MS-Japanの求人データを徹底的にリサーチしてみた。

MS-Japanの求人データを徹底的にリサーチしてみた。q

女優、松島花さんのCMで有名な転職エージェント「MS-Japan」について、取り扱われている求人情報を徹底的にリサーチしてみました。

MS-Japanで扱っている求人数は、次の通りです。

職種求人数求人割合
経理2019 件28%
会計事務所・税理士法人1295 件18%
監査法人198 件3%
内部監査152 件2%
人事925 件13%
総務593 件8%
法務505 件7%
知財203 件3%
経営企画385 件5%
広報・IR・マーケ・購買153 件2%
秘書・オフィスワークなど107 件1%
法律事務所119 件2%
特許事務所26 件0%
社労士事務所129 件2%
コンサル310 件4%
金融34 件0%
(合計)7152 件100%
MS-Japan求人検索システムより集計)

※ 本記事内のデータはあくまでリサーチ時点でのデータであり、最新のデータでない可能性があります。

本記事では、この内訳をさらにリサーチし、その結果を公開します。

この記事で分かること


  • MS-Japanの取り扱い求人は「経理」が最も多い
  • その他「会計事務所」「人事」などのいわゆる管理部門の求人がメイン
  • 経理の求人数では業界トップクラス
この記事を書いた人

1986年生まれ(38歳)
公認会計士税理士

2014年 EY新日本監査法人 入社
2018年 中堅コンサル事務所 入社
2019年 藤沼会計事務所 開業
2020年 アカウントエージェント株式会社 代表

\ 経理の求人数No.1

/ かんたん1分で登録完了 \


目次

MS-Japanの求人を徹底的にリサーチしてみた。

MS-Japanが保有する7,000件以上の求人を抽出し、職種ごとに求人数を集計してみました。

職種求人数求人割合
経理2019 件28%
会計事務所・税理士法人1295 件18%
監査法人198 件3%
内部監査152 件2%
人事925 件13%
総務593 件8%
法務505 件7%
知財203 件3%
経営企画385 件5%
広報・IR・マーケ・購買153 件2%
秘書・オフィスワークなど事務職107 件1%
法律事務所119 件2%
特許事務所26 件0%
社労士事務所129 件2%
コンサル310 件4%
金融34 件0%
(合計)7152 件100%
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2024年9月1日現在のデータ)

上記のとおり、MS-Japanには管理部門を中心とした求人が多く、その他にも士業事務所・コンサル・金融系の求人も検出されました。

また、会計系・税務系の求人(経理、会計事務所・税理士法人、監査法人、内部監査)が多く、全体の半数以上を占めていることが分かりました。

ここでは、特にMS-Japanで多く取り扱われている「経理」「会計事務所・税理士法人」「人事」の3種類の求人について、さらに細かくリサーチします。

経理の求人

MS-Japanの「経理」の求人数と、経理に強い転職エージェントの求人数を比較してみました。

MS-Japanの「経理」の求人数と、他社比較

MS-JapanHuproREX
経理の求人数2019 件1905 件1293 件
うち未経験者OK155 件64 件61 件
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

MS-Japanにおける「経理・財務」の求人数は、全転職エージェントの中でもNo.1でした。(ただし、Huproと僅差でした)

なお、2番目に経理の求人数の多かったHuproについては、「東京都内の経理求人」に限ってはMS-Japanよりも多い結果となりました。

また、MS-Japanは「未経験者向けの求人」が多く、こちらは他社よりも群を抜いて求人数が多く検出されました。

未経験で経理・財務への転職を考えるのであれば、MS-Japan1択と言えるでしょう。

会計事務所・税理士法人の求人

MS-Japanの「会計事務所・税理士法人」の求人数と、会計事務所・税理士法人に強い転職エージェントの求人数を比較してみました。

MS-Japanの「会計事務所・税理士法人」の求人数と、他社比較

MS-JapanHuproREX
会計事務所の求人数1295 件5504 件2399 件
うち未経験者OK258 件1200 件317 件
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

MS-Japanの「会計事務所・税理士法人」の求人数は、他社に比べてやや少な目という結果でした。(全転職エージェント中、3番目に多い結果でした)

特に、Huproは会計事務所に特化した転職エージェントであることから、群を抜いて求人数が多いことが分かりました。(全転職エージェント中No.1)

