コンサルティング業界に強い転職エージェントは、コンサルティングファームとの企業提携数が豊富なため、自身の経験やスキルに適した求人を紹介してもらえます。
厚生労働省に登録されている転職エージェントは全国に28,000社以上に及ぶものの、コンサルティング会社への転職を得意とするサービスを探すのも一苦労です。
未経験からのコンサル転職で失敗したくないのなら、経営コンサルタントやITコンサルタントといった職業への転職に詳しいエージェントを選択する必要があります。
転職エージェントの種類 | コンサル特化型 | 総合型 |
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コンサルティング会社の求人数 | 多い | 少ない |
コンサルティング会社の選考対策 | ◯ | △ |
コンサルティング会社との年収交渉 | ◯ | ◯ |
コンサル業界以外の求人紹介 | × | ◯ |
全業界の求人を取り扱う総合型のサービスもありますが、コンサルティングファームへ転職するときはコンサル会社との提携をメインとしたエージェントを使うのがおすすめです。
コンサル業界に強いおすすめの転職エージェントをランキングいたしましたので、参考にしてください。
1位のMyVisionは外資戦略系コンサルやIT系コンサルをはじめ、総合系コンサルといった大手コンサルティングファームへの転職支援実績が豊富です。
この記事では、職業安定法に基づいて運営されたコンサルティング業界に強い転職エージェントの一覧の顧客サービスを比較し、おすすめ順にランキング形式で紹介していきます。
- コンサル業界未経験の人は転職エージェントを使うのが最適!適切な求人紹介や選考対策が可能
- コンサル未経験者におすすめの転職エージェントは中立的なキャリア相談を提案してもらえるMyVision(マイビジョン)
- 外資コンサルや戦略コンサルを目指す人はムービン・ストラテジック・キャリアとMyVision(マイビジョン)に登録するのがおすすめ
- アクシスコンサルティングはITコンサルティング会社への転職支援実績が豊富
- 未経験者のコンサル転職の割合は2018年度から約2倍に上昇している
- 30代でコンサル未経験の人でもコンサル転職は十分可能
またコンサルティングファームの分類ごとに最適な転職エージェントについても、おすすめ順にランキング形式でご紹介しています。
>>コンサルティングファームの種類別に最適な転職エージェントを確認する
本記事ではコンサル転職でおすすめの転職エージェントの比較に加えて、各社の評判や特徴についての調査結果も掲載しています。
未経験者向けにコンサル転職でエージェントを使うメリットや、コンサルティングファームへの転職難易度についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
コンサル業界に強い転職エージェントおすすめランキングの一覧!未経験でも失敗しづらい12社を比較
コンサル業界に強い転職エージェントは人気ファームとの提携社数が豊富で、外資系の戦略コンサルやIT系コンサルファームにおける幅広いポジションの求人を取扱しています。
ケース面接対策やレジュメ添削といった選考対策サポートも充実しており、コンサル未経験でも転職に失敗しづらい点も魅力です。
今回は、コンサル転職のときにエージェントサービスを利用した2,000人にアンケート調査を実施しました。
未経験者がコンサルへ転職するときにおすすめのエージェントをランキング形式で比較し、一覧表でまとめた結果は以下を参考にしてください。
コンサル転職に強いエージェントのおすすめランキング | MyVision | アクシスコンサルティング | ヤマトヒューマンキャピタル | コトラ | アンテロープキャリアコンサルティング | ムービン・ストラテジク・キャリア | エグゼクティブリンク | クライス&カンパニー | ウィンスリー | リネアコンサルティング | コンコードエグゼクティブグループ | クレドス |
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転職エージェントサービスのロゴ | ||||||||||||
コンサル会社の公開求人数 | 非公表 | 非公表 | 1960件 | 2500件 | 840件 | 1770件 | 1740件 | 1640件 | 115件 | 100件 | 310件 | 非公表 |
外資・戦略コンサルの求人数 | 非公表 | 非公表 | 540件 | 200件 | 250件 | 1300件 | 220件 | 280件 | ー | 40件 | 240件 | 非公表 |
ITコンサルの求人数 | 非公表 | 非公表 | 410件 | 60件 | 230件 | 800件 | 1490件 | 590件 | 115件 | 40件 | ー | 非公表 |
キャリア相談の質 | ◎ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
選考対策の質 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | △ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
特徴 | 1人1人に最適なキャリアプランを提案してもらえる | 戦略コンサルからITコンサルまでの幅広い求人を取扱う | 金融系コンサルティングファームへの転職に強い | 適切なコンサル求人の紹介が保証されている | 財務会計系コンサルやM&Aコンサルの求人が豊富 | 外資系戦略コンサルティングファームへの転職に強い | 洗練された選考対策を受けられる | 継続的に内定がもらえない状況でも長期的にサポートを受けられる | IT人材に特化しておりITコンサルタントへの転職に強い | 企業との相性も考慮して紹介してもらえる | 一度選考に落ちたファームにも再応募できる | 30代のシニアコンサルティングポジションの転職に強い |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
参照元:求人情報を探す-コトラ
コンサルティングファームへの転職・中途採用求人情報-アンテロープ
コンサルタント 求人・中途採用情報-ムービン
求人情報-エグゼクティブリンク
コンサルタント求人情報一覧-リネアコンサルティング株式会社
当コンテンツでは利用者のアンケート調査結果に基づきランキングが作成されています。評価基準を数値化し、合計点数が多い順に掲載を行っています。>> 2024年版のランキングの根拠はこちら
上記の転職エージェントでは中立的な意見をもとにキャリア相談をすることが可能です。
希望の年収や業務内容といった条件をもとに、将来像までの最適なルートと10年後までのキャリアプランを提案してもらえます。
とくにアクシスコンサルティングなら、戦略コンサルからITコンサルまで幅広いファームでの求人を保有しており、希望の成長環境や業務内容に合わせたポジションが見つけることができるでしょう。
MyVision(マイビジョン)は1人1人の就業経験やスキルをもとにコンサル業界を通じたキャリアプランを提案してもらえる
MyVision(マイビジョン)は1人1人の就業経験に寄り添ったサポートを行ってもらえるため、コンサル転職後のキャリアプランを提案してもらえるという特徴があります。
