2025年で設立50周年を迎えたJACリクルートメントは、外資系企業やハイクラス求人に特化した転職エージェントとして有名です。
母体となる株式会社ジェイエイシーリクルートメントは東証プライム上場企業であり、1988年設立当初から累計43万人以上もの転職支援実績を誇る超大手転職エージェントです。
しかし、実際にJACリクルートメントを利用した人はどう感じているのでしょうか?
そこで本記事では、JACリクルートメントを利用した100名にアンケート調査を行い、JACリクルートメントの口コミ・評判を集計しました。
口コミを調査した結果、7割以上が高評価をしていたものの、少なからず悪い評価も検出されました。
特に、注意点としてJACリクルートメントでは「求人が紹介してもらえない」ケースがあり、この点でサービスが最悪なのでは…といった声もあるようです。
本記事では、そんな利用者による口コミ全体の傾向を明示し、その上で代表的な良い評判・悪い評判を紹介します。
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この記事で分かること
- JACリクルートメント利用者100人のうち7割以上が「良い」と評価している
- JACリクルートメントはBIG4を始めとする外資系企業に強い
- JACリクルートメントはハイクラス・ミドルクラスに特化しており特に30代~40代の転職実績が多い
- スキル不足だったり地方での転職を考える場合には求人を紹介されないケースがあるため要注意
2014年 EY新日本有限責任監査法人 入社
2018年 東京共同会計事務所 入社
2019年 藤沼会計事務所 開業
2020年 アカウントエージェント株式会社 代表取締役
JACリクルートメントの口コミ100件から分かった評判の傾向【調査結果】

JACリクルートメントの転職エージェントサービス利用者100人に、口コミアンケート調査を行いました。
下記の表は、当該100件の口コミを8つのカテゴリーに分類し、良い評価・普通の評価・悪い評価の別に集計した表です。
JACリクルートメントの口コミ100件総括表
カテゴリー | 良い | 普通 | 悪い |
---|---|---|---|
求人数・選択肢の幅 | 9人 | – | – |
運用体制・一貫性 | 3人 | 2人 | – |
外資・グローバル | 11人 | – | – |
求人の質・マッチ度 | 29人 | – | – |
若手への対応度 | 2人 | 8人 | 2人 |
選考対策の手厚さ | 12人 | – | – |
連絡スピード | 3人 | 12人 | 2人 |
総合満足度・その他 | 5人 | – | – |
(合計) | 74人 | 22人 | 4人 |
参考:JACリクルートメント利用者への口コミ100件アンケート
- 調査対象 :JACリクルートメントを利用したことがある方
- 調査期間 :2025年8月11日~8月31日
- 調査機関 :自社調査
- 調査方法 :インターネットによる任意回答
- 有効回答数:100人
JACリクルートメント利用者の評判を総括すると、全体として良い評価を多く獲得していることが分かります。
特に、「求人の質・マッチするかどうか」については、最も多くの良い評価を獲得しています。
一方、「若手への対応度」としては良い評価もあるものの、普通・悪い評価も数件検出されています。
そして、「連絡スピード」については普通とする評価が最も多かったものの、(他の項目に比べると)評価が低いため、「今すぐにでも転職をしたい!」という人にはややオススメしにくい結果となりました。
JACリクルートメントはBIG4・外資などハイクラス志向の人が使う転職エージェントですので、「どこでもいいからすぐ雇ってほしい」といった志向の方にはオススメしません。
利用者全体の74%が高評価で最多だった
アンケートを行った利用者100人のうち、74人がJACリクルートメントの転職サービスを「良い」と評価しました。
また、「悪い」と評価したのは4人のみです。

- 良い:評価点数が8以上
- 普通:評価点数が6~7
- 悪い:評価点数が5以下
JACリクルートメントは、オリコンの顧客満足度調査において7年連続1位を記録しており、この調査を裏付ける結果となりました。

また、満足度の高さの内訳は以下の通りです。
- 求人の質・マッチ度:29人
- 選考対策の手厚さ:12人
- 外資/グローバル:11人
- 求人数・選択肢の幅:9人
- 連絡スピード:3人
