支払い.com（支払いドットコム）の評判・口コミと、メリット・デメリットを徹底解説！
支払い.comは、支払いの迫った請求書について、支払期日を延長してもらえるサービスです。
具体的には、支払先に対して「支払い.com」が代理で振込を行い、利用者はクレジットカード払いに変更することで引き落とし期日を先延ばしにできる仕組みです。
支払い.comの流れ
南山大学での研究データによれば、起業家の半数近くが資金調達を「銀行融資以外」から行っていることが分かっており、近年ではこうした「融資以外の資金調達手段」への需要が非常に高まっています。
そこで本記事では、新しい資金繰り方法である「支払い.com」の評判・口コミを紹介し、他の類似サービスと比較した結果も併せて紹介します。
総合評価：（ 9.7点 ）
— 総合評価の内訳 —
- 支払いの早さ ：（ 10/10 ）
- 手数料 ：（ 9/10 ）
- 対象カードの数：（ 9/10 ）
- 支払の延長期間：（ 10/10 ）
- 口コミ評判 ：（ 10/10 ）
- 私の使用感 ：（ 10/10 ）
— 総合評価の算定過程 —
(10+9+9+10+10+10)÷6 ＝ 9.666… ≒ 9.7点
特に「4%」という安さで資金調達できるのは、支払い.comの大きなメリットです。
支払い.comの手数料率を知るには、以下の計算ツールを使ってみて下さい。
支払い.comの手数料計算ツール
結論としては、支払い.comは非常にお得なサービスであり、今すぐ資金調達したい人には一番おすすめの選択肢です。
ご利用の際は、両者を天秤にかけ、納得した上でサービスを利用されることを推奨します。
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支払い.com（支払いドットコム）の良い評判・口コミ
支払い.comの良い評判・口コミは、次の通りです。
以下、それぞれ解説します。
資金調達方法の中では、一番簡単にできて安い。
- 評価 ：（ 5.0 ）
- 利用目的：運転資金の確保
- 利用者 ：法人
- 延長日数：約50日
支払い.comは何度か使用しましたが、あらゆる資金調達方法の中で一番簡単かつ安心して利用できるサービスだと思います。
例えば、カードローン・ファクタリングは簡単に利用できますが、審査で落とされるケースがあります。また、消費者金融は審査が比較的緩い一方で、闇金や怪しい業者もいます。
この点、支払い.comは審査がなく利用も数分で終わり、運営組織も一番まともです。
手数料は発生しますが、ファクタリングに比べれば大分安く済みます。
あらゆる資金繰り方法の中で、支払い.comは一番自分に合ったサービスだと思います。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
本当に翌日に決済が実行された。手間がほとんどかからなくて良い。
- 評価 ：（ 5.0 ）
- 利用目的：事業資金の確保
- 利用者 ：法人
- 延長日数：約40日
過去に事業資金の工面に困窮した際、色々調べたところ「支払い.com」なるサービスを発見し、一度だけ利用したことがあります。
手間は驚くほど少なく、Web上で情報を入力しただけで完了しました。書類のアップロードやメール・電話対応も一切無し。あまりに簡潔なので、本当に手続きが完了したのかさえ怪しかった。
しかし、翌日になると本当に手続きが実行され、クレジットカード明細（未確定）には使用履歴がきちんと記載されていました。
今後も資金面の確保で行き詰まった際は、積極的に利用したいと思いました。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
一度に大きな金額でも対応できる。かなりオススメの資金繰り方法。
- 評価 ：（ 4.5 ）
- 利用目的：資金繰り改善
- 利用者 ：法人
- 延長日数：60日
業種的に資材購入の支払サイクルが長く、かつ一度の支払金額が大きいため、資金繰り計算を誤ると運転資金がマイナスになることがあった。
幾つかの資金調達手段を考えたが、支払い.comのサービスが最も手っ取り早いと感じた。
カードの限度額まで使えるので、1カード当たり200万まで使え、かつ2枚以上のカードを同時に使えるので計算上は4枚✕200万＝800万まで利用できる。
もちろん、限度額いっぱいまで使ってしまうとその他の経費支払いができなくなるため、その点は注意が必要だが。
審査なしで一度に何百万もの金額の支払いを後払いできるのは、かなりオススメのサービスだと感じた。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
審査がないので、いつでも安心して利用できるのは良い点。