コンサルティング業界に精通したコンサルタントにより、自身に将来像を鑑みて最適なコンサル企業や求人を紹介してもらえます。
日本ビジネスリサーチによると、「理想のキャリアアップが期待できる」という部門で95%の利用者が高評価を示しており、中立的なキャリア提案が実施されていることが伺えます。
コンサル業界に特化した人材支援を行っていることで、求職者に対する濃度の高い転職サポートを可能にしているのです。
提携社数も豊富で、人気な外資系戦略ファームをはじめ、総合系ファームやシンクタンク系コンサル会社の求人も取扱しているため、エージェント都合の求人紹介が実施される心配はありません。
コンサル業界に憧れがあるものの、その後のキャリアプラン設計や相性の良いファーム探しに不安をお持ちの方はMyVisionに登録するのが最適です。
ファームの公開求人数 | 非公表 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、総合系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
アクシスコンサルティングは戦略コンサルからITコンサルまで幅広い求人支援実績を誇る
アクシスコンサルティングは戦略コンサルからITコンサルまで幅広いファームやポジションの求人を取り扱いしている特徴があります。
実際に執筆者アクシスコンサルティングの公式サイトを調査した結果でも、前職の就業経験や職歴に合わせて適切なファームへの求人紹介を成功させた事例が確認できています
創業20年で構築したコンサル業界との強いパイプを保持しており、豊富なファームとの提携を獲得しているため、1人1人にマッチした求人を紹介してもらえるのです。
各ファームに対して優秀かつ適切な人材を紹介しており、BIG4などの大手外資系コンサルといった提携獲得が難しい会社とも高い信頼関係を築いているため、他社では扱っていない独自性の高い求人まで取扱されています。
さらにアクシスコンサルティングでは平均3年間のサポート期間を設けており、仮に紹介された求人に内定を受けられない状態が続いた場合でも、選考に落ちた理由の分析や対策を講じてもらえます。
現役コンサルタントの4人に1人が使っている定番の転職エージェントなので、未経験の人でコンサル向けのエージェントをお探しならアクシスコンサルティングを選べば間違いありません。
ファームの公開求人数 | 非公表 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、IT系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
ヤマトヒューマンキャピタルは金融系コンサルティングファームへの転職に強い
ヤマトヒューマンキャピタルは金融系コンサルティングファームへの転職に強いエージェントです。
経営とファイナンス業界専門の転職支援サービスとなっており、M&Aコンサルや事業再生コンサルをはじめ財務系といった金融系コンサルティングファームに特化しています。
実際にヤマトヒューマンキャピタルの求人情報を調査した結果でも、2024年現在で事業再生コンサルや財務系コンサルの求人は約400件ほど保有しており、他社よりも多く取り扱いされています。
M&Aや事業再生といった金融業界で求人数No.1を獲得しており、金融系企業との高い信頼性を構築しているため、コンサル分野においても財務や会計系ファームで豊富な求人を保持しているのです。
金融業界に精通したコンサルタントも多数在籍しているため、金融や会計系コンサルのキャリアプランの提案や適切な求人選定をしてもらえるでしょう。
ファームの公開求人数 | 約1960件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 財務アドバイザリー系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
コトラは職業紹介優良事業者認定を受けており適切なコンサル求人の紹介が保証されている
コトラは職業紹介優良事業者認定を受けている転職エージェントサービスで、法令遵守や適正な採用マッチングの実施が保証されています。
転職エージェントの中には、年収が高い求人に求職者を誘導し、高い報酬額を獲得しようとする会社も存在しますが、コトラは個人の希望に合わせた求人を紹介してもらえます。
実際にコトラのコーポレートガバナンスでも、企業側に対しても中長期的に活躍できる人材の紹介を経営理念として掲げており、求職者としては自身のスキルや経験に適したファームやポジションを中立的に提案してもらえます。
企業様に対しましても中長期的な視点でご活躍いただける人材やソリューションをご紹介し企業生産性や企業価値の向上に貢献することで、就労に関する社会的な課題の解決を行い、社会に寄与することを目的としております。
コンサル業界の求人も多数保有しており、戦略コンサルや外資系大手ファームをはじめ、ITコンサルといった幅広い求人を保有しています。
実際に執筆者がコトラの公式サイトを調査した結果、2024年現在のコンサルファーム求人数は計2,500以上にも及んでいることが確認できています。
コンサルへの転職でエージェントを使いたいけど、信頼性の高い会社が見つからない人は、ぜひコトラの転職支援サービスに登録されてみてください。
ファームの公開求人数 | 約2500件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 総合系ファーム、組織人事ファーム |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
アンテロープキャリアコンサルティングは財務会計系コンサルやM&Aコンサルの求人が豊富
アンテロープキャリアコンサルティングは財務会計系コンサルやM&Aコンサルに関する豊富な求人を取扱している点が魅力です。
実際に執筆者がアンテロープキャリアコンサルティングの求人検索情報を調査した結果でも、金融系のコンサル会社の案件は2024年現在で約300件ほど保有されており、他社平均約100件の3倍以上保有していることが確認できています。
アンテロープキャリアコンサルティングは金融業界のポジションの転職支援実績を多く獲得しており、財務会計系コンサルやFASコンサルといったファームとの高い信頼性を構築しているのです。
コンサルタントも金融業界出身者が多く在籍しており、財務系やM&Aコンサルのキャリアパスや業務に対する深い理解を持っているため、確度の高い選考対策も提供してもらえます。
金融系コンサルティングファームへの転職を希望する人は、アンテロープキャリアコンサルティングに登録しておけば間違いありません。
ファームの公開求人数 | 約840件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 財務アドバイザリー系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
ムービン・ストラテジック・キャリアは外資系戦略コンサルティングファームへの転職に強い
ムービン・ストラテジック・キャリアは外資系戦略コンサルティングファームへの転職に強いエージェントサービスです。