- 運用体制:3人
- 若手への対応度:2人
- その他:5人
特に多かったのが、「求人の質」「求人数」「選考対策の手厚さ」「外資/グローバル」の4項目で、全体の評価の6割を占めていました。
当該調査結果から、JACリクルートメントは求人数が多いだけでなく求人の質が高く、選考対策のサポートも充実しているということが分かります。
また、JACリクルートメントはハイクラス求人を多く揃えているため、必然的に外資・グローバル求人にも強いことが分かります。
求人の質・マッチ度合いに関する口コミが最も多かった

JACリクルートメントに関する口コミのうち、最も多かったのが「求人の質・マッチ度」に関する口コミでした。(全体の約30%に相当)
全てが良い評判であり、JACリクルートメントは量より質で勝負していることが分かります。
求人数も22,000件以上とかなり多いですが、それ以上に質の高さが評価されているのでしょう。
求人の質に関する実際の口コミは、後述しています。
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JACリクルートメントの良い評判・口コミ
JACリクルートメントの良い口コミ全74件のうち、代表的な口コミを紹介します。
- 求人の質が良い・希望にマッチする求人が紹介してもらえた(29人)
- 書類添削・面接対策サービスが手厚かった(12人)
- 外資系・グローバル企業の求人に強かった(11人)
- 紹介してくれる求人数が多かった・選択肢の幅が広かった(9人)
- 長期的視点でキャリアを考えてくれた(5人)
以下、それぞれ紹介します。
求人の質が良い・希望にマッチする求人が紹介してもらえた(29人)
JACリクルートメントの口コミとして、最も多かったのが「求人の質が良い」「希望にマッチする求人が紹介してもらえた」という口コミでした。
評価も非常に高く、全体の評価点数は平均9.4点(10点満点)でした。
JACリクルートメントには多くの求人が用意されていますが、量よりも質の良さに定評があるようです。
悪質な転職エージェントは、質の低い企業に転職させて手数料を取りますが、JACリクルートメントに限ってはそのような噂は耳にしません。
- (10/10) 担当者は紹介先企業の内情に非常に詳しかった。書類添削から面接の想定問答までサポートは手厚い内容だった。その結果、自分に合った会社を見つけることができた。(20代前半 性別無回答)
- (10/10) コンサルティング業界特有の文化や評価基準について、具体的な説明があった。そのおかげで入社後のギャップはほとんどなく、新しい環境へ円滑に適応できた。(40代後半 性別無回答)
- (10/10) エグゼクティブ層向けの非公開求人が多く、その質の高さは感じた。年収交渉など個人では対応しにくい部分も最後まで代行してくれた。(50代後半 男性)
- (10/10) 金融という専門分野だったが担当コンサルタントの知識が深く、話はスムーズに進んだ。提案される求人の質は高く無駄な応募をせずに済んだ。(20代前半 男性)
- (10/10) 経営層に近い、より上位のポジションに関する紹介が中心だった。入社条件の細部に至るまで最後まで丁寧にフォローがあった。(40代前半 女性)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
書類添削・面接対策サービスが手厚かった(12人)
「書類添削・面接対策サービスが手厚かった」という良い口コミも多く検出されました。
評価点数も高く、平均9.1点(10点満点)という結果でした。
求人を紹介するだけでなく、内定を獲得するために一緒に伴走してくれるのがJACリクルートメントの大きな魅力です。
内定を確実にもぎ取りたい!という方には、JACリクルートメントがおすすめです。
- (10/10) 求人紹介に留まらず、企業の文化や人事責任者の志向まで共有された。面接で評価される点が事前に把握でき、的を絞って準備ができた。(40代前半 男性)
- (10/10) 書類選考や面接対策の支援は極めて手厚い。その反面、最初の求人紹介までには一定の時間を要する。転職を急ぐ場合、他のサービスとの併用したほうが良いと思う。(40代前半 女性)
- (9/10) 面接対策などの支援は万全だが、求人の提案が他社と比べると少ない印象だった。スピード重視の転職活動においては別のルートも確保しておくのが賢明。(50代前半 男性)