経験者・未経験者ともに求人数ではHuproが最も多く、会計事務所・税理士法人への転職を考える方には、MS-Japanは補助的に使うのが良いかもしれません。

なお、会計事務所向けの転職エージェントについては、次の記事でまとめています。

人事部の求人

MS-Japanの「人事部」の求人数と、人事部に強い転職エージェントの求人数を比較してみました。

MS-Japanの「人事部」の求人数と、他社比較

MS-JapanHuproジャスネット
人事の求人数925 件671 件188 件
うち未経験者OK167 件52 件13 件
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

MS-Japanにおける「人事部」の求人数は、全転職エージェントの中でもNo.1でした。

管理部門に強く人事系の求人数も多く検出されたMS-Japanですが、他社と比較しても圧倒的に求人数が多いことが分かります。

未経験者向けの求人も多いため、人事部への転職を考える方にもMS-Japanはオススメと言えるでしょう。

MS-Japanの求人を「資格別」に集計・比較してみた。

MS-Japanが保有する7,000件以上の求人を抽出し、「資格」の種類ごとに求人を集計してみました。

対象資格求人数求人割合
公認会計士・公認会計士試験合格者636 件9%
税理士・税理士科目合格者661 件9%
USCPA199 件3%
弁護士・司法試験合格者273 件4%
社労士102 件1%
資格不問5281 件74%
(合計)7152 件100%
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2024年9月1日現在のデータ)

先述のとおり、MS-Japanは会計・税務に力を入れていることから、対象資格についても「会計士」「税理士」といった会計税務系の士業資格がやや多めに検出されました。(ただし、最も多かったのは「資格不問」の求人でした。)

以下、特に多かった「公認会計士」「税理士」向けの求人について、競合他社比較をします。

会計士向けの求人

MS-Japanの「公認会計士」向けの求人数と、公認会計士に強い転職エージェントの求人数を比較してみました。

MS-Japanの「公認会計士」向けの求人数と、他社比較

MS-Japanマイナビ会計士REX
求人数636 件約 5000 件約 1500 件
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

MS-Japanでは会計士向けの求人が取り扱われているものの、会計士向けの求人を最も多く有しているのはマイナビ会計士でした。

そのため、会計士として転職を考えている方は、マイナビ会計士の方がオススメと言えるでしょう。

会計士向けの転職エージェントについて、詳しくは次の記事で解説しています。

税理士向けの求人

MS-Japanの「税理士」向けの求人数と、税理士に強い転職エージェントの求人数を比較してみました。

MS-Japanの「税理士」向けの求人数と、他社比較

MS-JapanHuproREX
求人数661 件約 1000 件約 1500 件
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
総合評価
評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ評判・口コミ

MS-Japanでは税理士(及び科目合格者)向けの求人が取り扱われているものの、税理士向けの求人を最も多く有しているのはレックスアドバイザーズでした。

そのため、税理士の方や科目合格者の方が転職を考える場合には、レックスアドバイザーズの方がおすすめです。

税理士におすすめの転職エージェントについて、詳しくは次の記事で解説しています。

MS-Japanの求人を「勤務地別」に集計してみた。

MS-Japanの全求人を、都道府県別(勤務地別)に集計しました。

結果は次のとおりです。

勤務地求人数求人割合
東京4390 件61%
神奈川322 件5%
埼玉83 件1%
千葉75 件1%
茨城22 件0%
群馬21 件0%
栃木19 件0%
大阪867 件12%
京都147 件2%
兵庫137 件2%
奈良26 件0%
滋賀26 件0%
和歌山13 件0%
愛知590 件8%
静岡68 件1%
岐阜43 件1%
三重35 件0%
北海道39 件1%
東北地方38 件1%
中国地方44 件1%
上信越・北陸地方37 件1%
四国地方20 件0%
九州沖縄地方91 件1%
(合計)7152 件100%
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2024年9月1日現在のデータ)

東京都だけで60%以上の求人数、また「東京」「大阪」「愛知」「神奈川」「京都」「兵庫」の6都府県だけで全体の約90%を占めていました。

MS-Japanでは主に事業会社の求人を掲載しているため、日本国内における上場企業の分布と類似しています。(ただし、MS-Japanの求人のほうが東京・愛知の求人割合がやや多い)