1996年に設立された老舗のコンサル転職エージェントであるため、他社よりも豊富なコネクションを保持しており、特に戦略コンサル会社への転職支援実績が高い特徴があります。
例えば、外資系戦略コンサルであるマッキンゼーカンパニーとボストン・コンサルティング・グループの転職支援実績は全国のエージェントの中で毎年上位2以内を獲得しています。
参照元:数字で見るMovin’-株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア
さらに長年にわたるコンサル転職支援のデータをもとに、選考対策を行ってもらえるため、洗練された面接対策を受けることが可能。
コンサルティング業界の転職支援に絞り、対象の求職者を絞ることで、1人1人のキャリアパスや選考対策のサポートが充実している利点もあります。
戦略コンサルティングファームへの転職を検討している人は、ムービン・ストラテジック・キャリアの転職エージェントに登録して支援を受けることが得策です。
ファームの公開求人数 | 約1760件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、組織人事コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
エグゼクティブリンクは過去実施された7,000回以上の面接試験の内容をもとに洗練された選考対策を受けられる
エグゼクティブリンクは過去7,000回以上の面接試験の内容をもとに、洗練された選考対策を受けられる点が魅力です。
年間内定者数500名を超える豊富な転職支援実績による過去のデータから、独自の面接試験対策が作成されており、未経験者であってもコンサル会社への転職成功率を高めることができます。
過去実施された7,000回以上の面接試験の内容を収集・分析の上で作成した「独自の面接対策資料」を用意しています。
WEBテストでの出題傾向やケース面接の傾向、面接時の質問内容など全範囲が網羅されており、面接のときに想定外の質問を減らして挑むことが可能になります。
コンサル業界に特化した転職支援を実施していることから、1人1人の求職者に対して充実したサポートの提供を可能にしており、本人が納得するまでキャリアパスや求人の提案を継続的に行ってもらえます。
とくに未経験でコンサル転職先のキャリアパスに不安がある人にも、後悔が残らないようエグゼクティブリンクでオーダーメイドなアドバイスを受けるのが最適です。
ファームの公開求人数 | 約1740件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、財務アドバイザリー系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
クライス&カンパニーは中長期的にサポートを受けられるためコンサル会社から内定もらえる自信がない人に最適
クライス&カンパニーは中長期的にサポートを受けられるため、コンサル会社へ内定を受けられない場合でも継続的に転職支援を受けられる利点があります。
実際にクライス&カンパニーの公式サイトを調査した結果でも、利用者の約2割の人が2年以上転職支援を受けていることがわかります。
決定された方の19.6%の方がご面談から2年以上を経て転職を実現
さらにクライス&カンパニーはコンサル業界の求人が豊富で、とくにITコンサルをはじめ業務コンサルの領域で求人を取り揃えています。
会社紹介資料では両面型人材紹介方式も採用しており、コンサル会社との相性を考慮したマッチングを行ってもらえるのも嬉しいポイント。
コンサルへの内定に自信がない人や、コンサルへの転職に不安がある人は、クライス&カンパニーを利用すれば転職後に後悔するリスクを減らすことが可能です。
コンサル求人数 | 約1630件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、IT系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
ウィンスリーはIT人材に特化した人材紹介サービスでITコンサルタントを目指す人に最適
ウィンスリーはデジタル領域を主軸とした転職支援サービスで、ITコンサルタントへの転職を希望する人に最適です。
実際に、PwCやアクセンチュアといった総合コンサルティングファームのITコンサルタントポジションへの転職紹介実績を誇っています。
IT分野に特化したコンサルティングファームの決裁権者ともコネクションが通じており、新規事業部開拓や開発メンバーの不足といった最新情報を仕入れているため、内定しやすいタイミングで応募を代行してもらえます。
キャリアコンサルタントもデジタル分野での現場経験を持つメンバーが在籍しており、スキルや職務経歴に合わせて、転職成功率が高い最適なITコンサルティングファームやポジションを提案してもらえる点も魅力です。
コンサル求人数 | 4,650件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | IT系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
リネアコンサルティングは企業との相性も考慮して紹介してもらえるためコンサル転職後に後悔したくない人に最適
リネアコンサルティングはスキルや経験だけでなく、各コンサル企業の文化の適性を踏まえたマッチングを実施してもらえます。
リネアコンサルティングは1人の担当者が企業と候補者をつなぐ両面型人材紹介の方式を採用しており、求人企業と候補者の相性を考慮した転職支援を可能にしています。
例えば、リネアコンサルティング経由で日系コンサル会社に内定をもらった方は、成長できる環境を望む求職者の希望に沿ったファームが提案されていることが確認できています。
成長スピードが早く、グローバルで活躍出来て教育体制のしっかりしている企業とのご要望を受け、日系のコンサルティングファームをご紹介。希望条件を満たしており、プロセスが進む中で共に働く方との相性や社風等のフィーリングがあったため、入社を決意された。
コンサルへ転職した後に企業への定着や活躍ができずに後悔したくない人でも、リネアコンサルティングなら性格や希望条件に適したファームを紹介してもらえます。
ファームの公開求人数 | 約100件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、IT系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
コンコードエグゼクティブグループなら一度選考に落ちたファームにも再応募することが可能
コンコードエグゼクティブグループなら、一度選考に落ちたファームにも再応募することが可能です。
経営幹部との強固なネットワークを築いており、クライアント企業にポジション創設を提案できる体制が整備されているためです。
書類選考で一度落ちたファームに、コンコード経由で再応募できた
引用元:コンサル転職・ポストコンサル転職に強いエージェント~コンコードが信頼される3つの理由~-株式会社コンコードエグゼクティブグループ
実際に執筆者の知人はコンコードエグゼクティブグループを利用して、過去3ヶ月の間に他社のエージェント経由で選考に落ちたファームでも、新たなポジションの求人紹介をしてもらったうえ内定を受け取った経験があります。