- 評価 ：（ 5.0 ）
- 利用目的：売掛金サイト遅延の補填
- 利用者 ：法人
- 延長日数：約50日
売上先からの入金が遅延し、近々での買掛金の支払いに追われ困っていたところ、支払い.comのサービスを発見して利用しました。
利用した理由は、「審査がない」という点です。とにかく急ぎで資金が必要だったため、審査の待ち時間や審査落ちにリスクを感じていました。
しかし、支払い.comは審査不要のためすぐに申請をしました。
翌々日には振込がなされ、無事、支払期日を約50日延長することができました。
今すぐ資金が必要な経営者にとって、審査なしで資金繰り改善できるサービスは非常にありがたい。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
後払い＆リボ払いで更に支払いを遅らせることができた。
- 評価 ：（ 5.0 ）
- 利用目的：運転資金の改善
- 利用者 ：法人
- 延長日数：約45日
期日の迫った支払いを遅らせることができたのは勿論、カードの支払い設定をリボ払いに変更したことで更に支払いを先延ばしする技を発見した。
私のカードは年利15%なので月利換算で1.25%の計算。支払い.comの請求書カード払いは月利2%（4%÷2ヶ月）、かつポイント還元1%があるので、月あたり2.25%の手数料支払いで運転資金を獲得できた計算。
正直、カードローンや消費者金融よりよっぽど良い。ファクタリングは手数料が高いし断然こちらの方がお得感がある。
サービス自体を知らない人が多いんだろうけど、今後はこの手段が主流になるのでは？
かなり良いサービスだと思う。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
給料をクレカで払ってくれて助かった！
支払い.comを利用したことで、給料の支給をカード払い（＝支払いの先延ばし）できて助かった、という良い評判が検出されました。
この口コミからも分かるとおり、支払い.comは給与の支払いにも利用することができます。
「振込人が別名義になるから従業員に不審がられるのでは？」という疑問もありそうですが、その心配は不要です。
なぜなら、支払い.comなら振込人名義を変更できるからです。
実際に私自身も利用しており、振込人名義を変更できる入力フォームを確認済みです。
法人にとって従業員への給与は大きな出費になりますから、これを後払い化できるのは大きなメリットに繋がります。
創業期にキャッシュを確保できる＆ポイントも溜まって助かる！
- 外注費等がかさむ創業期に後払いすることでキャッシュが確保できる
- 尚且つクレジットカードのポイントが溜まる
という良い使用感の口コミが検出されました。
支払い.comは「支払金額が嵩む時期」に利用される傾向にあります。
特に創業期は売上が少なくキャッシュインの時期も遅いため、経費等の支払いで手元資金がショートする可能性があるため、創業期や支払い額が一時的に増加する際に利用されます。
なお、SAISONカード・UPSIDERカードを持っていなくても支払い.comは利用可能ですし、カードのポイントも付与されます。（参考：支払いドットコムで使えるカード）
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支払い.com（支払いドットコム）の悪い評判・口コミ
支払い.comの悪い評判・口コミは、次の通りです。
以下、それぞれ解説します。
JCBカードが使えなかった。
- 評価 ：（ 3.5 ）
- 利用目的：支払サイトの改善
- 利用者 ：法人
- 延長日数：約45日
よく使っていたJCBのカードで利用しようとしたところ、エラーが頻発しました。何度も挑戦しましたが上手くいかず。
よくよく調べてみると、JCBカードが使えるのはSAISONだけとの事でした。
VISAやマスターカードは使えるそうですが、JCBも日本のカードなので対応してほしかったです。
他のカードも持っていたのでそちらはカード登録ができ、無事サービスが使えました。
対応カードが限られているのは不便かなぁ…。ただサービス内容には満足してます。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
確かに良いサービスだとは思うが、根本的な解決にはならない。
- 評価 ：（ 3.5 ）
- 利用目的：事業資金の確保
- 利用者 ：法人
- 延長日数：約50日
支払い.comは最近になって新しく出てきたサービスで、手数料は安いし審査もなく、クレカさえあれば誰でも利用できて便利だとは思う。
しかも結構な高額の資金を後払い化できるので、直近での資金繰りに困っている経営者・個人事業主にはかなり使われているはず。