- (9/10) 面接で注目される点まで把握している点は、他社にはない強みだと思います。ただし、時折連絡が滞り、選考の段取りが遅れた点は要改善だと思います。(30代前半 女性)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
外資系・グローバル企業の求人に強かった(11人)
「外資系求人が多い」「グローバル企業の求人に強い」という声も多く検出されました。
全体の評価点数は、全カテゴリ中1位の平均9.5点(10点満点)です。
これは、JACリクルートメントが外資・グローバルに特に力を入れた結果と言えるでしょう。
世界各国にグループ拠点を設置しているJACリクルートメントでは、各国の企業とコミュニケーションを取ることができるため、より深く内情をリサーチできる体制が整っています。
- (10/10) 外資系転職においては最適なエージェントだった。英文レジュメの質を向上させ、英語の模擬面接を繰り返し実施できたことが年収の大幅な向上につながった。(30代後半 男性)
- (10/10) グローバル案件を希望するにあたり、私の経歴に最適なポジションを教えてもらえた。業界標準の表現に合わせた英文CVの修正により、書類通過率が上がったと感じた。(20代後半 女性)
- (10/10) 外資系企業特有の選考フローや評価軸について、丁寧な説明があった。自信がつくまで英語での質疑応答の練習に付き合ってもらった。(50代前半 性別無回答)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
紹介してくれる求人数が多かった・選択肢の幅が広かった(9人)
「紹介してくれる求人数が多かった」「選択肢の幅が広かった」という良い口コミも多く検出されました。
JACリクルートメントの保有する求人数は22,000件以上と多く、その大半が年収水準の高いハイクラス向け求人です。
このため、「年収の高さ」を転職の軸と考えている方にとっては、求人数の多さに魅力を感じるはずです。
一方、JACリクルートメントは年収水準の低い求人をあまり用意していないため、人によっては求人が少ないと感じる可能性はあります。
- (9/10) マッチ度の高い案件を軸にしつつ、周辺のポジションまで広げて紹介してくれたのが良かったです。候補の母数が多いので、「少し条件を広げて探す」→「また絞り込む」という作業が柔軟にできました。
- (8/10) 最初は少数精鋭の提案でしたが、「比較のために同業他社も見たい」と伝えると、すぐに追加で複数社の求人を紹介してくれました。市場の説明も丁寧で、とても分かりやすかったです。(20代後半 女性)
- (8/10) 若手向けのポテンシャル採用は少ないが、即戦力には良い選択肢が豊富にある。職務経歴に合わせ複数の企業を同時提案するため、比較検討はしやすかった。(40代後半 男性)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
長期的視点でキャリアを考えてくれた(5人)
やや票数が減りましたが、「長期的視点でキャリアを考えてくれた」といった良い口コミも5件寄せられました。
転職は内定を取ったら終わりではなく、その後も自身のキャリアに役立つ働き方ができるかが大切になります。
つまり、転職先を決める上では長期的なキャリアを考える必要があり、ここで見誤ると転職先選びで失敗します。
こうした失敗を避け、人生の一部という視点で転職を考えたい方には、JACリクルートメントがおすすめです。
- (8/10) 短期的な内定をゴールとせず、中長期的なキャリアの観点から相談に乗る姿勢だった。長期的なパートナーとして信頼に足るエージェントだと感じた。(20代後半 男性)
- (8/10) 「今、転職すべきか」という根本的な問いから相談を開始した。急かすことなく、キャリアプランの相談に乗ってもらえたので自身の軸が明確になった。(40代前半 女性)
- (8/10) 案件数を追うのではなく、私のキャリアプランとの整合性を最優先に提案してくれた。5年後、10年後を見据えた助言を貰えたのは助かった。(20代前半 男性)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
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JACリクルートメントの悪い評判・口コミ
JACリクルートメントの悪い口コミ全4件は、以下の通りです。
- 若手人材に合う案件が少ないと感じた(2人)