さらに独自のキャリア戦略に基づき、専門的なノウハウの体系をもとに中長期的なプランを提案してもらえます。
なりたい姿と現状のスキルから判断し、コンサル会社の求人を紹介してもらえるうえ、ファームへの転職後の最適なルートを設計してくれるのです。
他社のエージェントで選考に落ちた人や、キャリア形成に不安な人は、コンコードエグゼクティブグループでコンサル転職の相談をしてみてください。
ファームの公開求人数 | 約320件 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、IT系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
クレドスは30代のシニアコンサルティングポジションの転職支援実績が豊富
クレドスの人材紹介サービスは、シニアコンサルティングのポジションの転職支援実績が豊富な点が特徴です。
クレドス経由の内定者のうち約4割がシニアコンサルティング職へ転職を果たしています。
内定者の平均年齢は36歳となっており、30代でコンサル未経験の人にとっても最適なエージェントサービスと言えるでしょう。
戦略コンサルティングファームをはじめ総合系コンサルティングファームとの豊富な提携数を保有しているため、コンサル会社への転職を通じて年収アップを狙いたい人やキャリアアップを目指している人に最適です。
ファームの公開求人数 | 非公表 |
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転職支援が得意なファームの種類 | 外資系戦略コンサル、総合系コンサル |
対応地域 | 47都道府県 |
ケース面接等の選考対策 | ◯ |
※公開求人数は2024年10月時点での件数を示したものです
外資・戦略系コンサル転職に強いエージェントのおすすめ比較ランキング
外資コンサルや戦略系コンサルへの転職をする人は、選考対策が充実しているエージェントを選ぶのが最適です。
後述するように、戦略系コンサルティングファームの転職求人倍率は約90倍にも達し、全ファームの中で最も難易度が高いと言われているためです。
外資・戦略系コンサルティングファームへの選考対策の充実さや求人数の豊富さをもとに、おすすめの転職エージェント3選をランキング形式でまとめた結果は以下のとおりです。
外資・戦略系コンサルティングファームへの転職に強いエージェント3選 | 転職エージェントの公式サイト | 外資系戦略コンサルティングに関する求人数 |
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1位:ムービン・ストラテジック・キャリア | 公式サイト | 1300件 |
2位:MyVision | 公式サイト | 非公表 |
3位:アクシスコンサルティング | 公式サイト | 非公表 |
ムービン・ストラテジック・キャリアは過去数十万件の選考内容をもとに対策を実施されます。
戦略コンサルティングファームの選考で重要視されるケース面接に対して面接想定対策を行っており、BIG4を含む外資系人気ファームへの高い転職支援実績を誇っているのです。
ケース面接対策も元コンサルタントを中心に実際の面接想定対策が可能
またMyVisionやアクシスコンサルティングは、選考対策のサポートについて利用者から高い評価を得ており、戦略コンサルティングの選考で突破しやすい職務経歴書の書き方などを添削してもらえます。
上記3社は、外資系戦略コンサルティングファームの求人数も豊富で、人気ファームとの提携社数も多いため、選考の実現可能性だけでなく自身の相性にあった社風や労働条件のコンサル会社への応募を提案してもらえるでしょう。
ITコンサル向けの転職エージェントのおすすめ3選
IT系コンサルティングファームへの転職を希望している人はIT業界出身のコンサルタントが在籍しているエージェントを選ぶのが得策です。
IT業界に精通したコンサルタントでないと、現在保有しているITスキルが発揮できるコンサルタントの案件を適切に紹介してもらえないためです。
ITコンサル向けのおすすめな転職エージェントは以下の3社になります。
IT系コンサルティングファームへの転職に強いエージェント3選 | 転職エージェントの公式サイト | ITコンサルに関する求人数 |
---|---|---|
アクシスコンサルティング | 公式サイト | 非公表 |
ウィンスリー | 公式サイト | 120件 |
エグゼクティブリンク | 公式サイト | 1480件 |
とくにアクシスコンサルティングでは、コンサル業界のみならずDXやITに特化したハイクラス層向けの転職支援も行っており、IT業界とコンサル業界の双方に精通したコンサルタントが在籍しているため、確度の高い求人を紹介してもらえます。
ただしIT業界未経験の人は、そもそもITコンサルタントや開発メンバーに転職することは難しく、上記3社でも受け付けてもらえないため注意が必要です。
総合コンサル向けの転職エージェント3選
総合コンサル向けの転職エージェントは以下の3社になります。
上記3社はコンサル業界の転職支援をメインとしており、総合コンサルティングファームの取扱求人数が多い印象です。
アクセンチュアやPwCコンサルティングといった人気ファームへの転職支援実績も豊富なため、総合コンサルティングファームを希望する人は、ぜひ登録されてみてください。
財務アドバイザリー系コンサルに特化した転職エージェント3選
財務会計コンサルに特化した転職エージェントサービスは以下の3社になります。
財務・会計系コンサル会社への転職に強いエージェント3選 | 転職エージェントの公式サイト | 財務会計系コンサルの求人数 |
---|---|---|
ヤマトヒューマンキャピタル | 公式サイト | 370件 |
アンテロープキャリアコンサルティング | 公式サイト | 310件 |
エグゼクティブリンク | 公式サイト | 190件 |
財務アドバイザリー系コンサルへの転職を希望する人は、金融系のコンサルティング求人を豊富に保有するエージェントを利用するのが最適です。
上記3社はコンサル特化型の転職エージェントの中でも、金融系の求人を多く取り扱いしており、前職の職務経験や相性にあったファームやポジションを提案してもらえます。
実際に執筆者も転職時にEY新日本監査法人へ中途入社する際に、ヤマトヒューマンキャピタルを利用した経験がありますが、公認会計士の資格によって転職が有利になる求人を紹介してもらえました。
財務アドバイザリー系のコンサルティングファームへの転職を検討している人は、ぜひ今回ご紹介した3社のエージェントを利用されてみてください。
組織人事コンサルに強い転職エージェント3社を比較
人事コンサルに強い転職エージェント3社をまとめましたので、以下を参考にしてください。
組織人事系コンサルティングファームへの転職に強いエージェント3選 | 転職エージェントの公式サイト | 特徴 |
---|---|---|
コトラ | 公式サイト | 249件 |
ムービン・ストラテジック・キャリア | 公式サイト | 310件 |
アンテロープキャリアコンサルティング | 公式サイト | 280件 |
上記3社は組織人事コンサルティングの求人数が多く、転職支援実績も高いエージェントとなっています。
とくにコトラは組織人事コンサルに関する取り扱い職種が多く、公式サイトでは専門性が高いポジションがピックアップされています。