しかしその反面、本来払う必要のない手数料が発生しているので根本的な解決にはなっていない。
長期的には、資金繰りが苦しいなら支払サイト・回収サイトの見直しも視野に入れて、顧客・卸先を選定すべきだと思う。
情報源：藤沼会計事務所実施アンケート調査
アメックスはセゾンしか使えない。
こちらはX（旧：Twitter）上での支払い.comに関する口コミです。
「そもそもアメックスセゾンのみ」という悪い評判が検出されました。
正確な状況は分かりませんが、おそらく「アメックスブランドはセゾンカードしか使えない」という内容の投稿と推察されます。
そうなんです。
支払い.comで使えるカードで解説していますが、アメックスブランドはクレディセゾン発行のカードしか使えません。
カードに「SAISON」と記載されていないアメックスカード（＝プロパー）は、支払い.comを利用できない点に注意が必要です。
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支払い.com（支払いドットコム）を使った私の口コミ・感想！
私自身も、支払い.comを利用して支払期日を延長しました。
利用時の私の感想として、特に強く感じたのは以下の3つです。
以下、それぞれ解説します。
1分で手続きが完了。請求書のアップロードも不要でかなり早い。
驚いたのは、利用の簡単さです。
無料登録後、以下の入力を求められましたが、計1分で手続きが終わりました。
- 支払情報の登録
- 振込先の登録
- クレジットカード登録
- 振込日の指定
本当にたったの1分で完了します。これにはかなり驚きました。
私は「ファクタリング」も利用したことがありますが、本人確認書類や請求書等をアップロードするのにかなり手間がかかりました。
また、他のカード払いサービスでは「請求書のアップロード」を求められましたが、支払い.comならそれすら不要。
たったの1分で資金繰り改善ができるのは、支払い.comだからこそ。
なお、支払い.comの利用の流れは記事末尾で画像付きで解説しています。
本当に一瞬で終わりますよ。
※ 給与支払い等、特殊な支払いについては給与明細や請求書等が必要になるケースもあります。
本人確認不要なので安心感があった。
ファクタリングを始めとする資金繰り改善では、必ず本人確認書類（マイナンバーカードや健康保険証、パスポート、免許証など）の提出が求められます。
一方、支払い.comでは最後まで本人確認書類が求められませんでした。
本人確認書類をネットで提出することには非常に抵抗があったので、かなり安心感を感じました。
実際、サラ金やファクタリングなどを利用すると、知らない業者から電話が掛かってくるようになるんですよね。（絶対裏で情報売られてる。）
また、上場会社（クレディセゾン）が運営するサービスなので、情報セキュリティの管理も徹底されており、この点でも安心感がありました。
とにかく安い。今すぐ資金繰りを改善するなら最善の選択肢と感じた。
支払い.comは、とにかく安さが一番の魅力に感じました。
ファクタリングなら初回で10%程度の手数料を取られますが、支払い.comならたったの4%です。
ファクタリングの半分以下の手数料で利用できるのは、非常にお得感がありました。
もちろん、審査ナシで利用→即手続き完了なので、手軽さの面でもとても使いやすい。
手元の資金繰りを改善する方策としては、第一に支払い.comを利用すべきです。
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【比較表】支払い.com（支払いドットコム）と類似サービスを比べてみた。
支払い.comを含めた類似サービス大手3社を比較しました。
| 支払い.com | INVOY | DGFT | |
|---|---|---|---|
|  |  | |
| 総合評価 | （ 9.7点 ） | （ 9.3点 ） | （ 8.9点 ） |
| 実行日 | 最短翌日 | 最短3営業日 | |
| 手数料 | 4％ | 3％ | |
| 対象カード | Visa Mastercard JCB アメックス | Visa Mastercard JCB | Visa Mastercard JCB ダイナース |
| 利用の限度額 | クレジットカードの限度額まで | ||
| 支払延長期日 | 最大60日 | ||
| 利用対象 | 法人・個人事業主 | ||
| ポイント ・マイル | 溜まる | ||
| 運営会社 | ㈱クレディセゾン ㈱UPSIDER | ㈱OLTA | ㈱デジタルガレージ |
| 評判・口コミ | 評判を見る | 評判を見る | 評判を見る |
| 公式HP | 公式HP | 公式HP | 公式HP |