- 連絡スピード・調整で難があった(2人)
以下、各口コミを紹介します。
若手人材に合う案件が少ないと感じた(2人)
JACリクルートメントはハイクラス・ミドルクラス向けの求人を取り揃えているため、必然的に応募条件も「経験者」「管理職」などハードルが上がる傾向にあります。
そのため、「若手が応募できる案件が少なかった」という悪い口コミが検出されました。
口コミ件数としては2件(全体の2%)と少ないですが、傾向の一つとして知っておきましょう。
- (5/10) 選考の期待値が高く、若手枠は狭い。キャリア初期なら他選択肢も見た方が良い。 他の転職サイトも使うか、年収帯の高い職種を選ぶ必要がると感じた。(20代後半 性別回答無)
- (4/10) スキル要件のハードルが高く、若手人材に合う案件は少数だと感じた。別エージェントも併用した。(20代前半 男性)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
連絡スピード・調整で難があった(2人)
連絡スピードや調整面について、難ありとの悪い口コミが2件検出されました。
件数としては少ない(全体の2%)ため偶々起こってしまったケースであると想定されますが、担当者との電話のやり取りでタイミングが噛み合わなかったという口コミがありました。
このため、「すぐにでも応募したい求人がある」という方は、他社も併用したほうが良いです。
なお後述しますが、現在はJACリクルートメントの方針によって改善されている可能性があります。
- (5/10) 電話の折り返しが噛み合わず以後はメール連絡にてやり取りした。結果的に調整が楽になったので良かった。 課題はあったが、面談や情報提供の質で十分に価値を感じた。(50代後半 男性)
- (4/10) 登録後、連絡が来なかったのでこちらから連絡して面談の調整を行った。スピード感を持って転職をしたい方にはあまりオススメできない。(50代前半 女性)
出典:自社アンケート調査(対象100名)
JACリクルートメントを利用するメリット5つ
JACリクルートメントを利用するメリットは、以下の通りです。
以下、それぞれ解説します。
外資系企業への転職に強い!グローバルネットワークを活用
JACリクルートメントを利用する一番のメリットは、「外資系・グローバル企業に強い」という点です。
JACリクルートメントは日本国内の外資系求人、海外駐在求人、海外本社求人を多く取り揃えています。
これが実現できるのは、JACリクルートメントが日本国内だけでなく、世界各国に拠点を置き、多数のネットワークを保有しているためです。
JACリクルートメントのグループ拠点

日本( 東京/北海道/東北/北関東/横浜/静岡/浜松/名古屋/京都/大阪/神戸/中国/福岡)
引用元:グループ拠点所在地|JACリクルートメント
シンガポール
マレーシア(クアラルンプール/ジョホール/ペナン)
インドネシア(ジャカルタ)
タイ(バンコク/チョンブリ)
韓国(ソウル)
ベトナム(ホーチミン/ハノイ)
インド(グルグラム/ベンガルール)
英国(ロンドン)
ドイツ(デュッセルドルフ/フランクフルト/ミュンヘン)
米国(ニューヨーク/ロサンゼルス)
また、社内公用語が英語のグローバル企業では英語面接のケースが多いですが、この対策ができるのも大きな強み。
もちろん、模擬面接では英語での予行演習ができますし、英文の履歴書・職務経歴書も添削してもらえます。
これが個人的にはかなりオススメ。
担当者が一気通貫の両面型なので求人提案時の情報量が多く品質も高い
JACリクルートメントは、いわゆる「両面型」の転職エージェントです。
「両面型の転職エージェント」とは、企業への人材紹介・求職者への転職サポートを同じキャリアコンサルタントが一気通貫して行う仕組みの転職エージェントを言います。
なお、企業への人材紹介と求職者への転職サポートをそれぞれ分担して行う仕組みを「片面型の転職エージェント」と言います。

両面型の転職エージェントでは、各担当者の負担が重くなる分紹介企業・紹介業種への知見が高まるというメリットがあります。
このため、求職者(=転職エージェントの利用者)としては、転職サポートにおいて質の高い情報を多く入手することが可能になります。
優秀なコンサルタントが多く在籍するJACリクルートメントだからこそ、この両面型を採用することができるのです。
職種特化のキャリアコンサルタントが約1200名在籍!濃いサービスが魅力
JACリクルートメントには、約1,200名ものキャリアコンサルタントが在籍しています。