- 組織・人事コンサルタント
- 人事・採用コンサルタント
- 人材開発・育成コンサルタント
とくに人材業界経験者はより自分の経歴にマッチした求人を探すことが可能なため、組織人事コンサルへの転職ならコトラに登録すれば間違い無いでしょう。
コンサル未経験者が転職で失敗しないエージェントの選び方!希望するファームの分野がないなら求人紹介の評判が良い会社を選ぼう
コンサル転職でエージェントを選ぶとき希望するファームの分野がないなら、求人紹介の評判が良い会社を選ぶのが最適です。
納得できる企業への紹介を実現している会社は、全方位のファームへの取り扱い求人やコンサルタントの質が担保されているためです。
これからコンサル転職をする人のために、転職エージェントを利用したことがある2,000人を対象としたアンケート調査を実施し、求人紹介の質やサービスに関する評判を調査しました。
コンサル転職でおすすめのエージェントごとに評判を比較した結果は、以下を参考にしてください。
コンサル向け転職エージェント | 納得できる企業の紹介 | アドバイザーの質 | 選考対策の質 | 総合評価 |
---|---|---|---|---|
アクシスコンサルティング | ◎ | ◎ | ◎ | 4.6 |
MyVision | ◎ | ◎ | ◎ | 4.5 |
コトラ | ◎ | ◎ | ◯ | 4.3 |
アンテロープキャリアコンサルティング | ◎ | ◎ | ◎ | 4.3 |
ムービン・ストラテジック・キャリア | ◯ | ◎ | ◎ | 4.2 |
エグゼクティブリンク | ◯ | ◎ | ◎ | 4.1 |
ヤマトヒューマンコンサルティング | ◯ | ◎ | ◯ | 4.1 |
クライス&カンパニー | ◯ | ◯ | ◯ | 4.0 |
リネアコンサルティング | ◯ | ◯ | ◎ | 3.8 |
ウィンスリー | ◯ | ◯ | ◯ | 3.6 |
コンコードエグゼクティブグループ | ◯ | ◯ | ◯ | 3.5 |
クレドス | △ | ◯ | ◯ | 3.3 |
※2022年12月から2023年12月までの期間中の利用者による評価をもとに作成されたものです。
利用者の評判を点数化して比較した結果、求人紹介の質に関する評価が最も高かったのは、アクシスコンサルティングとMyVisionという結果となりました。
上記2社は全方位のファームへの求人が豊富なうえ、コンサル未経験者であっても1人1人に丁寧に対応してもらったとの評判が多く上がっているのです。
実際に私の知人もMyVIsionに登録した経験がありますが、コンサル業界での職務経歴がない状態であっても、内定を獲得できるまで中長期的に求人紹介の提案や選考対策をしてもらえました。
一方で、資本金が潤沢でない転職エージェントは、少数精鋭のコンサルタントによりコンサルティングファームへの高い転職支援実績を出すことが要求されます。
そのため必然的に内定の見込みが薄い未経験者は、求人紹介の対応が粗雑になる可能性があるのです。
希望するファームの分野が定まっていない人は、1人1人に丁寧に対応してもらえるファームを選ぶのが賢明です。
複数のコンサル向け転職エージェントに登録しよう!2社または3社を利用するのが最適
コンサルティングファームへの転職の際にエージェントを利用するなら、2社から3社ほどの複数の会社に登録するのが得策です。
後述するように、コンサルティングファームへの中途入社は他業種よりも難易度が高いためです。
複数のエージェント経由で多くの求人に応募をすることで、本命以外のファームとの面接回数を増やすことができ、練習を重ねることが可能。
さらに複数のエージェントに登録することで、コンサルティングファームの求人に幅広く応募できます。
ただし、4社以上に登録してしまうと、スケジュール管理が煩雑になるうえ、同一のコンサルティングファムの求人に応募してしまうリスクもあります。
仮に同じコンサル会社への求人に応募を繰り返してしまうと、それだけで選考に落ちてしまう可能性もあるのです。
コンサル転職において、転職エージェントを利用する際は、最低でも2社多くて3社までにとどめておくのが得策です。
希望するファームの種類がある人は専門領域に強いエージェントのみに申し込むのが最適
希望するファームの種類がある人は、専門領域が高いエージェントのみを利用するのが最適です。
専門領域に強い転職エージェントは、その分野の求人数が豊富なうえコンサルタントも業界に精通しており、自身にあったキャリアプランの提案や希望のポジションの求人紹介を受けられるためです。
例えば、IT系コンサルティングファームへの転職を希望する人はITコンサルへの転職に強いアクシスコンサルティングやウィンスリーのみに登録するのが賢明です。
上述したように、転職エージェントに何社も登録し過ぎてしまうと、各社とのやりとりが煩雑となってしまい、転職活動の時間がむしろ割かれてしまう可能性があるためです。
外資系戦略ファームやIT系コンサルティングファームといったコンサル会社の種類やポジションが決まっている場合は、分野別におすすめのコンサル向け転職エージェントに優先的に登録するようにしましょう。
未経験の人がコンサル転職を成功させるならエージェントを使うのがおすすめ?
未経験でコンサル会社へ中途入社したい人は、コンサルに強い転職エージェントを利用するのがおすすめです。
後述するように、コンサル転職は他の職種と比較して難易度が高くコンサルタントとともに転職活動を進めることが一般的なためです。
実際にアンケート調査の結果でも、コンサルティングファームの内定者のうち、約5割の人がエージェントを利用していたことがわかっています。
コンサル転職でエージェントを使うメリットは以下の5つとなっており、内定率を高めることが可能です。
- 自身の就業経験や専門性を活かした求人案件の紹介で転職成功率が高まる
- コンサル転職後のキャリア形成についても相談できる
- コンサル会社が中途人材を欲しがるタイミングで応募してもらえる
- 過去問をもとにケース面接や書類添削のサポートを受けられる
- 年収交渉をしてもらえるため給与水準が上がる可能性がある
特に自身の経験やスキルとマッチしたポジションを紹介してもらえる点は、コンサル転職を有利に進めるうえで大きな利点だと言えます。
経験やスキルとマッチしたポジションを紹介してもらえる
コンサルに強い転職エージェントの特徴として、自身の経験やスキルにマッチしたポジションの求人を紹介してもらえるメリットがあります。
後述でも説明するように、コンサルティングファームの採用基準として専門性の高さを最も重要視されるため、コンサルティング会社への転職成功率を高めるには現時点の経験やスキルに適した案件選定が重要です。
ただしコンサルティングファームの区分や業務内容は他業種よりも多く、特に未経験者にとって自分の能力に適した求人を選定することは難易度が高い難点があります。
コンサルティングファームに特化した転職エージェントであれば、前職での経験や現時点のスキルをコンサルタントに伝えるだけで、適切な求人を探してもらえるのです。
コンサル業界に精通したコンサルタントに転職後のキャリア形成を相談できる
コンサルに強い転職エージェントを利用することで、コンサル業界に精通したコンサルタントのもとキャリア形成について相談できる点もメリットとして挙げられます。