- 支払日が非常に早く、早急な資金調達が可能
- 唯一アメリカンエキスプレスのクレジットカードが利用可能
- 株式会社クレディセゾンと株式会社UPSIDERによる共同運営のため、安全性が非常に高い
- 手数料率が他社よりも1%高い
- ダイナースクラブのクレジットカードは利用不可
支払い.comは利用者からの評判が非常に高いため、私は支払い.comの利用を一番おすすめします。
しかし、上記比較表から分かるとおり、各社サービスには若干の違いがあります。
ぜひ上記比較表をご参考に、ご自身に合ったサービスを使ってください。
支払い.com（支払いドットコム）とは、請求書をカード払いに変更する仕組み
支払い.comとは、本来ならカード払いのできない支払いについて、クレジットカード払いによる後払い決済（＝支払いの先延ばし）ができるようになるサービスです。
支払い.comでは、次のような取引の支払いを先延ばしできます。
- 家賃の支払い
- 電気代・水道光熱費の支払い
- 給与の支払い
- 社会保険料の支払い
- 外注費・業務委託費の支払い
- 原材料や商品の仕入代金の支払い 等
上記の他、銀行振込の対象となる請求書払い全般が、支払い.comで後払い決済可能です。
支払い.comは、2024年8月時点での累計決済額が700億円を突破しており、法人・個人問わず多くの方が利用しています。
特に、資金繰りの難しい業種（建設業・エンジニア等）や、資金繰りに悩みやすいスタートアップ・起業直後の方によく利用されています。
以下、支払い.comについてもう少し詳しく解説をします。
支払いドットコムの仕組み・取引の流れ【図解】
支払いドットコムの仕組みは、一言で簡単に言えば「銀行振込をクレジットカード払いに変える仕組み」です。
仕組みを図示すると、以下のようになります。
支払い.comの仕組み【図解】
- 利用者 ：支払い.comに支払先の情報等を入力
- 支払い.com：登録された期日に銀行振込
- 利用者 ：カード支払日に口座から引き落とされる
言い換えれば、「利用者が支払い.comの後払いサービスをクレジットカードで買った」という仕組みです。
これにより、本来なら利用者が支払うべきものを①支払い.comが代わりに銀行振込し、その後②クレジットカードの支払日に(手数料4%も込みで)利用者の口座から引き落とされます。
もう少し分かりやすく仕組みを解説するため、時系列順に取引の流れを解説します。
支払い.comの取引の流れ【図解】
例えば、6月末期日の振込予定の支払いがある場合、6月中に支払い.comを使用することでこの支払いを支払い.comが代わりに行い、翌月または翌々月のカード支払い期日に手数料も含めた金額が口座から引き落とされます。
この口座から引き落とされる期日は、クレジットカード会社によって異なります。
例えば、「月末締め・翌月27日払い」のクレジットカードを使って支払い.comを利用した場合、翌月27日に代金が引き落とされます。
なお、支払い.comを使ったクレジットカード決済では「ショッピング枠」が使われます。
「キャッシング枠」は使われないため、キャッシング枠がゼロの方でも利用可能です。
支払いドットコムとファクタリングの違い
支払い.comと「ファクタリング」の違いは、以下のとおりです。
| 支払い.com | ファクタリング | |
|---|---|---|
| 目的 | 資金繰りの改善 | |
| 取引の仕組み | 債務支払期日の延長 | 債権回収期日の早期化 |
| 取引の概要 | 振込期日をカード払いで延長する | 請求書を売却して即時現金化 |
| 手数料 | 一律4% | 2者間：10～20% 3社間： 1 ～ 9% |
| 審査 | なし | あり |
| 契約 | 利用登録のみ | 都度契約が必要 |
| 必要な書類 | 振込先の情報のみ | 請求書 通帳コピー 身分証明書 その他、契約書等 |
| 取引先への通知 | なし | 2者間ファクタリングは通知なしだが、3社間ファクタリングは通知される。 また、支払い遅れがあると通知される。 |
| 手続き | Web上で完結 | 対面・電話が求められるケースあり |
| 手続の所要時間 | 1～2分 | 最短10分～2時間 |
| 会計処理 | 簡単 | やや複雑 |
ファクタリングとは、自社が発行した請求書を売却することで、即時に現金化する資金調達方法をいいます。
ファクタリングが「売掛金の回収を早期化する」という取引であるのに対して、支払い.comを始めとする請求書カード払い取引は「債務の期日を延長する」という点で違います。
ファクタリングに比べ、支払い.comには多くのメリットがあり、デメリットは非常に少ないです。