各人がバラバラに動くのではなく、各キャリアコンサルタントを「特定の職種・業界」に特化させているため、組織として豊富な知見が蓄積されています。
当社にはコンサルタント型のプロフェッショナルコンサルタントが約1,200名在籍しており、日本国内のコンサルタント型の人材紹介サービスにおいては、業界最大規模の人数でサービスを提供しています
引用元:JACの特徴・強み|JACリクルートメント
上記の通り、コンサルタント型(=先述の両面型と同義)のコンサルタントを採用している転職エージェントとして、業界最大規模です。
大手のエージェントから安心してサービスを受けたい人には、JACリクルートメントがおすすめです。
ミドル~ハイクラス向けの求人が多く年収が上がりやすい
JACリクルートメントはミドルクラス~ハイクラス向けの求人を多く保有しているため、利用することで年収が上がりやすいという特徴があります。
以下は、JACリクルートメントの保有する求人を、年収別に区分けした円グラフです。

上記の通り、半数近くが「年収1,000万円」を超える求人です。
一方、年収500万円未満の求人は公開されておらず、「安い給与水準でもやりがいをもって働きたい!」という方には不向きと言えます。
JACリクルートメントだけの独占求人・非公開案件が多数あり
22,000件以上の求人数を公開しているJACリクルートメントですが、実はJACだけの独占求人・非公開案件が多くあります。
非公開求人には、多数の転職エージェントに同時に依頼されているものも多いのですが、JACだけが依頼を受けた「独占求人」も多数あります。
引用元:非公開求人とは|JACリクルートメント
企業の中には、JACリクルートメントとだけ契約している企業もあり、そのような企業の求人はJACリクルートメントでしか手に入りません。
求人を幅広く網羅したうえで最善の選択をするためにも、JACリクルートメントへの登録は必須です。
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JACリクルートメントを利用するデメリット3つ
JACリクルートメントを利用するデメリットは、以下の通りです。
以下、それぞれ解説します。
スキル不足・業界未経験の場合には求人を紹介されないケースがある
JACリクルートメントはミドル~ハイクラス向けの転職エージェントですが、裏を返せばスキル不足・未経験者には適していないことを意味します。
以下は、JACリクルートメントを利用した転職者の「年齢別割合」です。

上記の通り、JACリクルートメントを利用して転職した人のうち、86%が30代以上です。
つまり、20代の若手利用者は少数派なのです。
ただし、若手であっても以下のようなスキル・経験があれば求人を紹介してもらえます。
- 英語力
- 公認会計士資格
- USCPA資格
- 税理士資格
- 難関資格の学習経験者
- 証券外務員資格
- 国際秘書検定資格
- マネジメント能力・経験
連絡が遅くなるケースあり?ただし現在は改善されている模様
先述の悪い評判で示した通り、JACリクルートメントは「連絡が遅い」という口コミが検出されています。
もちろん全員ではありませんが、リスクとして事前に認識しておくべきです。(良い求人はすぐ埋まるので、スピード勝負にもなる)
なお、現在JACリクルートメントではサービスポリシーとして“Speed, Sincerity and Attitude”を掲げ、原則24時間以内の返答を心がけています。
原則『24時間以内』を基本として、速やかに状況を報告いたします。
引用元:サービスクオリティのお約束|JACリクルートメント
書類選考、面接の結果や進捗状況等、お問い合わせに対してもスピード重視で対応いたします。
上記のように現在では連絡スピードが改善されている可能性がありますが、不安な方は他の転職エージェントを併用しましょう。
国内における都心・副都心以外の地方で転職する場合にはやや不向き
JACリクルートメントは日本全国13拠点に本社・支店を構えており、日本国内の求人も幅広く揃えています。
しかし、本社・支店は都心・副都心を拠点としているため、郊外の求人は少ない傾向にあります。
よくあるご質問|JACリクルートメント引用元:
また、先述のとおりJACリクルートメントは外資・グローバル求人に強みを持つ転職エージェントですから、日本国内における郊外での転職にはやや不向きです。
JACリクルートメントの本社・支店の最寄り駅は、以下の通りです。