コンサル業界に詳しいコンサルタントは、コンサルからの転職先に関しても熟知しており、希望の将来像に向けて最適なキャリアのルートを提案してもらえます
コンサルへ転職するときは、コンサルタントとして以下のようなキャリア形成が一般的であることを把握しておくのが賢明です。
- ポストコンサルタントとして専門性を高める
- 日系大手企業へ転職
- PEファンドへ転職
- 投資銀行へ転職
- 外資系企業へ転職
- 事業会社のCxOとして転職
- 起業して独立する
転職エージェントを利用すれば現状のスキルや就業経験から、現実的なキャリアプランやその後の転職先まで提示してもらえます。
コンサル後の転職で後悔したくない人は、転職エージェントを利用して具体的な行動計画を作成してもらうことが最適です。
ケース面接対策やレジュメ添削のサポートを受けられる
転職エージェントを利用することで、コンサルティングファームへの選考対策をサポートしてもらえます。
コンサルへの転職において以下のような選考フローを踏む必要があります。
- レジュメ(職務経歴書・履歴書)の提出
- WEBテスト
- 通常面接
- ケース面接
特にケース面接はコンサル業界ならではの選考フローとなっており、密度の高い対策を講じないと通過することは困難です。
コンサル業界未経験の人は、ケース面接等の選考対策が充実しているエージェントを利用して、論理的思考力やフェルミ推定の力が測定される選考を突破するようにしましょう。
実際に執筆者である藤沼が、おすすめのコンサル転職エージェントの公式サイトや利用者の評判を調査し、選考対策のサポート内容を比較してまとめた結果は以下のとおりです。
コンサル転職エージェント | 通常面接対策 | ケース面接対策 | レジュメ(職務経歴書・履歴書)の添削 | コンサル企業ごとの対策 |
---|---|---|---|---|
アクシスコンサルティング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
MyVision | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
アンテロープ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ムービン・ストラテジック・キャリア | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
エグゼクティブリンク | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
リネアコンサルティング | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
クライス&カンパニー | ◯ | ◯ | 非公表 | 非公表 |
評判の良い転職エージェントでは、書類添削から面接対策まで一気通貫でサポートしてもらえます。
さらにエージェントによっては、コンサルファームごとの面接対策も可能で、志望するコンサルティング会社が明確な人にとって内定率を高めることができます。
例えば、アクシスコンサルティングは、コンサル業界との強いコネクションを保持しており、企業別の採用動向を常に把握していることが公式サイトから確認できます。
企業のニーズに合わせた書類・面談対策が可能です。
他業種と比べて難易度が高いコンサルティング業界への転職を成功させるなら、転職エージェントが保有する良質な選考対策サポートを利用するのが賢明です。
コンサル会社との年収交渉を依頼することで給与水準が高まる可能性がある
転職エージェントを利用することでコンサル会社との年収交渉を代行してもらうことが可能です。
そもそもコンサル業界は他業種よりも年収の提示額が変動しやすく、年収交渉によって給与水準が上がりやすい特徴があります。
2024年時点でコンサル業界ではDXによる市場拡大により人材不足が加速しており、人材獲得競争が激化しているためです。
DXは日本の企業全体が取り組まなければならない喫緊の課題で、既存の人員だけでは対応できない。
コンサルティングファームへの転職を希望する人は、転職エージェントを使って年収交渉を依頼することで、給与レンジを高めるのが最適です。
実際に執筆者がコンサル転職に強い転職エージェントであるアクシスコンサルティングを利用したときも、年収交渉に応じてもらえました。
転職エージェントとしても求職者の給与を高めることで、報酬額が増えるため、積極的に対応してもらえるのです。
コンサル会社に中途で内定をもらうのに転職サイトはおすすめ?転職エージェントとサービスを比較
コンサルティングファームへの転職活動を進めるうえで、転職エージェントの他にも自身で転職サイトに登録して案件を選定する方法もあります。
転職エージェントを使うか迷っている場合は、転職サイトとのサービスを比較して自身の希望を叶えられるサービスを選定するのが最適です。
コンサル会社への転職において、転職エージェントと転職サイトを利用した場合のサービス内容の違いを以下の表でまとめたので、参考にしてください。
サービス内容 | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|
自分のペースでの転職活動 | △ | ◯ |
キャリア相談 | ◯ | × |
応募書類作成の代行 | ◯ | × |
選考対策のサポート | ◯ | △ |
スキルにマッチした求人選定 | ◯ | × |
費用 | 無料 | 無料 |
転職サイトの最大の利点は、自分のペースでコンサル会社への転職活動を進めることができる点です。
基本的に転職エージェントでは、求職者をコンサルティングファームへスムーズに斡旋することで、成果報酬を獲得し業績を高めようと動くため、場合によっては転職活動をせかされる可能性があるのです。
一方で転職サイトでは、自己分析ツールやレジュメ作成機能といった選考対策サポートが用意されているものの、転職エージェントよりもサポート内容が不十分な難点があるのです。
執筆者の経験上、以下のような特徴の人はコンサル転職の際にエージェントを使わなくても問題ないと考えられます。
- フェルミ推定やケース面接といった選考を自身の力で対策できる人
- ファームごとの企業文化や社風を理解しており、自身と相性の良い企業を探すことができる人
- 現状のスキルや経験をもとに、コンサル転職後のキャリア形成が明確な人
ただし、コンサル業界未経験者の中で上記の項目を満たす人はごく少数のため、基本的にはエージェントを利用して求人紹介や面談のサポートを受けるのが賢明です。
コンサル転職でエージェントを使う際の注意点はある?非公開求人は嘘の情報
非公開求人とは、企業のホームページや転職サイト上で一般的に公開されていない求人のことを指します。
転職エージェントの中には、非公開求人多数などといった謳い文句で、自社への集客を促す会社も一定数存在するのです。
しかし残念ながらコンサル業界において非公開求人は基本的に存在しません。
そもそも非公開求人は企業側が募集内容から事業戦略に関係する機密事項が推測されるのを防ぐ意図があります。
事業会社であれば新規事業の立ち上げ時に企業の方向性が他社に漏れると、他社の参入を許し企業の存続が危ぶまれるため、非公開求人を出稿する場合もありますが、事業の新規性が薄いコンサル業界では非公開求人を出稿するメリットが少ないのです。