なお、手数料の安いファクタリング会社もありますが、通常はファクタリングの手数料が4%を下回ることは殆どありません。
そのため、ファクタリングと支払い.comの利用で迷った際は、支払い.comでの資金繰り改善をオススメします。
支払いドットコムで使えるカード
支払いドットコムで使えるクレジットカード・使えないクレジットカードは、以下の通りです。
| ブランド／発行元 | セゾンカード | セゾンカード以外 |
|---|---|---|
| VISA | ||
| Mastercard | ||
| JCB | ||
| AMERICAN EXPRESS | ||
| その他ブランド |
セゾンカードが発行したクレジットカードなら、「VISA」「Mastercard」「JCB」「AMERICAN EXPRESS（アメックス）」のいずれも使えます。
なお、セゾンカードは以下のようにクレジットカード表紙に「SAISON」と記載されています。
一方で、発行元がセゾンカード以外のクレジットカードの場合、「VISA」または「Mastercard」のいずれかが使えますが、「JCB」「AMERICAN EXPRESS（アメックス）」は使えません。
支払いドットコムが使えない取引
支払いドットコムは、次のような取引では使えません。
- クレジットカード料金の支払い
- 消費者金融や銀行融資の返済など、金融サービスへの支払い
- 請求書の金額と利用金額が一致しない場合（一部後払いなど）
- 海外の銀行口座への振込
- 自分・自社への振込
- 金融機関への振込
逆に、上記以外の取引であれば基本的には全て利用ができます。
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支払い.com（支払いドットコム）を利用する10のメリット
支払い.comのメリットは、次の通りです。
以下、それぞれ解説します。
最短翌日に現金化（支払いの延長）ができる
支払い.comでは、最短翌日に支払いが実行できるという大きなメリットがあります。
最短実行日の他社比較
| 支払い.com | INVOY | DGFT | 1click | JCB | |
|---|---|---|---|---|---|
| 最短実行日 | 翌日 | 3日 | 3日 | 3日 | 3日 |
他社はその大半が「最短3営業日」であるのに対して、支払い.comでは「最短翌日」に支払いの延長が実行されます。
このため、支払い.comなら振込期日が明日に迫った状況でも、すぐに支払期日を延長することができます。
支払い.comが他社よりも優れている理由は、大手カード会社「クレディセゾン」とベンチャー向けカード会社「UPSIDER」がタッグを組んで共同運営している為です。
今すぐにでも資金繰りを解消したい方には、支払い.comがオススメです。
審査なし＆担保も不要
| 支払い.com | ファクタリング | 融資 | |
|---|---|---|---|
| 審査 | なし | やや厳しい | 厳しい |
| 担保 | なし | なし | 必要 |
支払い.comは審査なしで利用でき、担保も不要です。
なぜなら、支払い.comのサービスは融資でもなければファクタリングでもないからです。
ファクタリング会社の中には、審査の甘いファクタリング業者も存在しますが、それでも結構な頻度で審査落ちします。
また、支払い.comでは単に支払方法を変更するだけですから、手間がほとんどかかりません。
支払い.comの利用に必要なのは、支払先の情報とご自身のクレジットカードのみです。
資金繰り改善・資金調達で「審査なし」のサービスは、他にありません。
手数料が4%と安くリーズナブル
支払い.comなら、手数料率が「4%」というリーズナブルな負担のみで資金繰りを改善できます。
| 支払い.com | ファクタリング | |
|---|---|---|
| 手数料 | 4% | 2者間：10～20% 3社間： 1 ～ 9 % |
ファクタリングの手数料相場は1～20%ですが、実際はほとんどのケースで10%程度取られます。
しかし、支払い.comならたったの4%で済みます。
以下に「支払い.comの手数料金額の計算ツール」を設置したので、実際に計算してみて下さい。
クレジットカードのポイント・マイルも溜まる
支払い.comを利用することで、決済方法が銀行振込→クレジットカード決済に変更されますから、クレジットカードのポイント・マイルが溜まります。
一方、ファクタリングや融資などの資金調達手段では、当然ですがポイント等が溜まることはありません。
| 支払い.com | ファクタリング | 融資 | |
|---|---|---|---|
| ポイント マイル | 溜まる | なし | なし |
