引は違法ではないですが、ファクタリング業者の中には「ファクタリングを装った違法な闇金業者」が紛れ込んでいます。

これには金融庁も警鐘を鳴らしているほどであり、今現在もそのような違法業者が存在すると聞きます。（金融庁｜ファクタリングの利用に関する注意喚起）

ファクタリングは（融資に比べると）歴史が浅く、利用が簡易であることから、特に資金繰りに困ったフリーランスを突け狙った違法業者も存在します。

このようなリスクを回避する為にも、聞いたこともない業者を利用するのは避けてください。

なお、本記事で紹介しているおすすめのファクタリング業者は、筆者自身が利用して問題のなかった業者です。

個人情報の取扱いに注意！必要のないものを提出してはいけない！

フリーランスの方が特に軽視しやすいのが、「個人情報」です。

ファクタリングの審査の過程で本人確認をされますから、一般的には以下のうちいずれか1つの書類提出を求められます。

上記の本人確認書類は、ファクタリングのみならず融資などの申請においても求められます。

しかし、悪質なファクタリング業者の中には、本来提出する必要のない本人確認書類を過剰に求め、第三者に売却している業者が存在します。

これには消費者庁も警鐘を鳴らしています。（消費者庁｜違法な貸付(ファクタリング等)や悪質な金融業者にご注意ください!）

個人情報は大切です。あなたの個人情報がネット上に晒された場合、ご自身の事業・ご自身の私生活の両方に影響を及ぼす恐れがあります。

もし、上記のうち2点以上を求められた場合、利用をやめておくのが無難です。

便利だからといって使い過ぎない！根本の原因の解決が大切！

ファクタリングのメリットは非常に多く、例えば個人でも審査が緩く即日で資金調達ができてしまいます。

このような利便性ゆえにファクタリングの利用が恒常化してしまう人が多いですが、これは注意が必要です。

確かにファクタリングを使えば資金ショートを脱することができますが、その分の手数料を業者に払っています。

資金難の根本的な原因を解決しなければ、永遠に手数料を支払い続けることになります。

もちろん、ファクタリングは資金調達手段として優秀ですから、「使うべきではない」と言うわけではありません。

「何度も何度も使うべきではない」という事であり、どこかで根本的な原因を解決する時間を作り、ファクタリングに頼らない財務状況を考える必要があります。

フリーランスがファクタリングの審査を通過させる3つのコツ

フリーランスがファクタリングの審査を通過させるには、3つのコツが必要になります。

フリーランスはファクタリングの審査に落ちやすいです。

そのため、上記のように審査を通過させるコツが大切になります。

以下、それぞれ解説します。

【必須！】複数のファクタリング業者を選んで併用する！

フリーランスがファクタリングの審査を通過させるには、大前提として複数の業者を併用する必要があります。

フリーランスは（法人事業者に比べると）信用力が低いため、審査通過率が低い傾向にあります。

そのため、複数社を利用して審査に回すことが通常です。

また審査が複数社通った場合、より手数料の少ない業者を選ぶことで、ファクタリングにかかるコストを削減することができます。

フリーランスがファクタリングを利用する場合は、必ず複数社を利用して申請して下さい。

請求書を正しいフォーマットで作成した上で利用申請する

先述のとおり、フリーランスがファクタリング業者を選ぶ際は、極力「必要書類の少ない業者」を選ぶべきです。

ここでよくある失敗が、作成した請求書がそもそも法律に準拠しておらず、所定の要件を満たしていないケースです。

当然、必要な事項が網羅的に明記されていない請求書では、ファクタリングの審査で落とされます。

請求書を自己流で作成していたり、会計ソフトなどから出力したフォームに適当に入力したのでは、審査要件を満たすことができません。

そこで、藤沼会計事務所所長である税理士藤沼が「インボイス制度に準拠した請求書テンプレート」を作成しましたので、以下ダウンロードできるようにしておきました。

このテンプレートをダウンロードし、黄色塗り部分をすべて埋めれば、完璧な請求書が出来上がります。

見ればすぐ誰でも分かるように作っていますが、作成方法で分からない部分があった方は、以下の記事内で詳細に（画像付きで）解説しているのでご参照ください。

大口・法人宛て・継続取引のある請求書でファクタリング申請する

フリーランスがファクタリングの審査に落ちるよくあるケースとして、売掛先に問題のあるケースが散見されます。

意外かもしれませんが、ファクタリングの審査基準では「利用者自身」よりも「売掛先」に重きを置いた審査が行われます。

以上の理由により、ファクタリングの申請に提出する「請求書」は、極力金額が大きく法人宛ての継続取引にかかる請求書を選ぶことをオススメします。

なお、ファクタリングでは「一部買取」が認められていますので、債権金額は大きくともその一部のみを買取申請することが可能です。