日本のファッション・アート産業との連携強化を目的に、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー会長兼CEOが松野官房長官を表敬し、意見交換を行いました。
目次
1.会談概要
5月2日(月曜日)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー会長兼CEOは、日本のファッション・アート産業との連携強化を目的に、松野官房長官を表敬訪問しました。
会談では、岸田政権における新しい資本主義が重要視している「人的資本投資」を通じた伝統技術・工芸や個の創造性の発現であるアートが、これからの価値創造の源泉であることが確認されました。
今回の訪日において、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンからは、ファッション・アート分野における下記3つの連携策の提案がなされました。1.LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンにおいて、日本の素材等が使用されている場合には、商品説明欄に具体的な産地名を記載するなど、日本の産地が有する高い技術力の海外発信により一層協力すること。
2.同時に、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンにおいて、高品質な素材等を提供する日本企業との連携を一層発展させて、日本の企業、特に中小企業各社や職人の成功に貢献すること。
3.さらに、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンにおいて、日本の若手アーティストや工芸家とのコラボレーションをより一層推進すること。経済産業省としても、日本の素材のブランド化や、ファッション・アート産業の中小企業、職人、若手アーティストとの連携を支援していきます。
なお、本稿は経済産業省公表の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220510004/20220510004.html