支払い.comの手数料率は4%ですが、例えばポイント還元率1%のクレジットカードを利用した場合、実質3%（＝4%-1%）の手数料で資金繰りを改善することができます。
これは非常にお得です。
支払い.comなら、アメックスカードも利用できる
各社サービスにおける「利用可能なクレジットカード」の対応状況は、以下のとおりです。
| 支払い.com | INVOY | DGFT | 1click | JCB | |
|---|---|---|---|---|---|
| VISA | |||||
| Mastercard | |||||
| JCB | |||||
| アメックス | |||||
上記のとおり、アメックスカードに対応しているのは支払い.comだけです。
このため、アメックスカードを利用して支払期日を先延ばししたい方は、支払い.com一択です。
サービスの利用が支払先に絶対バレない
支払い.comを利用して決済を行っても、支払先にそれがバレることはありません。
なぜなら、支払い.com経由で支払われる場合、振込人名義を自分に変更することができるからです。
つまり、支払先からすると貴方（貴社）から入金があったように見えるので、支払い.comを使ったことがバレません。
特に給与の支払いなどでは、従業員から「資金繰りに困窮しているのでは？」と疑念を抱かれると困りますが、支払い.comならそんな心配も不要です。
なお、実際の入力画面は以下のとおりです。
ここで自由に「振込人」を設定できるため、自社・自分を入力することで支払い.comを利用したことが相手に伝わらなくなります。
取引が全てWebで完結し、提出書類も不要
支払い.comでは、取引が全てWeb上で完結します。
支払い.comは原則として審査が行われないため、次のようなコミュニケーションは一切不要です。
- 来店・対面 →不要
- メール →不要
- 電話 →不要
- Zoom →不要
全てブラウザ上で手続きが完了します。
また、原則として請求書類などの書類提出も不要ですから、手間が殆どかかりません。
最大60日、請求書を後払い決済できる
支払い.comを利用することで、代金の支払いを最大60日延長することができます。
支払いドットコムの仕組みでも解説したとおり、支払い.comを利用すると最短翌日に支払いが実行され、支払いをカード決済日まで先延ばしにできます。
例えば次のような条件の場合、7月2日付の支払いを8月27日まで先延ばしすることができます。
- 支払い.com利用日：7月1日
- 請求書期日 ：7月2日
- クレジットカード：当月末締め・翌月27日払い
上記のケースでは、本来支払うべき期日から計57日間支払いを後払いできたことになります。
業界唯一、社会保険料の支払いもカード払い可能
支払い.comなら、従業員の給与にかかる社会保険料の納付についても、クレジットカードによる後払い決済が可能です。
社会保険料納付の対応状況
| 支払い.com | INVOY | DGFT | 1click | JCB | |
|---|---|---|---|---|---|
| 社会保険料 の納付 | |||||
社会保険料は、従業員への給与に対する約25～30%が納付すべき金額となり、一時的な負担が非常に大きいです。
支払い.comを利用することで、業界で唯一社会保険料のカード決済化ができ、この大きな負担を軽減することが可能です。
ちなみに、社会保険料の金額は以下のシミュレーションツールで計算できます。
社会保険料(法人+従業員)の計算ツール
なお、支払い.comによる社会保険料の後払いは、「法人」に限定されています。
つまり、個人事業主の方が支払う「国民年金」「国民健康保険料」については、支払い.comを利用することができません。
上場会社との共同運営による高い安全性
支払い.comの他にもカード払いサービスがありますが、「東証プライム（旧：東証一部）上場」は支払い.comだけです。
| 支払い.com | INVOY | DGFT | 1click | JCB | |
|---|---|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社クレディセゾン 株式会社UPSIDER | FINUX株式会社 | 株式会社DGフィナンシャルテクノロジー | 株式会社ROBOT PAYMENT | 株式会社ジェーシービー |
| 上場区分 | 東証プライム | 非上場 | 非上場 | 東証グロース | 非上場 |
なぜ、「上場会社」は安全性が高いのかと言うと、金融商品取引法が適用されることで厳格な外部監査を受ける義務があるからです。
特に財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準（通称、J-SOX）が適用されることで、厳格な内部統制構築義務が生まれます。