エリア | 本社・支店 |
---|---|
東北地方・北海道 | 北海道支店(札幌駅) 東北支店(仙台駅) |
関東地方 | 東京本社(神保町駅) 北関東支店(大宮駅) 横浜支店(横浜駅) |
東海地方 | 静岡支店(静岡駅) 浜松支店(浜松駅) 名古屋支店(名古屋駅) |
関西地方 | 京都支店(烏丸駅) 大阪支店(梅田駅) 神戸支店(三宮駅) |
中国地方 | 中国支店(広島駅) |
九州地方 | 福岡支店(博多駅) |
JACリクルートメントを使って転職活動を終えるまでの流れ
JACリクルートメントを利用し、転職活動を終えるまでの流れは以下の通りです。
以下、それぞれ解説します。
まずJACリクルートメント公式HPにジャンプし、メールアドレスによる仮登録を行います。


メールアドレスを入力し「同意して仮登録する(無料)」ボタンを押すと、登録したアドレス宛にメールが届きます。会社のアドレスは使わず、プライベート用のメールアドレスで登録して下さい。
メールアドレスの仮登録が完了したら、本登録を行います。
ここでは、以下の項目を入力しましょう。
- 現在の職種
- 現在の在籍企業名
- 居住の都道府県
- 現在の年収
- 現在の役職
- 入社年月・退社年月・職務内容(職歴)
- 転職回数
- 最終学歴・卒業年
- 語学スキル・資格スキル
- 希望勤務地域
全て入力する必要はないものの、できる限り細かく書いておくと後々の面談においてより適合した求人を紹介してくれる可能性がUPします。
メールアドレスを登録すると、2営業日以内にキャリアコンサルタントから連絡が入ります。(電話またはメール)
その際、希望や面談日時の予定を聞かれますので、事前にスケジュールを確認しておきましょう。
初回面談では、以下のような内容を確認・すり合わせします。
- 希望条件
- 希望年収
- 希望職種
- 将来のキャリアプラン など
希望が決まっていなければ、その旨を伝えれば問題ありません。(どのようなキャリアが合うのか、雑談を交えながらじっくりとすり合わせします)
なお、面談は「オンライン面談」「電話面談」「対面式の面談」のいずれかを選択できますので、希望を伝えておきましょう。
また、初回面談を経なければ求人は紹介してもらえないため、必ず初回面談を受けてください。(もちろん無料)
初回面談は通常1時間~2時間で完了します。(聞きたいことがあれば、もっと時間をかけても構いません)
初回面談が終わるとキャリアコンサルタントから求人票を貰います。
この面談で希望を齟齬なく伝えることで、より自分にマッチした求人を紹介してもらえる確率が上がります。
上手く希望が伝わっていなければ、アンマッチな求人が紹介されてしまうため、時間をかけて擦り合わせすることをオススメします。
入手した求人の中に良い求人が見つかったら、応募前に以下の書類を作成します。
- 履歴書
- 職務経歴書
履歴書は使いまわせるケースが多いですが、職務経歴書は応募企業によってアレンジする必要があります。
より内定率を高めるには、これらの応募書類を添削してもらう必要があります。
応募前に、担当のキャリアコンサルタントに内容を見てもらうようにしましょう。
準備が整ったら、書類を提出して選考に入ります。
書類選考が通過すると、面接フェーズに入ります。
面接前には、面接対策・模擬面接を行うと良いです。
- 面接対策:想定質問リストをもらえる
- 模擬面接:実戦形式で面接対策ができる
特に転職活動が初めての方は、ぶっつけ本番では失敗する可能性が高いです。
面接が苦手な方・不安な方は、JACリクルートメントを活用してシッカリと準備して本番に臨みましょう。
面接が終わり、内定が出ると条件交渉フェーズに入ります。
条件交渉においても、JACリクルートメントを活用することができます。
条件交渉フェーズでは、以下のような交渉・擦り合わせを行います。
- 年収交渉
- 具体的な雇用条件の交渉
- 入社日の擦り合わせ
いずれにおいても、自分で直接交渉・調整する必要はなく、JACリクルートメントのコンサルタントが間に入って調整してくれます。
そのため、条件交渉において煩わしさを感じることは一切なく、良い条件で転職先に入社することができます。
また、JACリクルートメントでは「退職のタイミング」「退職の方法」など、悩み相談にも乗ってくれます。
JACリクルートメントに関するよくある質問
JACリクルートメントに関するよくある質問を、QA形式でまとめました。
JACリクルートメントを使うと今の会社にばれる?