実際に執筆者が中堅コンサル事務所への転職の際にコンサル特化型の転職エージェントを使った経験がありますが、非公開求人としてエージェントに紹介された案件が企業の募集職種として出稿されていました。
コンサルへ転職する際は、転職エージェントの公式サイト上に掲載されている非公開求人情報を鵜呑みにせず、公開求人数の豊富さを参考にするのが賢明です。
そもそもコンサル会社への転職はどれくらい難しい?2024年8月時点の求人倍率は約9倍
コンサルティングファームへの転職は他業種と比較して難しい実情があります。
大手転職エージェントサービスであるdodaによると、2024年8月時点のコンサルティング業界の転職求人倍率は8.87倍となっており、全体の転職求人倍率である2.83倍より大きく上回っています。
さらに前年同月比ではコンサルティング業界の求人倍率は約150%をマークしており、年々コンサルティングファームへの転職の人気度が高まっているのです。
前年同月比で増加率が最も大きかったのは「コンサルティング」(前年同月比150.1%)
求人倍率上昇の背景として、コンサルティングファームの年収上昇が原因となっていることが推察されます。
実際に執筆者がコンサルティングファームへの転職を希望した人へアンケート調査を行った結果に基づくと、コンサル会社への転職理由の最も多かった項目として「年収が高い」ことが確認できています。
ただしコンサルティングファームへの転職求人倍率は種類ごとに異なっているため、コンサル転職を検討されている人は希望する分類の難易度を確認することが重要です。
コンサルティングファームの分類ごとに転職難易度を比較
コンサルティングファームの転職難易度は分類ごとに異なり、コンサル会社への転職の成功率を測るには種類ごとの採用ニーズを確認するのが賢明です。
執筆者がコンサルティングファーム会社を調査し、採用人数や申込者数から求人倍率を算出した推定の求人倍率をいかに図でまとめましたので、参考にしてください。
コンサルティング業界の種類 | 転職難易度 | コンサルタント職の年収の目安 | 代表的なコンサルティングファーム企業 |
---|---|---|---|
戦略系コンサルティング | 5.0 | 500万円〜2500万円 | マッキンゼーアンドカンパニー ボストン・コンサルティング・グループ A.Tカーニー ベインアンドカンパニー |
総合系コンサルティング | 3.3 | 500万円〜2000万円 | デロイトトーマツコンサルティング アクセンチュア |
IT系コンサルティング | 3.1 | 500万円〜900万円 | フューチャーアーキテクト ウルシステムズ |
財務アドバイザリー系コンサルティング | 2.7 | 600万円〜1200万円 | KPMG FAS PwCアドバイザリー |
組織人事コンサルティング | 2.6 | 500万円〜2000万円 | WTW(ウィリス・タワーズワトソン) マーサージャパン |
参照元:コンサル向け転職エージェントに関するアンケート調査結果
コンサル年収ランキングファーム別・業界別で年収を徹底比較-ムービン・ストラテジック・キャリア
戦略コンサルティングの転職求人倍率は約90倍と推察され、全種類の中で最難関となっています。
総合系コンサルティング会社もファームの中で2番目の人気があり、約40倍の求人倍率であることがうかがえます。
コンサルでの転職では、前職での就業経験や業務内容についても重要視されるため、コンサルティングファームへ応募をする前にマッチしたファームを確認するのが得策です。
コンサルに転職しやすい業界は?内定者の前職の業界や業務内容を調査
上述したようにコンサル会社の転職採用では経験やスキルが業務内容とマッチしているかを重要視されます。
コンサルティングファームへの転職を検討する際は、前職の業界が希望するコンサル会社の求める業界であるかを確認する必要するのが賢明です。
実際に執筆者がコンサルティングファームの分類ごとに、コンサル未経験者である中途内定者の前職情報や採用ニーズをまとめた結果は以下のとおりです。
コンサルティングファームの種類 | 内定者の前職の業界 | 内定者の前職の業務内容 | コンサル未経験者の採用ニーズ |
---|---|---|---|
戦略系コンサルティング | 広告代理店、出版、メディア、インターネット、IT、通信、メーカー、官公庁、商社、Sler、航空、不動産、金融、士業、建設 | 営業企画、商品企画、経営企画、財務経理、リスク管理、事業企画、社内での業務改善、システムエンジニア | 20代の若手ハイポテンシャル人材または30代以降の特定領域に特化した人材 |
総合系コンサルティング | 20代中盤から30代前半までのハイポテンシャル人材または営業や企画といったコンサル業務と近しい職務経験のある人材 | ||
IT系コンサルティング | IT、Sler、メーカー(機械・電気) | システムエンジニア | 3年以上のIT経験がある人材を中心に採用 |
組織人事コンサルティング | 広告代理店、出版、メディア、インターネット、IT、通信、メーカー、官公庁、商社、Sler、航空、不動産、金融、士業、建設 | 人事、経営企画、システムエンジニア | 人事経験者や経営・事業企画経験者を優遇して採用 |
財務・会計コンサルティング | メーカー、Sler、官公庁、商社、金融、士業 | 営業企画、商品企画、財務経理、事業企画、システムエンジニア | M&Aや事業再生、経営企画の経験者を優遇して採用 20代後半まではポテンシャル採用 |
※採用ニーズは2024年現在の情報を記載しています
戦略系コンサルティングファームや総合系コンサルティングファームでは、業界に関わらず企画職や営業職を中心に採用が行われていることがわかります。
またITコンサルティングの場合は、ITのバッググラウンドは必須条件となっているファームが大多数となっており、JavaやPythonといった主要なプログラミング言語に精通しているうえ、インフラ設計やサーバーの管理経験があるかも判断されるでしょう。
IT系のスキルがある人はITコンサルティング以外のファームでも需要が高い
IT系のスキルがある人はITコンサルティングファーム以外でも需要が高く、転職しやすい傾向があります。
DX化の拡大に伴い、各コンサル会社ではITの専門的な知識のあるコンサルタントが不足しているためです。
3年以上のシステムエンジニアリング経験をはじめ、ネットワーク機械の設定や仮想化技術の知識がある人は重宝されている実情があります。
実際に執筆者がコンサル会社へ中途入社知人に聞き込みを行った結果でも、IT系のスキルがあれば未経験者であっても他領域より容易に内定をもらっていました。
ITに精通した人は自身のスキルに合わせた求人を選定して、コンサルへの転職を検討されてみてはいかがでしょうか。
大手企業出身者でないとコンサル会社への転職は難しい?内定者の出身企業を紹介
大手企業の出身者でないとコンサル会社への転職は難しいのか、という意見をよく見かける印象です。
しかし、戦略コンサルティングファーム以外であれば、大手企業出身でなくても転職は十分に可能です。
実際に執筆者が総合コンサルティングファームと戦略コンサルティングファームの中途入社者の出身企業を調査し、分布を図にまとめた結果は以下のとおりです。
総合コンサルティングファームでは、日系や外資の大手企業以外にも事業会社出身の人も多く、約3割が大手やコンサル出身以外から内定をもらっています。