（かなり専門的な話ですが、要するに「しっかり統制しましょう」という義務）
私自身も監査法人では外部監査人として上場会社の監査をしていましたが、上場会社か否かでは安全性が段違いです。
また、3Dセキュアに対応している為、なりすまし等の不正使用も防止されています。
個人情報の取扱いに不安を抱いている方は、支払い.com一択です。
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支払い.com（支払いドットコム）を利用する3つのデメリット
支払い.comのデメリットは、次の通りです。
以下、それぞれ解説します。
手元資金が増えるわけではない
支払い.comの仕組みでも解説したとおり、支払い.comは「代金の支払いを最大60日先延ばしにする」サービスです。
このため、今ある預金残高が増加するわけではありません。
もし、手元資金を即日で増やしたい場合には、ファクタリングの利用がオススメです。
クレジットカードの限度額までしか利用できない
支払い.comは、請求をクレジットカード払いに変更するサービスです。
このため、クレジットカードの利用限度額が上限になり、これを超える支払いはできません。
例えば、上限150万円のカードで支払い.comを使った場合、150万円（4%の手数料を含める）までしか利用できないという事です。
ただし、支払い.comでは複数のクレジットカードを併用することができるため、2枚以上のカードを持っている場合はこれを超える金額でも利用することができます。
上記画像のように、支払い.comでは複数カードを登録することで、各カードで分割して代金を支払うことが可能です。
具体的には、例えば300万円分の請求書をカード払いに変更したい場合、
- カードAで100万円
- カードBで50万円
- カードCで150万円
という形で、複数のカードを使って合計300万円の請求書をカード払いに変更できます。
ダイナースクラブのカードは利用できない
支払いドットコムで使えるカードで紹介したとおり、支払い.comではダイナースクラブのクレジットカードに対応していません。
そのため、ダイナースクラブのカードを利用したい場合は、他のサービスを利用する必要があります。
なお、「DGFT請求書カード払い」ならダイナースクラブのカードに対応しています。
＼ 支払いが最大60日延長できる ／
／ 最短翌日に入金されます ＼
支払い.com（支払いドットコム）の使い方【画像付き解説】
支払い.comの使い方・流れは、次の通りです。
支払い.comの公式HPにジャンプし、無料で利用登録をします。
登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので、必ずメールの「登録する」ボタンを押してください。
- 振込金額：請求書の金額を入力する
- 振込依頼人：振込人名義を入力する
「振込依頼人」は、振り込む際の名義を設定する必要があります。
ここで自分の名称を入力することで、支払い.comを経由して支払ったことが相手にバレないようになります。
- 金融機関：支払先の銀行名を選ぶ
- 支店：支払先の銀行の支店名を選ぶ
- 口座種別：支払先の種別を選ぶ
- 口座番号：支払先の口座番号を入力
- 受取人名：支払先の名義を入力
支払先の情報を入力します。
請求書を見ながら入力すれば、30秒もかかりません。
「振込日」はデフォルトで最短日付が入力されています。
振込日をあえて遅らせたい場合には、振込日を自分で指定してください。
なお、この際「請求書期日」を過ぎてしまわないようご注意ください。
最後に「申し込み内容を確認」ボタンを押してください。
これで手続きは完了です。
指定した振込日に支払い.comが振込を行い、クレジットカードの支払期日になると、ご自身の口座から手数料も含めた支払金額が自動で引き落とされます。
＼ 支払いが最大60日延長できる ／
／ 最短翌日に入金されます ＼
支払い.com（支払いドットコム）に関するよくある質問
支払い.comに関するよくある質問・回答を、以下にまとめました。
支払いドットコムで楽天カードが使えないのですが…
支払い.comで楽天が使えないケースには、次のパターンがあります。
- 「JCB」または「American Express」ブランドの場合
- クレジットカードの利用限度額をオーバーしている
- クレジットカードの有効期限が切れている
- その他、何らかの理由によりカード利用が停止している
最も多いパターンとしては、楽天カードを「JCB」または「American Express」のブランドで契約しているケースです。