普通に利用していれば、JACリクルートメントを使っていることが外部の人にバレることはなく、もちろん今働いている会社にバレることもありません。
特にJACリクルートメントは上場企業として有効な内部統制の構築義務があり、個人情報管理・情報漏洩対策が厳格です。
JAC Recruitmentは、コンプライアンス室マネージャーを個人情報保護管理責任者として、お客様の個人情報を適切かつ安全に管理し、漏洩、滅失、棄損を予防する保護策を講じています。
引用元:個人情報取扱及びサービス利用規約|JACリクルートメント
ただし、例えば面談を対面で行う際に同オフィスに入るところを同僚に見られたり、JACから入手した名刺を第三者に見られるなどすればバレる可能性はあります。
JACリクルートメントと他社との違いは何?
JACリクルートメントと他の転職エージェントとの違いは、以下の通りです。
- 外資系・グローバル求人が豊富
- ミドルクラス・ハイクラス向けの求人が豊富
- 職種は限定しない(総合型エージェント)
零細企業を探している方には、JACリクルートメントはおすすめしません。
JACリクルートメントが最悪と言われるのはなぜ?
未経験分野への転職を希望すると門前払いにあうケースがあり、これが「最悪」という評価を受けているようです。
JACリクルートメントは、ミドル~ハイクラス特化の転職エージェントであるため、この特徴を事前に理解して利用しましょう。
JACリクルートメントはどうやって退会しますか?
JACリクルートメントの退会方法は、2パターンあります。(どれを選んでもOK)
- マイページから退会申請する
マイページにログインし「退会申込はこちら」のボタンを選択すると、退会フォームが表示されます。ここで「退会:登録情報削除」にチェックし送信ボタンをクリックすると、退会申請が完了します。(ただし、後で担当コンサルタントから連絡が入り、理由を確認されるケースが多い) - キャリアコンサルタントに直接退会したい旨を伝える
担当者に連絡して「退会したい」旨を伝えると、そこで退会処理をしてもらえます。(ここで理由を聞かれるケースが多い)
いずれの場合も、担当コンサルタントから理由を問われます。
今後のためにも、正直に退会理由を伝えてあげると良いでしょう。
JACリクルートメントとの併用におすすめの転職サービスを比較
JACリクルートメントと比較されやすい「ハイクラス向け」「外資系に強い」転職エージェントを、以下に比較しました。
【比較】JACリクルートメントとの併用におすすめの転職サービス
特徴 | 求人数 | コンサルタント数 | |
---|---|---|---|
JACリクルートメント![]() | ハイクラス特化 外資系企業に強い | 22,000件以上 | 約1,200名 |
MyVision![]() | コンサル・会計系に特化 面接対策が強み | (非公開) | 約70名 |
ランスタッド![]() | 外資系の転職サービス 一部ハイクラス求人あり | 約7,000件 | 約60名 |
(2025年9月3日現在のデータ)
ハイクラス・外資系に強い転職エージェントとしては、JACリクルートメントがずば抜けています。
しかし、担当者に当たり外れがありますから、サブとして他社を併用するのもありです。
以下、比較されやすい「MyVision」と「ランスタッド」について解説します。
MyVision

ランスタッド

公式HP:https://www.randstad.co.jp/
JACリクルートメントの会社概要
サービス名 | JACリクルートメント |
---|---|
運営会社 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
設立 | 1988年3月7日 |
資本金 | 6億7,226万円 |
許可・届出受理番号 | 13-ユ-010227 |
対応業種 | 全業種 |
求人数 | 22,000件~ |
グループ拠点数 | 11ヵ国・34拠点 |
所属コンサルタント | 約1,200名 |
利用料金 | 無料 |
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