一方で、戦略コンサルティングファームの場合は大企業やコンサル会社出身以外の中途入社者の割合が約1割ほどとなっており、大手企業の出身者を中心に採用を行っていることが確認できます。
戦略コンサルティングファームでは人材の質の低下を防ぐために少数精鋭の構図を長年維持しており、ビジネスマナーやクライアントマネジメントをより高度にこなした経験のある大企業出身者に入社者が偏っていることが推察されます。
また戦略コンサルティングファームでは高学歴でない人は中途入社は難しいとされているため、注意が必要です。
学歴はどれくらい必要?戦略コンサルへ転職するなら高学歴でないと難しい
コンサルティングファームへの転職を検討している人のなかには、学歴が高い必要があるのでは、と考えている人も多い印象です。
結論から申し上げると、戦略コンサルティングファーム以外の会社であれば、学歴は重要視されません。
実際に総合コンサルティングファームと戦略コンサルティングファームの内定者の学歴を分布で表した図は以下のとおりです。
総合コンサルティングファームの内定者はいずれもMARCH以上の上位校であるものの、東京大学や京都大学といった最上位校でなくても中途入社ができている印象です。
一方で、戦略コンサルティングファームの中途入社者の約8割が日本や海外のトップ大学出身という統計があり、高学歴でないと転職が難しい実情があります。
戦略コンサルティングファームは他の種類のコンサル会社と比較して応募者数が多いため、学歴フィルターを設けることで、より優秀な人材を効率よく採用しているのです。
学歴に自信のない人は戦略コンサルティングファームとは別のファームにも応募をすることで、コンサル会社への転職成功率を高めるのが賢明です。
30代前半なら未経験であってもコンサルティングファームへの転職は可能
30代前半であれば、未経験であってもコンサルティングファームへの転職は可能です。
DX化の影響を受けて、取り扱う案件も多様化しているため、各業界に詳しい専門性の高い人材の採用を積極的に行っているためです。
またコンサル会社では若手のコンサルタントを育成するマネジメントポジションが不足しており、30代以降の管理職の人材獲得競争が激化していることも背景として挙げられます。
コンサルティング業界では数年前まで若手層を中心に大量採用が行われてきたが、その若手の育成やマネジメントを担う人材が足りていない。
実際に執筆者がコンサル転職エージェントの利用者にアンケート調査を実施し、年齢分布をまとめた結果は以下のとおりです。
25歳以下 | 23.57% |
---|---|
26歳〜30歳 | 41.89% |
31歳〜35歳 | 20.84% |
36歳〜40歳 | 8.82% |
41歳以上 | 4.88% |
2023年から過去10年間にかけて、31歳から35歳までの入社者が全体の約2割も占めていた結果となっています。
- 前職でマネジメント経験がある人
- 情報システム部門やDX推進部門にてITの高度な経験やスキルを持つ人
- 事業企画や経営企画といった企画職の経験がある人
- 大規模なプロジェクトを推進した経験がある人
ただしポテンシャル採用の意味合いが薄い30代前半では、20代と比べてよりハイクラスの人材を求めており、上記のように高度な専門性やマネジメント経験、企画職の経験を持つ人を優先的に採用しています。
前職での経験やスキルがコンサル転職で有利に働くかを判断したい人は、今回ご紹介したおすすめのコンサル向け転職エージェントを利用して、コンサルタントに転職成功率を確認してみるのも有効な手段でしょう。
20代や第二新卒ならポテンシャル採用により転職しやすい
20代や第二新卒の人は他の年代に比べてコンサルティングファームへ転職しやすい特徴があります。
第二新卒とは一度就職を果たしてから3年以内に転職を志望する人を指します。
コンサルティングファームの人気上昇により人材獲得競争が激化していることから、優秀な学生を満足に採用できず、第二新卒や20代の人材をポテンシャル採用する動きが高まっているのです。
加えて、各産業におけるDX化に伴うコンサルティング市場の拡大によって、コンサルタントの採用人数が不足しており、若手を育成することで人材を補う必要があることも理由の1つとして挙げられます。
また第二新卒採用では、各業界の専門的な知識や就業経験を不問としているコンサルティングファームも存在します。
実際に総合コンサルティングファームであるKPMGの第二新卒採用の募集要項では、第二新卒に限り特定の業界の就業経験や専門的な知識を不問としているのです。
応募資格:選考時点で3年未満/経験社数2社以下の社会人経験をお持ちの方
精通した業界がない人や高度な専門性をお持ちでない人でも、第二新卒採用ならコンサルティングファームへ転職できる可能性があるため、関心が高い人は応募をして中途採用面接を受けてみるのも良いでしょう。
コンサル転職は何歳まで可能?未経験で35歳以上は難しい
コンサル転職は何歳まで可能なのかと不安に思っている人も多い印象です。
結論から申し上げると、コンサル業界未経験者の人は35歳以上になると、転職が難しい実情があります。
実際に上述した内定者の年齢分布を参考にしても、35際以上の内定者の割合が全体の約14%以下となっており、採用枠が狭くなっていることが伺えます。
コンサルティングファームが求める人物像の中に、素直さや誠実さといった柔軟性や学習意欲がある人が含まれており、前職での会社のカルチャーに染まっている可能性が高い30代後半以降の転職は難易度が高いのです。
ただし30代後半や40代以降であっても、精通したスキルやマネジメント経験、プロジェクトの推進といった実績があれば中途入社できる可能性があります。
コンサル会社への転職では英語力は必須スキルではない
コンサル会社への転職希望者の中には、英語力がないとコンサルティングファームへの転職は難しいのではという声も多い印象です。
しかし、実際はコンサル会社での中途採用選考において英語力はほとんど見られていません。
実際に執筆者の知人も、日常会話レベルで英語が話せない状態でも戦略コンサルティングに内定をもらっています。
コンサルティングファームとしてはGBCといったビジネス英語力を確認するテストを設けており、基準点を満たした人のみを昇進させる流れとなっているため、入社時点では英語力の有無で採用の合否を判断していないのです。
ただし、コンサルティングファーム一覧の中でも、外資系で海外案件を豊富に抱えているマッキンゼー・アンド・カンパニーのみは中途面接時に英語面接や英語レベルチェックが実施されるため、対策が必要です。
女性はコンサル会社へ転職しやすくなっている!2018年以降から採用が積極化
女性はコンサルティングファームへの転職がしやすくなっている実情があります。
実際に大手コンサルティングファームであるアクセンチュアでは、2018年以降から女性の採用を積極化しているのです。
上記のように2013年以降の5年間と2018年以降の5年間と女性の採用実績の割合を比較すると、約2倍まで上昇しています。
特に総合系コンサルティングファームの場合、市場拡大に伴う人材不足の補充のために採用の幅を広げており、女性の採用にも力を入れているのです。
育児休暇や在宅勤務制度を設けており、子育て中の女性の方に対しても多様な働き方が可能であることを示しており、ハードワークが難しい人であっても柔軟な採用を行っています。