支払い.comは「JCB」「American Express」にも対応しているものの、「セゾンブランド」でなければカード登録できないので注意して下さい。（参照：支払いドットコムで使えるカード）
支払いドットコムは個人利用でも使えますか？
はい。支払いドットコムは個人利用も可能です。
ただし、利用できる取引には制限があります。（参照：支払いドットコムが使えない取引）
支払いドットコムで家賃は払えますか？
はい。支払いドットコムでは家賃の支払いも可能です。
ただし、家賃の支払いが「自動引き落とし」の場合、まずは支払い方法を「銀行振込」に変更する必要があります。
これは、二重支払い（自動引き落としと支払い.comによる支払いが同時になされてしまうこと）のリスクを排除する為です。
支払いドットコムは即日利用可能？
はい。支払いドットコムは今すぐ無料で即日利用可能です。
ただし、支払先への決済は最短翌日での支払いになります。
支払いドットコムの限度額はいくらですか？
支払いドットコムの限度額は、次の通りです。
- 利用の下限：1万円
- 利用の上限：クレジットカードの限度額
1万円以下の金額の場合は、支払い.comを利用することはできません。
また、例えばクレジットカードの利用限度額が200万円の場合、支払いドットコムで利用できる金額も200万円が上限額になります。
なお、限度額を超える金額を利用したい場合は、複数のクレジットカードを併用することが可能です。
例えば、クレジットカードAの限度額が200万円・クレジットカードBの限度額が100万円の場合、合計300万円まで支払い.comを利用することが可能です。
支払いドットコムの支払いキャンセルはどうすればいいですか？
支払い.comの支払いキャンセルは、「支払い情報詳細」画面の右下のボタンを押すことで実行できます。
なお、相手先へ支払いが実行された後にキャンセルはできないので、ご注意ください。
支払いドットコムのログインページはどこ？
支払いドットコムのログインページはこちらです。
支払いドットコムではインボイス対応の「適格請求書」は発行可能ですか？
はい。支払いドットコムは適格請求書発行事業者として登録されており、インボイスに対応した的確請求書の発行が可能です。
具体的には、支払いドットコムの利用明細に登録番号が明記されています。
支払いドットコムはデビットカードも使えますか？
はい。支払いドットコムはデビットカードでの支払いも可能です。
ただし、デビットカードは利用した都度口座から引き落とされる仕組みであることから、振込期日の先延ばしができません。
そのため、支払いドットコムを利用する際はクレジットカードを利用すべきです。
＼ 支払いが最大60日延長できる ／
／ 最短翌日に入金されます ＼
支払い.com（支払いドットコム）の運営会社概要
支払い.com（支払いドットコム）は、株式会社クレディセゾンと株式会社UPSIDERの2社により共同運営されています。
| 運営会社① | |
|---|---|
| ロゴ |  |
| 運営会社 | 株式会社クレディセゾン |
| 代表者 | 代表取締役会長CEO：林野 宏 代表取締役社長COO：水野 克己 |
| 設立年月日 | 1951年5月1日 |
| 資本金 | 75,929,000,000円 |
| 会社区分 | 東京証券取引所プライム市場（証券コード：8253） |
| 本店所在地 | 〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F |
| アクセス |
| 運営会社② | |
|---|---|
| ロゴ |  |
| 運営会社 | 株式会社UPSIDER |
| 代表者 | 代表取締役：宮城 徹 代表取締役：水野 智規 |
| 設立年月日 | 2018年5月14日 |
| 資本金等 | 8,794,000,000円 |
| 登録・加盟 | 前払式支払手段(第三者型)｜関東財務局長第00722号 PCI DSS v4.0 認定事業者 一般社団法人日本資金決済業協会 |
| 本店所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木7丁目15-7 新六本木ビル 811 |
| アクセス |
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1988年生まれ
公認会計士・税理士
2014年 EY新日本監査法人 入社
2021年 ニューラルグループ株式会社 入社
2024年 太田昌明公認会計士事務所 開業
2024年 ARMS会計株式会社 代表取締役
上場会社で経理部長として決算財務全般・資金調達を行っていました。
現在は経理支援会社を運営しています。