以上より、MS-Japanは(全体として)都心部での求職者向けの転職エージェントと言えるでしょう。

MS-Japanの求人を「雇用形態別」に集計してみた。

MS-Japanで扱っている全求人を抽出し、雇用形態別に集計しました。

結果は次のとおりです。

雇用形態求人数求人割合
正社員6,74494%
契約社員2263%
パート・バイト・業務委託1512%
シニア(嘱託)210%
役員90%
派遣10%
(合計)7,152100%
MS-Japan求人検索システムより集計)

(2024年9月1日現在のデータ)

上記のとおり、全体の約94%が正社員の求人でした。

また、このほか契約社員の求人は226件、パート・バイトの求人は151件、シニアの求人は21件検出されました。

なお、派遣求人はほぼゼロでした。

MS-Japanは派遣会社ではないため、派遣求人はほぼ取り扱っていません。

経理・会計事務所での派遣を考えている方は、ジャスネットスタッフ等の「経理・会計事務所専門のサイト」を活用したほうが良いでしょう。

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MS-Japanの求人検索システムの使い方を解説。

MS-Japanの求人検索システムは、誰でも無料で利用できます。

STEP
求人検索システムメニューを開く

まず、MS-Japan公式ページにジャンプし、上部メニュー内にある「求人検索」を選択します。

求人検索システムメニューを開く
STEP
自分の希望する職種・勤務地・条件にチェックを入れる
自分の希望する職種・勤務地・条件にチェックを入れる

次に、職種・資格・勤務地・その他条件など、自分の希望する条件を選択します。(複数選択可です。)

条件を選択できたら、「検索する」をクリックし、求人票を出力できます。

STEP
ログイン後は、更に多くの求人を入手可能

なお、この求人ページに掲載されている求人はごく一部です。

MS-Japanに無料登録を行うと、会員専用ページ内にて「非公開求人」「エージェント提携求人」などを含む求人を全て閲覧することができるようになります。(約1.5倍ほどの求人数)

MS-Japanの求人に関するよくある疑問

その他、MS-Japanの求人に関するよくある疑問をまとめました。


MS-Japanの会社概要を教えてください。

MS-Japanの会社概要は次のとおりです。

運営会社株式会社MS-Japan
設立年月日1990年4月26日
資本金586百万円
本社〒102-0071
東京都千代田区富士見2-10-2 飯田橋グラン・ブルーム4F
代表取締役社長有本 隆浩
社員員数141名(2022年3月31日現在)
会社区分東京証券取引所プライム市場上場
分類転職エージェント(人材紹介業)
求人数非常に多い
強み管理部門(特に会計・税務系に強い)

MS-Japanの利用料期はいくらですか?

MS-Japanは、求職者であれば全員無料で利用できます。

MS-Japanは「新卒」「第二新卒」でも利用できますか?

はい。利用できます。

先述のとおり、MS-Japanでは未経験者OKの求人も取り扱っています。

MS-Japanでは、履歴書の添削サービスを行っていますか?

はい。MS-Japanでは履歴書を添削してくれます。

もちろん利用は無料です。

キャリア採用とは何ですか?

キャリア採用とは、「業界での実務経験のある方」を採用する方針を言います。

中途採用とは異なり、「未経験者」や「就労経験のない方」は含まれません。

なお、MS-Japanでは未経験者向けの求人も多く扱われており、キャリア採用以外の求人も多く検出されています。

MS-Japanに利用を断られましたが、代わりの転職エージェントはありますか?

希望する職種によって、オススメの転職エージェントは異なります。

詳しくは、MS-Japanの利用を断られた!拒否理由と解決策をお話します。の記事で詳しく解説しています。

MS-Japanはどこからログインできますか?

MS-Japanのログインページはこちらです。

MS-Japanの退会方法を教えてください。

MS-Japanのログインページでログインした後、退会ページにジャンプし、「同意する」にチェックし、同意をクリックするとMS-Japanを退会することができます。

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MS-Japanの評判・口コミも集めてみた。

以上、MS-Japanの取扱い求人のリサーチ結果でした。

結論としては、MS-Japanには「経理・財務」「会計事務所・税理士法人」「人事」の求人が多く、他の転職エージェントと比べて比較的規模が大きいことが分かりました。

また、MS-Japanには求人数が多いだけでなく、利用者からの評判が良いという特徴もあります。

MS-Japanを利用した人による評判口コミは、次の記事で紹介しています。

登録前にご参考ください。

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